「悪霊病棟」第8話『怨嗟の叫喚』のネタバレ

悪霊病棟

第8話「怨嗟の叫喚」

班目と朝陽は、旧病棟に足を踏み入れている。扉は見つけられなかったが、急に寒さを感じる2人は、壁を実際に触り、その冷たさに驚く。まだ終わっていないことを再確認する2人。

院長は朝陽にすべてを話す。50年前にも同じようなことが起こっていたのだ。病院はもともと、彼らの家のものではなく、源吉という男のものだった。この医師の診療所で働いていた一番弟子が彼らの祖父だったのだ。
そして、きぬは当時流行した奇病(歯が黒くなり、上顎に1本歯が生える)を流行らせた張本人だった。これは「みつの呪い」と言われていたという。
きぬを取り押さえた祓い師は、彼女と刺し違える形で、きぬを封印して自分の命を失った。この男は自殺したのだ。能力者が襲われると、事態がひどくなるという院長。

琉奈が元凶だと考える院長。

祓い師がいると、怪談話が絶えなかった。琉奈がきてから同じことが起きている。

琉奈を止めようとする朝陽は、彼女の家におしかける。「琉奈がいなくなったら、俺がめちゃくちゃになってしまう」と、彼女にキスする朝陽(このあたり、意味がわからない)。と、急に我に返って帰宅する朝陽。

病院では怪奇現象が何度も起こっている。患者の後ろにセーラー服の幽霊が迫り、黒人女性に噛まれた人も出てくる。

琉奈は気付く。自分にも上顎から歯が生えてきているようだと。

隠し部屋の扉が勝手に開く。

患者は勝手にイスが動くと看護師に訴える。看護師はそれを一笑に付すが、振り返るとイスはもちろん、患者も移動している(このあたり、コントのよう)。
若月高校のジャージの男は、天井に立つように姿を現して人を驚かせる。

鈴木は、女に噛まれたことを思い出し、自分自身も琉奈に噛みついたことを思い出して主任に連絡してくる。看護師たちは不安になっているが、主任は「お化けが怖くて、ナースができるかぁ~!」と絶叫する。

父のもとに帰る琉奈。母の話を聞く。父の後ろに立っている女の幽霊。それを見つめる琉奈に「母さんの子だ……」と父はつぶやく。

感想

・祓い師がずっと人名だと思っていた。ハライシさんかと思っていました。
・この回だけ、幽霊の現れ方がトリッキーすぎておかしい。天井に立っていてさかさまに現れる、とか。
・「お化けが怖くてナースができるかぁ~!」と絶叫するシーン、患者に丸聞こえなんですが。
・はやり病がもとだったという黒い歯の呪い。もう、感染フラグがビンビンです。