「ウォーキング・デッド」シーズン11・第23話『ファミリー』の感想・解説(ネタバレあり)

囚われていたが脱出に成功したアレクサンドリア・ヒルトップの住人たちは、コモンウェルスに戻ることを決める。アレクサンドリアに残るように勧められたジュディスは、ダリルについていくことを選ぶ。

一方、マーサーによって公開処刑を逃れたユージーンだが、ひとり閉じこもるしかできない。だが、捜索にきた兵士を打ち倒し、彼も外に飛び出す。

アーロンたちはウォーカーのフリをして彼らの群れに混ざり、移動していたが途中で見つけたキャンピングカーの中に隠れることにした。しかし、イライジャ・ルーク・ジュールズが群れに押し流され、イライジャを引っ張って自分のもとに連れ戻そうとしたリディアは腕を噛まれてしまう。アーロンは彼女の腕を切り落とし、ジュリーはイライジャを探してキャンピングカーを出ていき、再度ウォーカーの群れの中に混じる。

抜け道を使い、庁舎の中からコモンウェルズ敷地内に潜入するダリルたち。

だが、パメラは既に彼らの動きや考えを見抜いており、ユージーンを助けたマーサーは反逆罪で逮捕され、ダリルたちは一斉に射撃される。だが、アレクサンドリアが優勢で焦るパメラは自ら銃を手に取り、よりによってジュディスを撃ってしまう。

そしてウォーカーの群れはコモンウェルスの壁にまで押し寄せてきた。彼らのうちのいくつかは壁を登り、警備を攻撃していく。そして偶然にも操作パネルの誤作動で門が開かれてしまう(さすがドラマだね!)。

追いつめられたパメラは貧困層を切り捨て、自分だけが生き残ればいいという考えを露わにし始める。その態度に、兵士たちも視線を冷ややかにしていく。

ジュディスを病院に運ぼうとしているダリルたち。ユージーン、ユミコ、マックスらも合流するが、侵入したウォーカーの群れが彼らに迫る。さらにルークとジュールズも合流するが、そこにはイライジャ(そしてジュリー)の姿はない。

ジュディスは死線を彷徨い、ダリルに「ダディ…?」と尋ねる。

 

と、なんだかもりだくさんのエピソード。

  • ジュディス、撃たれる
  • リディア、腕がなくなる(噛まれたけど生存確定)
  • パメラのクソムーブ
  • コモンウェルスでゾンビに囲まれ絶体絶命

久しぶりにキレキレキャロルが見られたのは嬉しかったですけど、パメラはどんな理由があれ子供を撃ったのでダメだと思う…

あと、ダリルに「ダディ」と言ったジュディス。リックのことを思い出しているのか、ダリルのこともダディだよと言っているのか。どっちにしよかわいいけどかわいそう。

そういえば、ウォーキング・デッドで「普通の街(※廃墟ではない)でゾンビから逃れるために右往左往しながら戦闘する」のってなかったですね。ラストにして新鮮。