闇堕ち主人公に共感できない『君と世界が終わる日に』シーズン4・第2話の感想(ネタバレあり)

『君と世界が終わる日に』シーズン4ではっきりしたことは、響が完全に闇堕ちしたという点。シーズン1から2あたりのヒーロー路線からシーズン3の教団あたりで弾みがつき…

最終的に、こんなに性格ねじまがるかね?というくらい(シーズン4では)悪い奴になっております。まぁホントはいい奴なんだろうが。ヤンキー理論に通ずるものがある。

この闇堕ちぶりが厨二病っぽくて、何ともイタタタな感じがするのがまた香ばしい。

そもそも、最愛の人を失い子供を奪われたとはいえ、結月ちゃんとか等々力くんとかかつての仲間に恥ずかしくないんですかねとマジになってみる。普通に探したらいいんじゃないの。まぁ、それじゃあ盛り上がらないから病んでるんでしょうが。

  • 刑務所にいた財団グループの大半が捕らえられ、明日葉と宗一、響だけが脱出。ただし、明日葉の弟と仲間を救うため、彼らは刑務所内に戻ることに。
  • 明日葉はユートピアについてなにかを知っているようで、自分を助けてくれたら響に情報提供すると持ちかけ、結婚指輪を返却する(そもそも、なんで知らない人の結婚指輪をネックレスにしていたのかは不明なんだが。怖くない?知らない人のイニシャル入りの指輪
  • 宗一目当てのゆら(佐野ひなこ)と合流。宗一のつれない態度は明日葉のせいだわ!と嫉妬に燃える。昼ドラみたいな要素だな
  • 一方、伊織は刑務所内に潜伏していた佳奈恵と合流。伊織の目的とは?
  • 刑務所の中に潜入するも、囚人グループに寝返っていた仲間に騙され、監禁されてしまう明日葉たち
  • 囚人たちに明日葉を差し出せばいいんだ!とトチ狂ってつかみかかる財団グループ。響は「これがお前が信じていた仲間か?」と冷たく言い放つ。
  • しかし響は財団グループの裏切りを責め、全員で脱出を決意。扉を壊して脱出する。刑務所の扉を複数人がかりといえそんなにすぐ壊せる?と思ったが、終末を迎えてから老朽化していたんですかね、そうに違いない
  • まだ裏切ろうとする財団グループの残党をボコボコにする響。躊躇なく殴って蹴ってとしていたので、少し笑ってしまった
  • 囚人たちに囲まれ、絶体絶命!手錠を外され明日葉のために戦うかと思いきや、囚人グループに思いっきり寝返り、仲間となる響。髪の毛をつかまれて引きずられる明日葉は、「あなたのことは許さない!」と絶叫する。
  • そういや明日葉の弟はどうなったのだろうか。

あと、陸斗と海斗、おとぼけキャラの子分ぽいやつ(海斗と同室だった)、女囚(この46グループ出身の女の子の演技が拙すぎてちょっと面白い)しかキャラが立ってる囚人がいないけど、ダークホースみたいなのがいるんですかね。冤罪のやつとか。

陸斗が囚人仲間も躊躇なく殺し、財団グループにガソリン(灯油とかかもしれないが)をかけてマッチで火をつけて殺そうとするシーンがあったんですけど、ガソリンは貴重だろ!アホか!止めろ!と思いましたね。あと、マッチすっただけで引火したらどうすんだろ、自分が燃えるじゃんとも思いました。刑務所も燃えるじゃない。ダッシュで逃げないと。

というわけで、あまり魅力のあるキャラクターがいないなぁと思っていたんですけど、徳重聡さん(第二の石原裕次郎オーディションで優勝したのがなつかしい)がよかったなぁ。渋いね。あと、竹内涼真よりガタイがいい(身長187センチもあるのね)のもカッコイイなあ。善人だし。

次回予告を見たら、今井翼さんっぽい俳優さんが出てきてびっくり。キャスティング絶妙なのは認める。おまけに響と明日葉の立場が既に逆転していて、数センチの川でおぼれるように這いずりながら「ミライ…ミライ…」という響と、それを銃で狙う明日葉の姿が確認できました。シュールでした。

本筋と関係ないけど、明日葉ってどういう意味の名前なんだろう。どうしても「あしたば」が頭に浮かぶんですけど。子供の頃、それでいじめられなかったのか。

また、玉城ティナについて考えもする。演技が全体的にトリンドル玲奈っぽい。雰囲気が似ているからか?声が高くてちょっとかわいいのも似ている。

個人の予想ですが、ヘリコプターは明日葉のお父さんのものでは?明日葉と弟は父に反発して、ユートピアを拒否している?でも弟が何も知らないのはちょっと謎なんだよな。明日葉のお父さんの財閥も、もしかしてゴーレムウイルスの開発に噛んでいるのか??

とか考えたけどどうでもいいか。シーズン4も6話くらいで終わりなのかなぁ。

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