「ウィンターストーム 雪山の悪夢」

ウィンターストーム

2016年のカナダ/アメリカ映画「ウィンターストーム 雪山の悪夢」を見ました。主演は「スーサイド・スクワッド」でも大佐役を演じていたジョエル・キナマン。彼に翻弄される息子を「スパイダーマン・ホームカミング」で主演しているトム・ホランドが演じているという、かなり豪華な映画でもあります。トム・ホランドってそんなに話題の子だったのかとは思いました。... 続きを読む

破綻していく多重人格の男を待つ、異様な結末「スプリット」

スプリット

先日、劇場公開されていた「スプリット」を見てきました。監督・脚本はM・ナイト・シャマラン!
私は満足しました。とにかく、多重人格者を演じたジェームズ・マガヴォイの演技がものすごい。彼のインタビューも読んだのですが、あえて演じ分けの小道具はほとんど使わず(とはいえ、衣装やメガネは使用していますが)、あくまで演技で多重人格を演じきったそう。その目線、ため息、指の動かし方、その繊細な演技のひとつひとつがすべて、ひそやかでひたすら恐ろしい。... 続きを読む

「フリーキッチン」

フリーキッチン

2013年の邦画「フリーキッチン」。原作は福満しげゆきさんの「娘味」です。昔『ガロ』で連載されていた時にリアルタイムで読んだ思い出。
人肉を息子に食べさせる母の話です。不倫や愛人が絡んでくるので、その点は映像で見るとやや生臭いのですが、ホラーコメディというよりはホラーファンタジーに近い印象であります。... 続きを読む

「ザ・シェフ 悪魔のレシピ」

ザシェフ悪魔のレシピ

2015年のイギリス映画「ザ・シェフ 悪魔のレシピ」。カニバリズムをテーマにしているのかと思いきや、差別や不当な暴力などに苦しめられる主人公の姿を真っ向から描いています。人肉系の映画って、とにかく暗くて湿っていてメッセージ性が強いもの(「肉」など)とコメディ要素が強いもの(「地獄のモーテル」を入れていいのだろうか?あと、「モーガン・ブラザーズ」など)、とにかく美しく作り上げたもの(「カニバル」など)いろいろありますが、外れがあまりないのが嬉しい。もちろん実際にやったらダメですけどね!... 続きを読む

「ミュージアム -序章-」

ミュージアム序章

2016年にWOWOWで放送されたらしい「ミュージアム -序章-」。白石晃士監督が手掛けていますが、本編のほうとごっちゃになっていたのが今ではお恥ずかしい。
本編の前日譚のような感じなのですが、当然ですがカエル男のなかには妻夫木聡はおらず、「芸術的な殺人」(という設定)ではなく、どちらかというと翻弄される人間の姿を描いている感じ。かなり原作に忠実な感じで、白石監督のカラーはけっこう薄く感じる。といえば聞こえがいいですが、テレビの作品だなあという印象です。... 続きを読む

「アブノーマル・ウォッチャー」

アブノーマル・ウォッチャー

2015年の映画「アブノーマル・ウォッチャー」。アメリカ映画です。じじいの大家が若夫婦の家を覗くというただそれだけの内容ではあるのですが、ラストがかなりえげつなく、それでいて爽やかという不思議な作品。このじいさんの目からは世界が美しく見えているという事実、それに震える作品でもあります。... 続きを読む

「ザ・ギフト」

ザギフト

2015年のアメリカ映画「ザ・ギフト」を見ました。主演は「モンスター上司」で主演していた俳優さんです。そのせいか、途中でなんだかコントに見えてきちゃう場面も……。
夫の高校の同級生に付きまとわれる夫婦。でも、その正体とは……?最初から感じていたモヤモヤ、違和感が順序を追って明らかになっていく。その感じは予想以上でした。... 続きを読む

「アバター」

アバター

ちょっと古い映画。「アバター」って言っても、青いほうのアバターじゃないです。2011年の邦画ホラー。主演は橋本愛、原作はあの!あの!山田悠介先生なんですって!
今ではもう全然流行ってない気がする『アバター』をモチーフにした映画。コンピュータ上のキャラをきせかえして楽しめるっていいですね。見ている限り、全然楽しくなさそうだけど。けっこうトンデモ映画です。... 続きを読む

「ディストラクション・ベイビーズ」

disbabys

2016年の映画「ディストラクション・ベイビーズ」を見ました。
・謎の男が、ひたすら喧嘩をし続ける
・その男の暴力性に惹かれていく高校生、巻き込まれるキャバ嬢
・兄を捜し続ける弟も、運命に巻き込まれていく
個人的に、音楽に向井秀徳さんがいるのが気になりました。好き。やたらと予告編で見かけた映画なのでつい借りてみたのですが、想像よりあっさりしていた。... 続きを読む

「マジカル・ガール」

majicalgirl

2014年のスペイン映画「マジカル・ガール」。これは間違いなく問題作であり、すばらしく繊細な話です。日本アニメも登場するので(劇中歌はなんと長山洋子!)、日本でもその点がフューチャーされましたね。
・余命僅かな娘の願いをかなえるため、コスプレ衣装を購入したい父
・たまたま出会った女性を、とあることから脅迫することに
・だが、その女がトンデモナイ女であり……
ラストは非常に後味が悪いですが、最後にぱちりとピースがはまるような感覚があり、その気持ちよさが胸糞の悪い展開を帳消しにしてくれる感じがあります。... 続きを読む