ちょっと~!ウォーキングデッドのスピンオフドラマの独占配信がU-NEXTらしいじゃないですか!
もうこれ以上配信に入れない(ウォーキングデッド目当てでHuluとディズニー+入ったのに…)と思ったのですが、ディズニー+があんまり業績良くないから購入できなかったのかしら…
世知辛いっスね。
そんなこんなで「THE LAST OF US」の第5~6話を見ました。
我慢できずにウィキペディアを調べてしまったのですが、ゲームにも登場したキャラクターのヘンリーとサムが登場します。
ウィキペディアと本編を見比べると、設定が改変されているところもあるような…
(ビルとフランクの最期や、ヘンリーの組織所属など)
まあ、それはどうでもいい。
第5話のエピソード。
反政府組織(ファイアフライとは別もの)の亡きリーダー・マイケルの妹・キャスリン。そして組織を裏切り、リーダーの居場所を軍に密告した“ネズミ”のヘンリー。ヘンリーは弟の白血病の薬のために密告をしたのですが、当然組織に追われる身に。
ジョエルとエリーは彼らに助けられ、ともに街を脱出することに…!という流れです。
地下道を経由して郊外から脱出するつもりが、先を読まれていたジョエルたち。
銃撃戦になりかけますが、そこに大量の寄生体たちが登場して暴れまわります。そもそも、地下道に寄生体たちを封じたという設定があるのですが、彼らはいなくなったかと思いきや生存しており、銃撃戦の末に地盤沈下した場所から湧き出してきたのです。
このあたりは非常にドラマチック。キャスリンがマイケルの遺言通りにヘンリーを許してさえいたら、こんな大量の犠牲は出なかっただろう…
ジョエルたちは命からがら脱出、キャスリンたちはあっという間に寄生体に襲われてしまいます。
しかしながら、幼い少年・サムは寄生体に噛まれていました。エリーは自分の血をなすりつけて安心させようとしますが、やはり翌朝感染が発覚し… サムを撃ったヘンリーは、そのまま自分を撃ってしまいました。
仲間になった直後に、その仲間を失ったジョエルとエリー。
銃撃戦からの寄生体襲来の流れが素晴らしくスリリング。でっかい寄生体も出てくるし。キャスリンの部下たちが迎える壮絶なエンドはすさまじいものがあります。化け物にちぎられるの痛そう。
キャスリンというキャラクターもまた、魅力的な人物です。復讐に憑りつかれたあまり、虐殺を厭わないおそろしいリーダーになってしまったのですから。その傲慢さに自分でも気づかないふりをしているのも、部下からはそれをひっくるめて慕われているのもすごい。
軍を壊滅させた彼らの組織ですが、軍人たちに対しておそろしい拷問を繰り返す場面もありました。どう見ても正義ではない。憎い人物を赦すことは難しいことだとは私も重々承知しているのですが、そのせいでキャスリンは自らの首を絞めてしまったという悲しさ。
サムとヘンリーのエピソードも良かった。ただ、白血病って薬の投与だけでどうにかなるのだろうか…?という疑問も残るのですが…
第6話。
話が進展するというよりも、ジョエルとエリーが本音をぶつけ合うシーンがメイン。
3ヶ月後に極寒地帯まで足を伸ばした2人は、ジョエルの弟・トミーと再会します。トミーはマリアという女性と結婚して子供もでき、幸せそう。(ウォーキング・デッドでいうところの「王国」あたりのシーンっぽい。みんなで映画を見るシーンとか)
自分の老いを痛感しているジョエルは、エリーをトミーに任せようと考えます。しかしエリーはジョエルのその言動が許せず、自分のそばから離れないで欲しいと懇願。今まで自分の大切な人は自分から離れて行ってしまった。ジョエルまでそうなるのかと責めるわけです。
結局ジョエルはエリーと旅をすることを選び、ファイアフライが本拠地にしている大学へ到着。
しかしそこには誰もおらず(真冬を過ごすには物資が大量に必要な地域だから移動したのか?)、唐突に現れた略奪者との争いの末、ジョエルは大怪我を負ってしまいます。
やたらと月経事情が描かれるのは、終末系作品としての挑戦として捉えるべきなのかどうなのか。
このゲームの記憶があんまりなかったのですが、大学にサルがたくさんいるところだけ鮮明に覚えていた。ドラマでもサル、いました。サルは何食ってるんでしょうね。サル、デカかったですね。と、サルばかりが気になる。
あと、ジョエルはまだしもエリーは乗馬の影響でお尻がすりむけなかったのでしょうか。鞍のない部分に座っているようなシーンもあり、すげぇな…と思いました。私なら腰と尻をイカれているな…