「悪霊病棟」第10話(最終話)『妖魔の終焉』のネタバレ

悪霊病棟

第10話「妖魔の終焉」

※一部画質粗め(班目が撮影しているていでPOVっぽくなる。なぜかこの回のみ)

琉奈、黒人の霊に向かって「消えろ!」と叫んでおまもりをかざす。
主任の叫び声がする。カメラ越しに、いろんな霊が見える。

男の幽霊(山本晋也監督か?)が現れ、おまもりを飛ばされてしまう。
背中を刺された男が見え、女子高生2人組や、顔が血まみれの女も見える。
そして、サエコも出てくる。

主任を見つけ、班目が彼女を外に連れ出す。カメラ(暗視モードがあるから便利)を貸す班目。朝陽と琉奈は進み続ける。扉を見つけた琉奈はひとりで進む。
と、そこに愛美が現れる。彼女はサエコをねたんでいた。琉奈を取られたような気持ちになっていたのだ。

きぬと対面する琉奈だが、朝日をかまって噛まれてしまう。琉奈にかぶさるきぬだが、それを助けてくれたのは死んだはずの母だった。彼女も赤い服(琉奈が着ている服)を身につけている。気が付いたら母は消えていて、助かっている。抱き合う2人。
(なんだこのアッサリは……)

後日。
琉奈は病院に戻ってきている。みんな元通りで、琉奈は少し明るくなっている。朝陽ともいい感じのようだ。父と夜電話で話しているが、男の声が聞こえてくる。その晩も満月だ。
「お母さん、私はもう1人でやっていける」
琉奈はお祓いポーズでキメる。

感想

・エエエエエエエ~!と言いたくなるような終わり方。「きぬはまだ生きている」エンドでもなく、「さすらいの霊能力者エンド」でもなく、「朝陽のっとられて琉奈と全面戦争からの涙の別れエンド」でもなく、「幽霊まだまだたくさんいますよエンド」でもなく、なぜセーラームーンみたいなキメポーズで終わったのでしょうか。あと、きぬ、弱すぎやしないか。一時的な封印なのかもよくわからないし。愛美の告白も必要だったのか?
・ただし、このエピの冒頭の幽霊がぞろぞろ湧き出てくるところはメチャクチャ怖い。何も知らないでテレビをつけて、この場面だけ見たら寝られないと思います。それくらいイヤな感じ。これだけでも見た価値があったのかもしれない。ただ、相当ホラー好きじゃないと完走はなかなか厳しい気もしますが……??