第4話「災いを呼ぶ女」
石川の死後、落胆している鈴木たち看護師。その一方で、琉奈は「ミツコ」という言葉を思い出している。ミツコは奥さんの名前だと知る琉奈。
仕事に身が入らない琉奈には、クレームが殺到している。子供はなつかないし、怒りっぽい女性患者からも遠ざけられる。朝陽も病院に不思議な雰囲気を感じているが、泣いている琉奈を見つけて驚く。ここに来てからおかしなことばかり起こるという琉奈だが、朝陽はそれを慰める。
琉奈はまた白い着物の女の夢を見る。
石川の私物を片付けている鈴木と主任。そこで、琉奈のような顔が写った例の心霊写真を見つけてしまう。鈴木は、奇妙な出来事は琉奈のせいだと言い出す。
琉奈は仕事をやめることを考えている。
韓国人留学生・テヒも幽霊を目撃する。彼女は会談で、「若月高校」というジャージを着た男が血まみれで立っていたのを見たというのだ。その高校は、琉奈の出身校だった。
仕事中の愛美に、サエコから「久しぶり」とメッセージが届く。みんなのまわりで、おかしなことがおき続けている。愛美は琉奈にサエコについて尋ねるが、中学時代に亡くなったサエコしか思い当たらない。
琉奈は、心療内科に進もうとしている研修医の朝陽に霊が見えると打ち明ける。そして、2人は同じ白い着物の女の夢を見続けていることを知る。琉奈は、最上階に行って以来同じ夢を見ているのだ。
だが、そこに救急車で愛美が運ばれてくる。ショックを受ける琉奈。だが、その体とは別に、血まみれの愛美がそこに立っており、ゆっくりと振り向いて琉奈を見つめる。
感想
・クレームが理不尽なものも多くて、看護師って大変なんだなと思いました。
・朝陽先生の慰め方がけっこうトンチンカンで、何言ってんだコイツと思ってしまった。
・「同じ夢を見る」って、けっこう乙女チックな連想なようにも思える。
・ちなみにテヒちゃんはこれ以降出てきません。無事に退院できたようです。