「ワイルド わたしの中の獣」

ワイルド

2016年のドイツ映画「ワイルド わたしの中の獣」を見ました。原題は「WILD」。
オオカミへの愛(性欲的な意味で!)に目覚めた女性が、少しずつ運命を狂わせていくというストーリー。映像が美しく、監督の才能に圧倒される一方で、過激な映像も多いです。なんといいますか、「ピンク・フラミンゴ」以来のアレを見ましたね。... 続きを読む

「エミリー 悪夢のベビーシッター」

エミリー

2015年のアメリカ映画「エミリー 悪夢のベビーシッター」を見ました。副題にある通り、悪魔のベビーシッターが出てくる話です。とはいえ、ただ子どもを追い詰めるだけじゃない。非常に歪んだ愛と価値観を押し付け、家族を混乱させていきます。そんな家族の恐怖の1日を描いた映画です。... 続きを読む

「ペット 檻の中の乙女」

ペット 檻の中の乙女

2016年「ペット 檻の中の乙女」を見ました。アメリカ/スペイン映画です。檻の中に美女を閉じ込めた冴えない男。だけど、実は2人は大きな秘密を抱えていて……監禁モノのなかでも異色作。時たま「どうしてこんなことができるの?」というシーンもありましたが、それを差し引いてもいい作品です。... 続きを読む

「ウィンターストーム 雪山の悪夢」

ウィンターストーム

2016年のカナダ/アメリカ映画「ウィンターストーム 雪山の悪夢」を見ました。主演は「スーサイド・スクワッド」でも大佐役を演じていたジョエル・キナマン。彼に翻弄される息子を「スパイダーマン・ホームカミング」で主演しているトム・ホランドが演じているという、かなり豪華な映画でもあります。トム・ホランドってそんなに話題の子だったのかとは思いました。... 続きを読む

破綻していく多重人格の男を待つ、異様な結末「スプリット」

スプリット

先日、劇場公開されていた「スプリット」を見てきました。監督・脚本はM・ナイト・シャマラン!
私は満足しました。とにかく、多重人格者を演じたジェームズ・マガヴォイの演技がものすごい。彼のインタビューも読んだのですが、あえて演じ分けの小道具はほとんど使わず(とはいえ、衣装やメガネは使用していますが)、あくまで演技で多重人格を演じきったそう。その目線、ため息、指の動かし方、その繊細な演技のひとつひとつがすべて、ひそやかでひたすら恐ろしい。... 続きを読む

「フリーキッチン」

フリーキッチン

2013年の邦画「フリーキッチン」。原作は福満しげゆきさんの「娘味」です。昔『ガロ』で連載されていた時にリアルタイムで読んだ思い出。
人肉を息子に食べさせる母の話です。不倫や愛人が絡んでくるので、その点は映像で見るとやや生臭いのですが、ホラーコメディというよりはホラーファンタジーに近い印象であります。... 続きを読む

「ザ・シェフ 悪魔のレシピ」

ザシェフ悪魔のレシピ

2015年のイギリス映画「ザ・シェフ 悪魔のレシピ」。カニバリズムをテーマにしているのかと思いきや、差別や不当な暴力などに苦しめられる主人公の姿を真っ向から描いています。人肉系の映画って、とにかく暗くて湿っていてメッセージ性が強いもの(「肉」など)とコメディ要素が強いもの(「地獄のモーテル」を入れていいのだろうか?あと、「モーガン・ブラザーズ」など)、とにかく美しく作り上げたもの(「カニバル」など)いろいろありますが、外れがあまりないのが嬉しい。もちろん実際にやったらダメですけどね!... 続きを読む

「ミュージアム -序章-」

ミュージアム序章

2016年にWOWOWで放送されたらしい「ミュージアム -序章-」。白石晃士監督が手掛けていますが、本編のほうとごっちゃになっていたのが今ではお恥ずかしい。
本編の前日譚のような感じなのですが、当然ですがカエル男のなかには妻夫木聡はおらず、「芸術的な殺人」(という設定)ではなく、どちらかというと翻弄される人間の姿を描いている感じ。かなり原作に忠実な感じで、白石監督のカラーはけっこう薄く感じる。といえば聞こえがいいですが、テレビの作品だなあという印象です。... 続きを読む