ブリーフ1枚で何度もループさせられる魔境『ココディ・ココダ』

ココディココダ

2019年のスウェーデン/デンマーク映画『ココディ・ココダ』を見ました。DVDジャケットデザインは超カッコイイですが、猫は合計数分しか出てきません。ものすごーく低予算臭がする・説明が一切ないままズンズン話が進みすぎて途中でわけがわからなくなるので、前半で見るのをやめてしまう方もいるかもしれない。でも、最後まで見てほしい。... 続きを読む

友達がどんどん野生に返っていく…生き残るには殺すしかない!?『グリーン・イン・ザ・デット』

グリーンインザデット

非常にダサイタイトル『グリーン・イン・ザ・デッド』。原題は『野生』を意味する英単語「FERAL」だったはずなので、なんとも香ばしい感じはしますが、中身は90年代~00年代ぐらいのホラー映画をほうふつとさせる、なんだか懐かしいホラーです。... 続きを読む

元祖・意識高い系が痛い目を見るゾンビ映画「フォレスト・オブ・ザ・デッド」

フォレストオブザデッド

旧作。2005年のアメリカ映画「フォレスト・オブ・ザ・デッド」を見ました。意識高い系の若者たちがゾンビに襲われるという、ちょっぴり「グリーン・インフェルノ」を思い出させる(といっても今作のほうが前の映画ですが)内容です。
といっても主人公は環境破壊を起こしている会社の御曹司であり、そこにいっぱい人が絡んできます。登場人物が多くてドラマが多いこと、見応えのある派手なシーンが多いことなどプラスポイントもたくさんありますが、ラストがとにかくよくわからんという悪点もあります。... 続きを読む

「インサニティ」

インサニティ

2016年のカナダ映画「インサニティ」。変異×森で孤立ホラーなので、「キャビン・フィーバー」っぽいことがしたかったのかしら?とは思います。
ただ、ドラッグをきっかけに変異するというアイデアに既視感がありすぎるし、ドラッグの描写がこんなに一辺倒でいいのかな?とも思いました。... 続きを読む

「GHOUL グール」

グール

「チェコ歴代興行収入ナンバーワンホラー」だという映画です。
「GHOUL グール」。「東京喰種」の影響でこの邦題になったのかと思いきや、もともとのタイトルも「GHOUL」でした。チェコとウクライナの共同製作映画です。
オカルトにカニバリスムの要素が加わり、おまけに真っ暗な森のなか、敷地外に出ることができない家の中で悶々とするというお話。監禁モノではないけれど、外に出られない設定作りがうまい。
また、謎の「人肉を食べた過去を持つ男」も登場し、彼の正体も恐怖を煽ります。... 続きを読む

「殺戮にいたる山岳」

殺戮にいたる山岳

韓国のサスペンス映画はやっぱり面白い。その理由を探ると、自分の中では「知らない俳優さんが演じていることでリアリティが増している」気がするのもあるのですが。
今作もユニークです。2016年「殺戮にいたる山岳」。
この邦題は好き。原題は「THE HUNT」、つまり「狩り」というタイトルなんですが、「ザ・ハンティング」とかじゃなくてよかった。... 続きを読む

「DEMON デーモン」

デーモン

2015年のアメリカ映画「DEMON デーモン」。アンソニー・ホプキンスがおじいちゃんになったなぁ……と思いつつも、ラスト5分の演技に痺れる。こう、「目で演技する」なんてモノではなく、毛穴がぐわっと開くような何かを感じる。
ただ、映画のあらすじ自体は期待していたほど骨太ではないという点、主人公のお姉さんがものすごくゴツい点(まあ、きゃしゃでもガッシリでもどっちでもいいけど、「セクシー美人」っていう感じかなぁ?とは思う)は気になりました。... 続きを読む