トンデモアイドルホラーの頂点「死幣-DEATH CASH-」第6話『次なるターゲット』のネタバレ

死幣

財津は行方不明になり、由夏は突然ビジョンを見ることができなくなる。

生き残ったゼミのメンバー、真理は金持ちの娘だが、金の怖さを知っていて憎しみすら抱いている。由夏を嫌っている真理は、自分は死幣に手を出すタイプの人間ではないと助けを拒絶する。彼女は質素な家に住み、清掃のアルバイトで生計を立てていた。バイト先では愛想がよく、オバチャンから人気者の真理。

若本刑事のもとには、昔からの知り合いで監察官の萱原が現れた(元宝塚の女優さんだからか、非常にヅカっぽい演技)。捜査の打ち切りを告げる萱原。彼女は若本の過去を知っており、彼が妹と由夏を重ねて見ていると指摘する。
由夏は小夢から若本への恋心を指摘され、焦っていた。若本を自宅に招待して、カレーをごちそうする由夏。若本の妹は10年前に死んでいたことがわかる。

そのころ、真理のもとを疎遠になっていた母が訪れる。金のせいで変わった母を嫌う真理。由夏は真理の母から娘に金を渡すように頼まれるが、拒否する。

財津を探し続けている由夏だが、彼はなかなか見つからない。しかし財津と真理が一緒にいるところを目撃する由夏。財津は真理に金を渡そうとしている。

そして、小夢のところに死幣らしき一万円が現れる。さらに彼女は車にはねられてしまう。

とはいえ、妹は無事です。そして真理だけはなぜか2話にまたがって登場します。トイレの清掃をしている真理のところに登場する母・田中美奈子。うーんバブリー。トレンディドラマの香りが漂い始めました。

ビジョンを見る能力を失った由夏ですが、このあとも中途半端にしかその能力は発揮されず、制作サイドが設定を持て余したのでしょうか。若本の妹の死についても回想シーンすら作られておらず、いまいちイメージがわかないです。

カレーをご馳走するというシーンもなんともバカバカしい。少女漫画っぽいといいましょうか、小学生みたい。肉じゃがとか煮込みハンバーグじゃないだけマシなんでしょうか。