ブリーフ1枚で何度もループさせられる魔境『ココディ・ココダ』

ココディココダ

2019年のスウェーデン/デンマーク映画『ココディ・ココダ』を見ました。DVDジャケットデザインは超カッコイイですが、猫は合計数分しか出てきません。ものすごーく低予算臭がする・説明が一切ないままズンズン話が進みすぎて途中でわけがわからなくなるので、前半で見るのをやめてしまう方もいるかもしれない。でも、最後まで見てほしい。... 続きを読む

「なにか」を見たら死ぬ「バード・ボックス」

バードボックス

2018年のネットフリックス映画「バード・ボックス」を見ました。CMがやたらと公開されていたので逆に期待していなかったのですが、見てみたらビックリ、すごくよかった。彷徨う系の映画かと思いきや、全然そんなことなかったです。
説明がなされないまま、ただひたすら恐ろしいものに翻弄されるという展開が魅力的でした。ちょうど見返した「ハプニング」とちょっとかぶったけど。... 続きを読む

漫画「惨殺半島赤目村」が素晴らしすぎる。

惨殺半島赤目村

マンガアプリで幸運にも全話読むことができた(といってもコミックス2冊分)「惨殺半島赤目村」。久しぶりにスゴイ!と思ったミステリーホラーコミックです。
「花園メリーゴーランド」とも似た展開があるのですが、殺人事件が絡むうえ、後味は最高に悪いです。... 続きを読む

「プリズン・エクスペリメント」

プリズンエクスペリメント

2015年のアメリカ映画「プリズン・エクスペリメント」。
スタンフォード大の監獄実験をモチーフにした映画は、私は少なくとも3本目です。
ドイツ映画「es〔エス〕」と、エイドリアン・ブロディ主演の「エクスペリメント」、そしてこの「プリズン・エクスペリメント」。エズラ・ミラーが出演しているし、かなりキャスティングに力が入っています。
そして、この映画は今まで囚人・看守側からしか描かれていなかったこの実験を、初めて主催者側からも描いているのです。その点では意欲作なのでしょう。ただ、いわゆる「こんな過激ないじめがあったんだよ」的ビジュアルのインパクトみたいなものは薄れていました。... 続きを読む