「狐怪談」
2003年の韓国ホラー「狐怪談」を見た。
この映画は私、ヒジョーに好きであります。Jホラーっぽい感じもあり、女子校ホラーといういかにもぞくぞくしそうな設定でもあり、女の子同士の友情がいかにもな感じで描かれているのもいい。
こういうホラーは今の日本にはない(まあ、今の韓国にもないけどさ)。日本も韓国も、今よりねっとりした感じの闇があっていいですよね。この頃のホラー映画。... 続きを読む
2003年の韓国ホラー「狐怪談」を見た。
この映画は私、ヒジョーに好きであります。Jホラーっぽい感じもあり、女子校ホラーといういかにもぞくぞくしそうな設定でもあり、女の子同士の友情がいかにもな感じで描かれているのもいい。
こういうホラーは今の日本にはない(まあ、今の韓国にもないけどさ)。日本も韓国も、今よりねっとりした感じの闇があっていいですよね。この頃のホラー映画。... 続きを読む
2007年の韓国映画「ヘンゼルとグレーテル」を見た。いわゆる「子どもが怖い」系の映画ではあるのですが、実は彼らには恐ろしい過去があり……というお話。
ホラーファンタジーでありつつ、「閉じ込められる」系の話でもありつつ、カニバリズムもありつつという変わった映画です。... 続きを読む
2014年の映画「6才のボクが、大人になるまで。」を見ました。
なんだこの邦題とは思います。原題は「boyhood」であり、直訳すると「少年時代」です。こっちのほうがわかりやすい。せめて長ったらしいのはサブタイトルにしてほしかった。
実際に子役や俳優が成長していくなか、リアルタイムで成長を追いつつストーリーを構成していったという手法が話題になりましたが、ストーリーはそこに頼っていないところがいいね。
手法は面白いですが、扱っているテーマは普遍的であります。個人的には幼少期の凄惨な体験に震えました。... 続きを読む
2014年のイギリス映画「スティールワールド」を見ました。この映画は完全なSFなのですが、設定がなかなかに面白い。ロボットに支配された世界で「屋内にいなければならない」という縛りの中で暮らす若者たちが反旗を翻すお話です。
ロボ系のSFは苦手なのですが、この映画に関しては面白く見られたな。なぜかしら。恋愛、青春と同じくらいに「無駄死に」「虐殺」「拷問」要素もあったりするのがなかなかスパイシー。... 続きを読む
2013年「バッド・マイロ!」を見た。アメリカ映画なんですけど、まぁ、ヒッジョーにくだらない映画です。
「ET」やら「バスケットケース」やら「グレムリン」やらに影響を受けていそうな気もするのですが、ホラー風「Ted」かというとそうでもないような。
どちらかというと「パペットマスター」とか「チャイルドプレイ」みたいな、ドール系ホラーにも見えます。ドール系ホラー面白いですよね。... 続きを読む
2014年のフランス映画「スマート・アス」を見ました。
ホラーじゃないですけど、「パフューム」みたいなジャケットの感じに惹かれて見てみました。
もっとスキャンダラスな内容かと思ったのですが、意外と切なかったり、スクールカーストについて描かれたりもしていて興味深かったです。... 続きを読む
2015年のカナダ/イタリア映画「超科学実験体 ゾンビロイド」を見ました。
ナチスドイツにゾンビが絡んでくるとなると「処刑山」というなかなかの名作ホラーを思い出しますが(雪山にゾンビがたくさん出てくる面白い映画)、この映画はゾンビがほとんど出てきません。ハ、ハズレ!... 続きを読む
2013年のカナダ/フランス映画「トム・アット・ザ・ファーム」を見ました。
ゲイの青年が自殺した恋人の家族と出会い、彼の兄の暴力に染められて行ってしまうというストーリーです。排他的で支配的なのに依存してくる男のいいなりになってしまうトムがいかにもダメな男という感じ。... 続きを読む
2014年の映画「アメリカン・スナイパー」を見ましたよ。
こちらの映画はホラーではないのですが、気になったので見たのであります。
やはりイーストウッド監督は好き。戦場では本当につらくて嫌なことばかりだけれど、ものすごくテキパキ動いて使命を全うしている。しかし、現実世界では感情を鎮めることができず、周囲から浮き立ってしまう。
戦争の恐ろしさというものを、別の面から考えさせられる映画。
ブラッドリー・クーパーの演技がまた見事。些細なことでブチ切れちゃうシーンは、精神がギリギリまで張りつめている人のそれにしか見えません。... 続きを読む
2014年のアメリカ映画「デビルズ・バースデイ」。「V/H/S」シリーズの第一作にて、ハロウィンに他の家に侵入したら悪魔の儀式の真っ最中だったよ!というエピを手掛けた「レイディオ・サイエンス」の作品らしい。純然たるオカルトなのですが、「嫁が変になって怖い」に焦点を絞った感じの話が続きます。... 続きを読む