バッドエンドぶりがピリ辛すぎる!15歳の恐ろしすぎる夏『サマー・オブ・84』

2017年の『サマー・オブ・84』を見ました。要は「1984年の夏(におきた、あのできごと)」みたいな意味ですね。カナダ映画ですが、『スタンド・バイ・ミー』のような郷愁を感じられつつ、ピリッとスリリングで、かつ後味が悪いホラーです。... 続きを読む

猟奇殺人・監禁劇より接着剤で壁に磔にされるシーンがスゴイ『ポーカーナイト 監禁脱出』

ポーカーナイト

2014年のカナダ/アメリカ映画『ポーカーナイト 監禁脱出』を見ました。主演のマー・ボーショフはやたらと顔がかわいいですね。彼の上司・カラブレーゼはヘルボーイを演じたロン・パールマン。顔の圧がすごい。... 続きを読む

正しすぎて狂っている家庭からの脱走「籠の中の乙女」

籠の中の乙女

2009年のギリシャ映画「籠の中の乙女」を見ました。ヨルゴス・ランティモス監督は「ロブスター」「聖なる鹿殺し」、最近では「女王陛下のお気に入り」を撮られた方。人生における残酷な瞬間、人間の悪意で顔が醜く歪んだ瞬間を切り取るのにとにかく長けているクリエイターだと思います。この作品はカンヌ映画祭でも「ある視点部門」グランプリをとったくらいなので、クオリティは高い。... 続きを読む

「ジグソウ:ソウ・レガシー」

ジグソウソウレガシー

昔、SAWシリーズをマネたタイトルをつけて映画を見る側を混乱させた「JIGSAW」シリーズもありましたが(2作あったけど、1作は結構面白かった記憶)、これはSAWシリーズの完全なる続編。どれだけ続けるんだって感じですが。
「ジグソウ:ソウ・レガシー」。2017年のアメリカ映画。... 続きを読む

「アニマルズ 愛のケダモノ」

アニマルズ

2016年のオーストラリア映画「アニマルズ 愛のケダモノ」。何だこの邦題。
ホラー映画というよりもサスペンス映画に近い。というのも、残念ながらあまり怖くはないからです。いや、怖いといえば怖いのですが、「そうなったら怖いだろうなあ」という気持ちの怖さであります。映像や台本はどちらかというと淡々しています。... 続きを読む