「殺戮にいたる山岳」

殺戮にいたる山岳

韓国のサスペンス映画はやっぱり面白い。その理由を探ると、自分の中では「知らない俳優さんが演じていることでリアリティが増している」気がするのもあるのですが。
今作もユニークです。2016年「殺戮にいたる山岳」。
この邦題は好き。原題は「THE HUNT」、つまり「狩り」というタイトルなんですが、「ザ・ハンティング」とかじゃなくてよかった。... 続きを読む

「GREEN ROOM」

greenroom

2015年のアメリカ映画「GREEN ROOM」を見ました。楽屋という意味があるんですね。知らなかった。売れないパンクバンドとネオナチ軍団の狂気の戦い!という、ユニークな内容。
ライブハウスを舞台に、楽屋に閉じ込められたリ閉じこもったり、仲間がどんどん脱落!?したりと、展開がスピーディです。... 続きを読む

「グッド・ネイバー」

グッドネイバー

2016年のアメリカ映画「グッド・ネイバー」。隣人系ホラーは最近いろいろ出てきていますが、どれが一番人気があるんだろう?
「ドント・ブリーズ」近隣の家に強盗に入ったら、そこの家のじいさんに復讐される
「ネイバーズ」ワルイ夫婦の隣の家の奴らはもっと危なかった!監禁された妻と知らない女子を助け出せ!
「アブノーマルウォッチャー」大家が家に監視カメラをしかけていて、妻を観察
そしてこの「グッド・ネイバー」。動画サイトで人気者になりたい男子が、隣の家の変人じじいの家に監視カメラをつけ、実験対象に。だが、事態は思わぬ方向に……。... 続きを読む

「ステイク・ランド 戦いの旅路」

ステイクランド戦いの果て

2010年「ステイク・ランド 戦いの旅路」の続編、2016年のアメリカ映画「ステイク・ランド 戦いの果て」。主演は「ゴシップ・ガール」のエリック役を演じていたコナー・パオロが続投しています。繊細な印象が強かったコナーくんですが、この映画では精悍な青年に変化。
もともとは吸血鬼たちの来襲で家族を失い、寄り添うように吸血鬼ハンターの老人と行動を共にすることになった少年のお話でしたが、今作では吸血鬼との対決をより深く描いています。といっても、戦いのシーンはさほど多いとも言えず、前作で終わっていても良かったのでは?という感じもしなくもないのですが、手練れの老人たちが銃を撃ちまくるシーンは面白い。... 続きを読む

「アブノーマル・ウォッチャー」

アブノーマル・ウォッチャー

2015年の映画「アブノーマル・ウォッチャー」。アメリカ映画です。じじいの大家が若夫婦の家を覗くというただそれだけの内容ではあるのですが、ラストがかなりえげつなく、それでいて爽やかという不思議な作品。このじいさんの目からは世界が美しく見えているという事実、それに震える作品でもあります。... 続きを読む

「ドント・ブリーズ」

ドントブリーズ

2016年のアメリカ映画「ドント・ブリーズ」。てっきりギャルの息の臭いを嗅ぎ分けてくるじいさんの話かと思いきや、そんなことはありませんでした。
「死霊のはらわた」(リメイク版)の監督が今作も担当、サム・ライミが製作に関わっています。途中までは「最近多いキチガイじいさん映画か」と辟易しかけていたのですが、ちょっとキチが過ぎるシーンもありました。とにかく後味が悪い!
ちなみに、主人公に思いを寄せる好青年に「プリズナーズ」はもちろん、「グース・パンプス」で主演してジャック・ブラックとも共演していたディラン・ミネットが、チャラダメ男に「イット・フォローズ」で主人公のカワイコちゃんを翻弄したチャラダメ男のダニエル・ゾヴァット(とはいえ、イメージは全く違う。前作はイケメンの頭からっぽ男、今作は粗野で下品な男という感じ)が出演しています。ほぼ4人で進行する、息詰まる展開に注目です。... 続きを読む