トンデモアイドルホラーの頂点「死幣-DEATH CASH-」第9話『呪いを解く鍵』のネタバレ

死幣

財津を撃った犯人は若本なのか?由夏は消えた若本を擁護する。
一方、逃亡しながら志乃さん以外の村の生き残り・小寺雄一の行方を探す若本だが、彼は死んでいるのか?

若本は志乃に小寺の情報を聞きに行き、彼が村長の息子(夏子と結婚する予定だった青年)だと知る。そして、彼は犯人に気付く。犯人は高山巡査だった。彼は戸籍を改ざんしていたのだが、村人しか知らない村のわらべうたを知っていたのだ。財津と通じていた高山だったが、生徒を守らずに村の秘密を暴露しようとする財津を殺していた。さらに彼は夏子を愛していて、見殺しにしたことを後悔していた。だから呪いを食い止めたかったのだという。

若本は高山と対峙するが、殺されそうになる。

そして由夏の妹の小夢は、今にも命を落としそうな状況になっている。妹のベッドから湧き出す死幣。由夏は死幣を使うことを選び、死幣からはシミが浮き出してくる。

ちなみに高山巡査はかなり地味なおじさまなので、アイドルが主演を務めるホラー映画の犯人としては唐突な気もしますが、まあなんでもいいや。あと呪いを食い止めたかったんなら早く名乗り出たらよかったんじゃと思うけど、結局高山巡査もキチっぽい設定なので…

しかし、「ザンビ」のようながっつりオカルトかと思いきや、夏子本人や子供の霊は登場せず、呪いのわりにあまりおどろおどろしい感情が伝わってこない話であります。死弊がひとりあるきしてる感じ。そもそも夏子の子供のうち1人は生きていたと聞いた気がするけど…記憶違いなのでしょうか。ただ、もう見返す気力がないのでどうでもいいです。

ラストは金に狂う由夏のショッキングな姿も見られます。