「ブレア・ウィッチ」

ブレアウィッチ

2016年「ブレア・ウィッチ」を見ました。アメリカ映画です。「サプライズ」「ザ・ゲスト」など、そんなに怖くない気がする……けど、映像美にこだわりを感じるアダム・ウィンガード監督の作品。
・原作に登場したヘザーの弟と、そのガールフレンドが主人公
・ドローン撮影やGPSなど最新機器をもりもり盛り込みました
・森、廃屋、暗闇、咆哮、謎の何か。恐怖値満タン。
途中まではよくあるPOVにしか見えなかったのですが、ラスト20分くらい、廃屋を彷徨うシーンがとっにっかく怖い!こんなに怖い廃屋を見たのは久しぶりであります。... 続きを読む

「ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ」

ファイナルガールズ

2015年のアメリカ映画「ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ」。80年代のカルトホラー映画の中に飛び込んでしまった若者たちが、変わっていく展開に振り回されつつ、殺人鬼を殺すために奮闘。しかし、殺人鬼を殺せる力を持つ『ファイナル・ガール』が死んでしまい……という、とてもユニークな話。しかも死んだはずのママ(女優)と映画の中で再開し、ママを死なせないために奮闘する主人公がまたかわいらしいという、とにかく脚本が素晴らしいお話。
もうひとつのブログでは2016年に見た映画の感想をまとめているのですが、そこでも大絶賛したくらい好き。ただ、全然知られていないのが残念。... 続きを読む

「ビラボン」

ビラボン

2016年のオーストラリア映画「ビラボン」。
湖に住んでいるといっても水棲動物ではないのですが、呪われた悪霊が土地にやってきた人間を襲うというわかりやすいお話。
低予算なのかどうなのかわかりませんが、CGはわりあいチープではあるものの、お金がかかっている印象。撮影機材とキャストもちゃんとお金がかかっている感じなので、中規模ホラーという感じです(アイドルホラーよりも映像がきれいかもしれない)。
ちなみにビラボンとは「湖」のことであります。... 続きを読む

「ナイトライト -死霊灯-」

nightlight

2015年のアメリカ映画「ナイトライト -死霊灯-」。森や死霊や廃墟となった教会を詰め込んでいるのですが、いささか怖くありません。映画館で見たら怖いのかもしれませんが、うーむ。環境を整えればもっと怖くなるのかもしれないのですが、そこまでの手間をかけてみたいか?と言われると、即答もしにくい。
・ちょっと浮き気味の女の子が、リア充グループと森の中でかくれんぼ
・少しずつ、恐ろしい何かに浸食されていく彼ら
・彼らは無事に帰ることができるのか?... 続きを読む

「ザ・ハロウ/侵蝕」

thehallow

2015年の映画「ザ・ハロウ/侵蝕」を見ました。イギリス映画です。
「漆黒の闇が美しい」みたいなことがパッケージに書かれている通り、夜の森をひたすら逃げるシーンが続いたり、真っ暗な家の中で息を潜める場面が出てきたり、闇映画です。
・赤ちゃんを誘拐する妖精(ヨーロッパの民話にもあります)を刺激した夫婦
・実は彼らが引っ越してきた森と村には恐ろしい伝説と過去があった
・次第に浸食されていく夫婦の家、そして彼らも……?
ちなみに、妖精の造形は布と土っぽいような、人形のような感じ。白くてツルツルした人間らしい造形のもの(私の大好きなディセントでもあった、洞窟に住んでいる系統のもの)とは違い、パペット感が強い感じ。ちなみに夫婦が言いつけを破ってヒドイ目に遭う話です。... 続きを読む

「ロブスター」

robster

2015年の映画「ロブスター」を見た。すごくいい映画です。予告編はコミカルですが、本編は死ぬほど重いです。
「45日以内にパートナーを見つけなければ、動物に変えられる」というルールのある世界。無理やりにでも恋人を見つけるのが幸せなのか?それとも、恋愛を一切排除したコミュニティで生きることが幸せなのか?
思うがままに生きられない人間の息苦しさが描かれています。コリン・ファレルが冴えないおじさんを熱演しているのもすごいし、キャストも豪華であります。... 続きを読む

「ヘルケバブ 悪魔の肉肉パーティ」

herugebabu

2015年のトルコ/アメリカ映画「ヘルケバブ 悪魔の肉肉パーティ」を見ました。邦題がヒドイし、パッケージの「野菜のつぎ、おまえ!」というフレーズも何なのだろう?
よくある不遜な若者たちが何かの逆鱗に触れてバクバク食べられる話?かと思いきや……全然違う!
・夢と幻と恐怖が混じりあっており、見る側を混乱させる
・いい感じのおっさんたちが、不思議なコミュニティに迷い込み、恐ろしい事態に巻き込まれる
・ビジュアルも夢に出そう!
個人的には大好き。見てよかったです。... 続きを読む

「サマー・インフェルノ」

summeri

2016年のアメリカ/スペイン映画「サマー・インフェルノ」を見ました。
・感染者と非感染者が次々入れ替わる!
・森の中、言葉が通じない、襲われ続ける恐怖!という3本立て
・サマーキャンプの指導員という、「グリーンインフェルノ」に並ぶ意識高い系
まあ、指導員を「意識高い」と言い切るのは失礼ですが、「失礼な若者が罰を受ける」という構図ではなく、「人のためになることをしようと言いつつもアホな若者が罰を受ける」構図って最近、増えてきていますね。... 続きを読む

「デビルズ・トレイン」

devilstrain

2015年のイギリス映画「デビルズ・トレイン」を見ました。電車で何かが起こる系の映画は、やはり盛り上がりますね。
・森の中で電車が立ち往生。
・何かに襲われてしまった彼ら。その正体とは?
・果たして彼らは生き残れるのか??ゾンビ映画にありがちな展開だが、○○映画だということで、また違う味わい。
・ひとりひとり、仲間が欠けていくいつもの展開!ビジュアルセンスは素晴らしい。
なお、この映画の監督は「復讐少女」(未見)「シタデル」(見たけどあんまり覚えてない。良作だった気もする)のポール・ハイエット。もともとは特殊メイクの方みたいですね。... 続きを読む