ゴーレム登場ゼロ!?天才少年のセリフが際どすぎる『君と世界が終わる日に』シーズン5・第3話の感想・解説

どうしよう、もう飽きてきたんだけど…

「新空港占拠」のほうが(ツッコミが追いつかなくて)せわしなくて好きかもしれない。第2話で新空港の会社の会長のおじさんを水責めにするという設定とか。ホラー映画なら水槽に入れられるのセクシー美女(=守られるべき弱い存在、というアイコン)なんですけどね。何がかなしゅうておじさんが水に揺れる様子を見なきゃいけないんだ。

 

話を「君と世界が終わる日に」に戻そう。基本、似たようなセットで喧嘩してるばっかりなので、絵があんまり変わらないから飽きてきちゃうの…

第2話の最後で、アンダーに乗り込んできた冬馬。今までアンダーの本当の暮らしぶりを知らなかった彼は、残飯を漁っている子供たちや飢えや病気で亡くなってそのへんに転がる大量の遺体を見てショックを受ける。

佳奈恵はタワーの幹部たちに「冬馬を預かった。彼の命と引き換えに、配給を増やせ」と要求するが、それは冬馬と佳奈恵が共謀して行ったことであり、冬馬は初めて父に反抗したのだった。

レジスタンスとして暗躍していた坪井もアンダーに堂々と姿を現すが、冬馬の父・榊原は息子を見捨てることを決め、その意志を伝えてくる。

冬馬はそれを知りショックを受けるが、彼の存在が役立たずだと知った坪井たちに蹂躙され、傷だらけになる。

 

一方、明日葉は榊原と対立する柳の推薦により、元老院入りを果たす(タワーの中枢的な組織)。榊原はアンダーの解散を提案。アンダーに住むものをていよく追放して厄介払いしようと考えていた。明日葉がもしそれに賛成するなら、元仲間(加州と佳奈恵)だけはタワーに移動させてもいいと榊原は提案する。揺れる明日葉。さらに海斗からは「佳奈恵をタワーに移動させてくれ、そうじゃないとあいつはいつか人のために死んでしまう」と懇願される。

その直後に、榊原と敵対する柳はレジスタンスと内通しているという疑いをかけられ、その場で射殺されてしまう。

明日葉は柳の遺志をくみ取り、他の元老院の議員たちがアンダーの解散に賛成するなか、ひとりだけ反対。実際にアンダーを視察して話し合いをしてくると申し出る。

アンダーに降り、加州と再会する明日葉。殺されそうになっている冬馬を「婚約者」としてかばう… というところで終わりました。

次回は、明日葉もろともアンダーの住人を亡きものにするため、榊原がアンダー地区にゴーレムを解放。海斗は佳奈恵を守るため、ゴーレムにやられてしまうのか…!?という予告があったんですけど… まあ、まだ退場しないのではないか?と思っています。思わせぶりな予告多いので。

 

それにしても、ツッコミどころは多い。いや、小さいツッコミどころですけども。

まず、一番気になったのが、坪井が自分のことを「ボク」っていうところね!?「おれ」じゃないんか!?「ボク」って言うんか!?という、どうでもいいところが気になりました。

あと、2話で撃たれた明日葉の仲間・ゆらの葬儀があるのですが、血のついた服そのまんま。参列した東大の入試問題をすらすら解ける天才少年が「フン、やっぱりアンダーの人間はダメですね(貧しい人間は愚かですね、みたいなノリ)」みたいなことを言い出してズッコケた。天才のわりに考えが短絡的なのが空しい。というよりも厨二病みたいで…

ちなみに、アンダーの両親は彼のことを大事に思っている描写があるのですが、少年はそんなことを忘れているようです。スゲーな。この事実がもっとも怖い。

そういえば、今回はゴーレム登場人数ゼロだった気がする。ゾンビものなのにそんなことあるんですね…

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