「悪魔の倫理学」

akumanorinrigaku

2013年の韓国映画「悪魔の倫理学」を見ました。サスペンス映画なのですが、非常にハラハラ…するかと思いきや、テーマは「犯人捜し」ではなく「誰が彼女を死まで追い詰めたのか」というもの。つまり、誰が“悪魔”なのか?という話ですが、カメラのアングルなどが凝っていたり、暴力が非常にシャープに描かれていたりと、ユニークな作品であることはたしか。
人間がいかにしたたかでたくましいものなのかを描いている印象です。... 続きを読む

「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」から感じる、普通に生きていくことの美しさ

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2013年のイギリス映画「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」を見ました。この邦題のひどさがなかなかにダメな感じですが、この映画はホントーに、泣ける。日常のささいな生活すべてが、愛おしくなるようなそんな感じの話。「ラブ・アクチュアリー」の監督が撮影したらしいですが、この映画に関しては何回も見てるのに全然覚えてないんだよなあ。... 続きを読む

「ヘル・レイザー」

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実はもうひとつのブログでも未紹介だった(見るのは初めてではないけどね)1987年のイギリス映画「ヘル・レイザー」を見ました。
私は「悪魔のいけにえ」「死霊のはらわた」、ゾンビ三部作は好きなんですけど、この映画を見たのはとっても遅い。でも、それでも好きな映画。
監督はクライヴ・バーガーです。私がはっきり知ってるのは「キャンディマン」ぐらいですかね。他にもちょいちょい見ているんだけど。... 続きを読む

「オキュラス/怨霊鏡」

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2013年のアメリカ映画「オキュラス/怨霊鏡」を見ました。
鏡がキーアイテムで登場するオカルトを見るのは久しぶりです。『ミラーズ』とかそうだったよね。
犬木加奈子先生の漫画にも、姉妹が継母の悪霊が宿っている鏡と戦う話があったなあ。個人的にはこの映画、とってもおすすめ。... 続きを読む

「テスター・ルーム」

The Quiet Ones

2013年のイギリス映画だったように思う「テスター・ルーム」を見ました。この映画、TSUTAYAだけ!シリーズなのですが、当たり外れが多すぎるというよりも駄作が多すぎる当該シリーズのなかでもまあまあおそろしい気がする映画。主演の女の子の熱演はとにかく素晴らしい。色白で、お湯につけたら溶けちゃいそうなほど儚い感じです。... 続きを読む

「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」

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この映画はいいよね。何度でも言う、この映画はいいよね。2014年のニュージーランド映画「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」。
一見地味なこのお話がなぜ松竹から配給?とは思ったのですが、やはりそりゃあ面白いからであった。
ニュージーランドのコメディアンが脚本を執筆し、製作し、出演までしているこの映画。
「インド・オブ・ザ・デッド」もそうだけど、「ショーン・オブ・ザ・デッド」に次ぐホラーコメディとして評価されるべき映画。ゾンビじゃなく、あえてあまり手垢のついていないヴァンパイアコメディをテーマにして、ここまでわちゃわちゃ面白くできたのはすごいなあ。... 続きを読む

「インフェクション/感染」

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2014年のアメリカ映画「インフェクション/感染」を見ました。非常に物足りない感染映画ですが、この映画、非常にリリカル。感染の状況よりも人間の感情を主体的に描いているので、小説が原作の映画にありがちなふわふわした感じの作品です。見どころとしては、ジョシュ・ハートネットと「ゴシップ・ガール」の主役を演じたベン・パッジリーが出演しているところぐらいか?... 続きを読む

「インド・オブ・ザ・デッド」

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2013年の映画「インド・オブ・ザ・デッド」を見たよ!予測変換で「インド・オブ・ザ・デッド」って出るんだけど、そんなにタイピングした覚えがない。
それはおいといて~!
この映画はゾンビ好きなら見逃せない!てっきり「ゾンビ大陸アフリカン」と同じテイストの話かと思いきや、違いました。ホラーコメディ要素がとても強かった。
個人的には楽曲がいいし、俳優さんもキャラ立ってるし、ゾンビの出来もスゴイし、とても見やすくて楽しいゾンビ映画です。そもそも映画のキャッチフレーズが「きっと、うまくいかねぇ!」ですもん。... 続きを読む

「殺人ワークショップ」

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みなさんは殺したいほど憎い人はいるのでしょうか?いないことを祈りたいものですが、 「人を殺す」ことがテーマのこちらの作品、2014年の「殺人ワークショップ」を見た!
白石監督の作品で、劇場で見られなかったことをやや悔いてはいたのですが、無事にDVDにしていただいて嬉しい。... 続きを読む