「Zアイランド」

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すごーく嫌だけど、見てみた「Zアイランド」。2014年の邦画です。なぜこの映画が嫌なのか?これはゾンビ映画ファンで同じ気持ちを抱えている諸先輩方もいるのではないかと思うのですが、うまく説明できない。ただ、本当に素晴らしい出来のゾンビ映画を見た時の絶望感、吐きそうな胸のむかつき、夜中に悪夢でうなされてしまう自分の浅はかさ。それくらい脳にビリビリくるゾンビじゃないならいらないよ!という気持ちがある。ただ、そういう気持ちになることはあんまりないですよね。「ゾンビ大陸アフリカン」以来、ないかもしれないなぁー。ゾンビ映画って本当に作るの難しいと思う。... 続きを読む

英ゾンビドラマ「ゾンビ・アット・ホーム」シーズン1・第1話のネタバレ

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2013年に放映されたイギリスのドラマシリーズ「ゾンビ・アット・ホーム」を見ました。こちらは「Hulu」で限定配信されているのですが、シーズン1が3話しかないんですよね。しかし、かなり面白い。ゾンビになった人たちが治療で元の人間としての記憶は取り戻したものの、体はそのまま(腐ったまま)。人間には差別され、かつての記憶に苦しめられ、なぜ自分たちは蘇ったのか?と悩むお話であります。個人的には超おすすめです。
やっぱりイギリスのゾンビはいいっすね。... 続きを読む

「メビウス」

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2013年の韓国映画「メビウス」です。この映画は全編、セリフがありません。表情や動きですべてを表現しています。 しかし、この作品がまた、なかなかに挑戦的なのであります。すごい映画だ。やっぱりキム・ギトク監督はクレイジーですね。いい意味で。... 続きを読む

下ネタ映画になりはてた「オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式2」

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2015年の映画「オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式2」を見ました。2010年以来の続編ですが、正直いらなかったと思う。下ネタが大増量、くだらなさ増量。ラストは設定崩壊。
そもそも、1の魅力は
・タイムマシンがホットタブ(ジャグジー)という意外性
・失敗した男たちが、タイムトラベルを通して成功するという王道ストーリー
・おっさん(父親)とナード(息子)の協力物語
にあった気がするのですが、今回はその設定を全て壊しに来たよね。でも主演のロブ・コードリーって「ウォーム・ボディーズ」でゾンビのひとりを演じていた人なのか。ゾンビメイクだからわからなかったよ。まだまだ勉強が足らないですね。... 続きを読む

「ビッグ・アイズ」

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2014年の映画「ビッグ・アイズ」を見ました。
主演のエイミー・アダムスも、ダメ夫を演じていたクリストフ・ヴァルツも素晴らしい。エイミー・アダムスの雰囲気の柔らかさは、かつてのレニー・ゼルヴィガーを思いおこさせました。
ただ、ティム・バートン監督作品ということをすっかり忘れてしまうような印象なのはなぜなのだろうか?予告編でも使用されていた、「普通の人間がビッグ・アイズに見える」というシーンくらいでしょうか。バートン監督らしいな~というものを感じたのは。... 続きを読む

「嗤う分身」

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2013年のイギリス映画「嗤う分身」。原題は「THE DOUBLE」です。
ドストエフスキーの小説を映画化したのですが、大好きなアイゼンバーグくんが出ていたので見ました。
この人の存在の「ダサさ」みたいなものは、他の俳優さんにはありませんよね。
すごく居心地悪そうな雰囲気を常にまとっている人だと思う。... 続きを読む