「マーターズ」(ハリウッドリメイク)

martyrs

2007年の映画「マーターズ」をハリウッドリメイクしたのが2015年の映画「マーターズ」です。
ビジュアルは焼き直しに近く、原作ほどの鮮烈さはありません。
・ある事件に巻き込まれた少女が大人になり、リベンジである家を襲う
・友人はそれを知り、咎める
・だが、真実が明らかになっていき……
原作を見たことがないなら、かなり衝撃的。でも、原作を見たことがあるとなんだかぬるーい感じの映画です。
「パラノーマル・アクティビティ」と「インシディアス」の製作陣が手掛けたんですから、そりゃあ中途半端かもしれない。なぜこれをこの製作陣でリメイクしようと思ったんだ……?
(まあ、まともな映画人なら安易なリメイクには走らないでしょうが。原作越えなんて異常に難しいでしょうし)... 続きを読む

「ヴィジット」

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どうしても「ヴィレッジ」と「ヴィジット」が混ざる!2015年の映画「ヴィジット」です。シャマラン監督の映画のなかでも、今までの作品とは少し違う特色があります。
・全編POV
・子役が完全に主演。そういや、「シックス・センス」も「サイン」も、監督作品ではないけど「デビル」も子どもがキーパーソンではありますが、今回は彼らは完全に脅かされる側です。... 続きを読む

「グッドナイト・マミー」

goodnightmam

2014年のオーストリア映画「グッドナイト・マミー」を見ました。
・ママが突然おかしくなった?僕のママを返して!
・でも、ママにはある真実が……!?
正直、展開は予測していた通りだったのですが、それを遥かに上回る「不快」な映像。禍々しさと純粋無垢さが入り混じる、不思議な世界観。
映像がキレイすぎて地雷?(ホラー映画で淡々とキレイな景色を映す映画は微妙なものも多いという経験則)と思ったのですが、そんなことはありませんでした。「ボーグマン」といい、キレイな自然の中に建てられた豪邸が漂わせる儚さとか悲しさとかが、何よりもゾクゾクさせてくれる。... 続きを読む

「ムカデ人間3」

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2015年の「ムカデ人間3」を見ました。アメリカ/オランダ映画。
・カルト映画として名高い「ムカデ人間」の最終章
・今までで一番長いムカデだぞ!○○人間もおニューで出すぞ!
・1の主人公と2の主人公がW主演、1でムカデにされた北村さんも囚人役で出演
に、しても。高橋ヨシキさんもテンション高くコメントしていらっしゃるし、悪趣味映画として語り継がれる作品ではあると思うのですが、このテンションの上がらなさはなんだろう。「2分に1度は出てくる下ネタ」「ポップで狂った会話の中に潜むB級感」は別に良いのですが、このモヤモヤについて考えてみた結果、「私はもっと怖がりたかったんだ」ということに気が付きました。
そりゃあつなげたりつなげられたり食糞したりするのは不快ですが、怖いかって言われるとそうでもない。この映画に関しては「罪を償うべきなのにまったく悔い改めない」囚人たちにも効果的な罰を下そう→そうだ!ムカデ人間だ!という展開があるのです。... 続きを読む

「ナイトクローラー」

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2014年の映画「ナイトクローラー」について。アメリカ映画です。
・ジェイク・ギレンホールの映画を満喫する映画
・モラルとは?報道の正しい姿とは?と問う映画。といえば聞こえがいいですが、さすがにこんなことは実際にはなさそうと思ってもしまう。
・彼に振り回される周囲の人々のほうに、リアリティを感じてしまう... 続きを読む

「アメリカン・ドクターX」

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2012年のカナダ映画「アメリカン・ドクターX」を見ました。主演のキャサリン・イザベルは「フレディVSジェイソン」や「人造人間13号」、ドラマシリーズの出演が多いよう。監督のジェン・ソスカとシルヴィア・ソスカは「ABC・オブ・デス2」で『T』(TPRTURE PORN 残虐ポルノ)を担当。陰鬱で血まみれで愛すべき短編です。
こういう短編集で気になった監督を見て、打ちのめされるの最高にすき。... 続きを読む

「ハッピーボイス・キラー」

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2014年のアメリカ映画「ハッピーボイス・キラー」。
・ライエン・レイノルズ主演、またアナ・ケンドリックが出てきます
・多重人格の男が、いろんなものから聞こえてくる声に従って殺人を犯してしまう
・それを自覚しながらも、彼はそれに抗えない。事態は取り返しがつかないほど大きくなっていく……。
「キュートでポップで首チョンパ!CPスリラーがやってきた!!」(CP=首チョンパらしい)というキャッチフレーズの、センスのなさに泣けてきます。
ライアン・レイノルズってこんなにクレイジーな演技もできたんだな~ってくらい、演技は素晴らしい。うさんくさいイケメンといいますか、顔はキレイなんだけど、裏にものすごく闇を抱えてそうな田舎青年を演じてます。... 続きを読む

「リアル鬼ごっこ」

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2015年の映画「リアル鬼ごっこ」。最初に映画化されたほうも見ていますが、原作もたいがいだけど最初の映画の話もたいがいです。もともとは「王様と同じ名前の人間を減らす」ために、佐藤さんだけが鬼に追われて殺されるという話。王様が佐藤さんっていうのはギャグなのかしら?と思いつつ、こちらの映画を見てみたところ……私は好きです。... 続きを読む

「パージ:アナーキー」

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さて、パージの続編「パージ:アナーキー」です。2014年アメリカ映画。時間軸としては前作の1年後のアメリカであり、「パージ」の富裕層中心のエピソードとは異なった話。一般人夫婦と貧困層の親子、そしてパージをする側だったはずの男が巻き込まれて、奇妙なロードムービー状態になるという感じです。最初から「人情」や「家族愛」についてねっとり説いてきます。... 続きを読む

「パージ」

purge

2013年の映画「パージ」です。待ちわびたこの作品、待っただけの価値があったよなあ。とシミジミしております。「パージ:アナーキー」という続編のほうがやや好みですが、この映画も好き。ただ、ホラー好きにはわかりやすい展開が続きます。イーサン・ホークの熱演も素晴らしい。... 続きを読む