『君と世界が終わる日に』シーズン4の最終話を見ました。
ぶっちゃけ微妙… と思ったけど、ずっと微妙だったわ。リアリティがないからでしょうか。
最たる感想は「一般人女性がバンバン拳銃撃てるわけねぇだろ！ヘッドショットできるわけねぇだろ！」という失笑でしょうか。
- 溝端淳平が裏切り、財団グループのほとんどの男性が囚人側につく。
- 明日葉にはユートピアから客人が訪れ、護身用の武器（たくさんの銃）を渡してくれる。
- 明日葉は「女性は生き残れない」という理由から、ユートピアに女性だけを連れていくことに。そのせいで残っていた男性はショックを受ける（そらそーだ）。辞退する響と佳奈恵を見て、伊織は「ミライがユートピアにいる」ことを告げる（おそらく、響がユートピアに行けば佳奈恵もついてくると思って真実を告げたらしい）。ここで、シーズン1の黒幕の息子である須賀健太がミライをさらったことも判明する。
- 娘が人体実験されてる！キー！となった響は、女性陣を襲う。が、銃で逆襲される響と男性陣。唯一のいい人キャラだった徳重聡も騒ぎを止めようとしてヘッドショットされてしまう。女性陣のイキリがすごくなってくる。
- 響を止める佳奈恵。「汝、隣人を愛せよ！」と明日葉の言葉で説得する佳奈恵（私は唖然としましたが、泣いた方はいるのでしょうか）。自己犠牲の精神において来美と明日葉が似ていると言われても…
- 囚人たちはネズミを食べている。その辺を歩いているネズミをつまんで捕まえて料理してるんですけど、そんなノロノロ歩いてねぇだろ。陸斗の暴走ぶりについていけなくなる海斗。
- 囚人の生き残り（with溝端淳平とか裏切りものの医師とか）VS財団グループの生き残り（女性陣）が始まる。銃をバンバン撃ちまくる女性たち（装填数はどうなってんだ）。ものすごい銃がうまい。ヘッドショットとか胸に当てたりとかできてる。
- 陸斗の恋人の女囚も死亡。陸斗に「愛してる」と抱き着いた後、蹴りだされて銃の的になる。唐突な「愛してる」が謎。「だから私を守ってね」なのか「滾ってきたわね」なのかよくわからん。ちなみにこの人もヘッドショット。
- 溝端淳平は明日葉を守るために裏切ったフリをしていただけでした！（想定の範囲内）チャンチャン！！ ということで、主要キャラ以外はほぼ全員死亡。財団グループを裏切った男性陣は伊織にヘッドショットされる。
- 陸斗と佳奈恵のアクションシーンかっこいい。佳奈恵が殺されそうになった瞬間、海斗は彼女をかばって日本刀で斬られる。全然血が出てないけど。溝端淳平と響にダブルで刺される陸斗。しかし、彼はしぶとく生きていて、なぜか同じく生き残っていた看護師の桃子さん（財団グループで毒殺事件を起こした犯人）を人質にする。
- 桃子さんは伊織への謝罪の気持ちを表すために自死。陸斗が握っていた剣を引き寄せ、自分の首を突き刺す。男に勝てる握力の持ち主・桃子。
- 伊織は陸斗を殺す。伊織は佳奈恵を本当に好きで、ユートピアに連れて行こうと考えていた（人生で唯一優しい人だったというぼんやりした理由）。だが、明日葉は伊織に対してユートピア同行を断り、さらには佳奈恵は海斗を殺そうとする伊織に嫌悪感を示す。殺されかけた佳奈恵を守りたいとする明日葉は、初めて銃を人に向ける。
- しかし、伊織を貫いた弓を発したのは響。「その手は汚しちゃいけない…」（ｷﾘｯ）
- ユートピアに迎えられる明日葉、響、溝端淳平、海斗、佳奈恵。響はミライを探すために別行動へ。佳奈恵と涙の別れ&ハグ。溝端淳平は明日葉に告白しようとするが、邪魔が入ってできず。彼らの到着を待っていたセレブ風男性は「ようこそ、明日葉」と微笑む。
ということで、溝端淳平の役名をずーっと覚えられないまま最終話が終わった。一応シーズン5と映画化が決定しているらしいんですけど、そんなにみんな見るかな…？ あなたは2000円払える？
生き残ったのは響と佳奈恵、明日葉に加え、溝端淳平、海斗、あと佐野ひなこでした。佐野ひなこの役が本当にイライラするんだけど、トラブルメーカー役で残したのか、溝端淳平に横恋慕役で残したのかよくわからない。
おそらく響と佳奈恵には恋愛感情はもう芽生えないでしょうから、佳奈恵と海斗でくっつくのか？それとも海斗が佳奈恵を守るパターン？
おそらく明日葉は響に惹かれる（身分違いの恋っぽいですね）、でも明日葉には婚約者がいて溝端淳平もいて… と恋愛問題だけがこじれていくんだろうなあと想像。最終話なんてゴーレム1体も出てこなかったんだぜ。人間同士の揉めごとに巻き込まれて殲滅されたのでしょうか。
とりあえず陸斗は想定内だったとして、伊織の脱落が見どころだったんでしょうか。全力で演技していたから好きになったよ、桜井日奈子。
どーせユートピアはディストピアで、なだれこんできてユートピアはエンドオチなのでしょうが（シーズン2でも3でも見た展開だなぁ）、シーズン5を楽しみにしています。