トンデモアイドルホラーの頂点「死幣-DEATH CASH-」第7話『愛は血であリ、命』のネタバレ

死幣

実は財津はあと半年の命であり、真理と交際する仲でもあった。アメリカで手術をすれば助かるらしい財津は真理を挑発して、死幣を使わせようとしているように見える。かつて真理は父の死で落ち込み悩んでいたが、それをフォローしたのが財津だった。しかし、真理は助言しようとする由夏は拒絶し続ける。

若本は、村の調査の際に知り合った巡査の高山と再会していた。彼は萱原の部下として異動してきたのだ。違法捜査の疑いで取調べされることになった若本は、由夏と連絡がとりにくい状況に追い込まれる。

真理は財津の手術のために1千万のお金を必要としていた。アダルトビデオに出演しようとするものの、それは母に止められる。結局、彼女の家の床下から札束が湧き出す(畳の裏にびっしり金が貼り付いていて拾うの大変そう)。
由夏が止めても、愛を選ぶという真理。由夏「ウワァー!真理さーん!!」と大絶叫する(意味はわからない。こわい)。

財津に死幣を渡した真理だが、つまりは財津に殺されるということになる。死の連鎖で、首に財津のペンが刺さってしまう真理。しかし財津は真理に「愛は血であり命である」と教えてきたが、本当は「金は人間にとって血であり命である」という言葉だと伝え、真理をがっつり刺し殺す。

このドラマをなんとか形にしているのが若本と財津(を演じている俳優さん2人)なのですが、筧利夫さんはやっぱり演技がうまい。コミカルな役もいいけどイヤミな役のほうが好き。でも、このドラマでは半年の命だし生徒に手を出してるし呪いにも手を出してるしと情報が渋滞してます。
そして真理はトコトン由夏が嫌いなので、この2人はクロスすることなく話が進行。最後の最後まであまりわかりあえないままでした。珍しいですよね、最後はデレてそれがフラグになって死亡というパターンかと思いきや、最後まで大嫌いというパターン。

しかしアダルトビデオに出演したら1千万円もらえるってどんな契約なんでしょうか。素人でそんな事ありえるのか?
死幣の湧き方もすごい。漫画に出てくるヘソクリみたいに畳の裏にくっついてます。素人のイメージする脱税って感じ。

それでも最後は愛する人に利用され、殺される真理。まったく感情移入できないけど。「ペンが首に刺さる」ってスパイ映画みたいな殺され方だなあ。