封鎖後、初めての犠牲者が出現!隠れ感染者も2名発見!?『happiness』第9話の感想・解説

セボムとイヒョンが隔離されるように仕向ける棟代表。食料と水を奪って外に追い出す計画まで立てられるが、アンドリューの告げ口により、セボムが棟代表を突撃。一触即発の雰囲気となる。

だが、そもそも隠れ感染者は誰なのか?イヒョンは自らの手のひらを切り、血の匂いで隠れ感染者を発症させようとする。集まっている住人たちのなか、反応したのはスーパー店員のボラムだった。だが、管理人が発見した血のついたタオルは彼女のものではないという(ちなみにボラムはマンションに入る前に既に感染しており、今まで発症はしていなかった)。

一方、牧師は隔離されているスミンのもとを訪れ、セボムも感染者だと嘘を言うように頼む。その企みを拒むスミン。

しかし、ボラム以外の隠れ感染者は何を隠そう牧師だった(以前ジョングクといる時に他の棟の感染者が侵入→襲撃された時、噛まれなかったのは彼が既に感染していたから)。牧師は血を舐めたい衝動にかられ続けている。

ジョングクは自分の過ち(セボムを感染者扱いしたこと)を認め、セボムとイヒョンに謝罪。ふたりはそれを受け入れる。だが、管理人のドクスンが姿を消してしまい…??

ハン・テソク中佐のいる隔離施設には、新治療薬を試した会長が送り込まれていた。彼は亡くなったことになっており、これからは治験に参加させられることになる(という中佐の復讐)。

中佐がマンションを封鎖した理由が明かされる。それは変異を追うためだった。抗体のある人もなかには出現しているはず。団地を大きな培養容器として利用したのだ。

ボラムは屋上に張ったテントに隔離されるが、セボムとイヒョンにある情報を伝える。「感染者は自分が感染していることを隠すため、飲み物を皆の前で飲まないはず。飲んだら制御が効かなくなり、感染者バレするかもしれないから」という彼女の言葉を聞き、イヒョンは感染者が牧師だと気付く。その頃、妻の棟代表も夫が感染者だということに知り、絶叫していた。

血を飲んでいるところを目撃され、逃げた牧師。その先でオ・ヒョンジュンと出会い、彼を襲おうと601の中に突入する。なんとか取り押さえるも、オ・ヒョンジュンの悪だくみによって牧師は窓から転落。棟代表はセボムたちを逆恨みする。

602の弁護士クク・ヘソンは、オ・ヒョンジュンの浮気相手のサンヒと浮気を続けていた。サンヒはオ・ヒョンジュンの財産を狙っているが、ネット口座のパスワードが不明のため、彼とともにいるしかない。だがオ・ヒョンジュンの肩の不自然なタトゥーを見て、それがパスワードのヒントではないかと思いつく。

翌日。15階に住む青年キム・セフンが物資をため込んでいることを知り、押し寄せる住人たち。彼は変わり者だが物資を分けることを前向きに検討し、非常電源の場所もセボムに伝えてくれる。非常電源を入れられれば電気も水も復活するが、大きな音が出るため、感染者たちが集まってくるだろう。

ハン・テソク中佐は久しぶりに正気に戻った妻と対面し、改めて焦りを感じる。セボムに抗体があることが確実となり、彼女を研究施設に連れてくることを決める中佐。

そしてイヒョンも狂人化ウイルスに感染していることが判明する…

 

ジョングク先輩が1話ですぐ気持ちを改めるのは展開が早くていいですね。

そして意外にも?オ・ヒョンジュンの妻以降は被害者がほとんど出ていなかったマンションの住人ですが、牧師さんが脱落します。しかも感染で命を落としたのではなく、オ・ヒョンジュンが誘導して窓から落ちたのですね。悪いなあ。しかもイヒョンにはすぐバレてるし…

ここからちょっとミステリー要素を入ってきて、全体的に話の展開が詰め込まれがちになります。それだけ濃密なストーリーになるので、満足感は高いのか?

弁護士の浮気エピは正直いらないのですが、こういうドロドロ要素も必要なのでしょうか?胸スカ展開が一応待っているのですが、それにしてもこの弁護士も小悪党すぎてイライラします。