トンデモアイドルホラーの頂点「死幣-DEATH CASH-」第3話『呪いの仕組み』のネタバレ

死幣

由夏はゼミの仲間に死幣の呪いについて訴えるが、笑われて終わってしまう。
ゼミ旅行のことを思い出す由夏。郁美がその旅行で、焼けた紙幣を拾っていたことを思い出した。

一方、奨学生の一恵は家が貧乏だが、理不尽なクレーマーのせいでバイトをクビになってしまう。そのタイミングで「死幣を見つけても金を使うな」と忠告しに来た由夏に苛立ち、喧嘩になってしまう。
お金がない一恵だが、ATMから湧き出てきたお金、つまり死弊を盗み使ってしまう。カバンの中で金は増え続け、一恵はその金を使って食べ物を買い、家族に楽をさせる。しかしそのうちブランドに狂い、金を使いまくり、家族をほったらかしにするようになってしまった一恵。死幣にはシミが浮き出してくる。

その後暴れる母に辟易した一恵は彼女を施設に入れることにする。由夏は学校に来ない一恵を心配してやってくるが、一恵は死幣を使ったことを認めて開き直る。しかし、ここで施設への送迎待ちをしていた母の車椅子が壊れて暴走、道路につっこみそうになった。が、若本がそれを止めてくれた。一恵は家族の大切さを思い出すが、母にプレゼントした口紅を拾おうとして介護施設の送迎車に轢かれて死んでしまう。

という胸糞回。この回は貧乏な女の子が金を手に入れてわかりやすく変わってしまう、という内容なのですが、それにしてもお母さんはなんの病気なんだ。家族のことが認識できたりできなかったりしているので、若年性認知症なのか?それとも精神病なのか??
お母さんが娘にプレゼントされた口紅を使って部屋中に落書きしているシーンを見ても「一恵は大変だな。かわいそうだな」という気持ちにはまったくなりませんでした。日本のテレビドラマにおけるわかりやすい“狂人”というキャラクターを当てはめたという感じ。とりあえず、ちゃんと左右を見てから車道に出ましょうねという感想しかありません。運転手に同情するわ