「iゾンビ」シーズン4・第2話『ハイソな血筋』のネタバレ

iゾンビシーズン4

第2話のあらすじ

イヤミなブリンクス夫人がゴルフ場で殺された。目にあたったボールが死因となったが、その犯行に関わっていたのは使用人たちだとわかる。犯人はイケメン運転手?温厚な庭師?息子思いの女性シェフ?

第2話の登場人物

ブリンクス夫人:イヤミでイジワルな性格。クライヴからは「とにかく不愉快」と言われるほどの性格の悪さを持つ。機械音痴。
カールトン:ブリンクス夫人の運転手。イケメンだが妻帯者。
庭師:温厚な性格。カールトンやシェフとの関係は良好だった。
シェフ:ブリンクス夫人のもとに10年近く勤めているという女性シェフ。シングルマザー。
アレックス:シェフの息子。

第2話のネタバレ

ゴルフ場でイヤミな会話を楽しむマダムたち。だが、突然ブリンクス夫人の左目にゴルフボールが当たり、そのまま彼女は死んでしまう。友人の女性・マキシーンもショックで倒れてしまった。
しかし、クライヴやリヴの現場検証中に、スタッフの少年が「茂みに誰か隠れていた」と証言する。ゴルフ場の池をさらい、その中からゴルフボール銃(ゴルフボールを発射できる特別な改造銃)を発見した彼ら。
リヴは夫人の脳みそをカクテルに添えて飲む。

アンガスは殺した牧師の衣装を身にまとい、ゾンビたちを煽っていた。彼は自分を神の器だと言い、人間の脳みそを食べるようにゾンビたちに主張し続ける。彼らはそれに同調した。拍手喝采を浴びるアンガス。

裏通りでは、脳みその裏取引が行われていた。売人のもとにやってきたのはフィルモア・グレイブス社のラスだ。取り分をよこさない売人の腹を刺すラス(とはいえ、相手はゾンビなので死なない)だが、そこにアンガスと彼の信徒たちが乗り込んでくる。ラスは逃げ出すが、売人たちはアンガスの前に連れてこられた。しかし、彼は命乞いを聞き入れない。残酷な笑みを浮かべながら、アンガスはハンマーを売人ゾンビの頭に叩きつける。

デイルとクライヴは話し合いを持とうとしているが、クライヴは尻込みしている。キスをして車を降りるデイル。そこにすぐ、夫人の脳の影響でイヤミなマダム風のファッションとメイクになったリヴが現れ、ワガママ放題言い出す。さらに彼の車の中にコロンをまき、クライヴをまたまた呆れさせる。

フィルモア・グレイブス社の兵士となり、初めてのパトロールに出るジョーダンとフィッシャーをフォローするメイジャー。性格が真逆の若者2人はなかなか噛み合わないようだが、メイジャーは彼らに頭を撃たれないように念押しする。

リヴとクライヴは、被害者の夫人の家に向かう。そこには運転手(夫人のお気に入り)のカールトンがいた。彼はブリンクス夫人に敵はいなかったと主張するが、庭師はマイアミに住んでいた息子と仲が悪かったと証言する。しかし、隔離中のシアトルに息子が来られるわけはない。
カールトン、庭師、コックはブリンクス夫人を口々にほめるが、どう見ても彼女はほめられるような性格ではない。ちなみにシェフの女性は具合の悪い息子・アレックスを連れて職場に来ている。

リビングにあったブリンクス夫人の肖像画には、大きな宝石のついたネックレスも描かれていた。その宝飾品はまだ見つかっていないが、夫人しか暗証番号を知らない金庫に入っているのかもしれない。IT捜査官のスティーブ(久しぶりの登場。まだレギュラーで嬉しいけど、散髪してる!)が金庫を開けるとう。
クライヴは使用人が全員嘘をついていると思う。脳みその影響を受けたリヴがとにかく不愉快で嫌な人間だからだ。リヴは宝石目的の殺人だと主張する。

リヴとメイジャーはヨリを戻していた(といっても体だけの関係らしい)。
翌朝もイチャイチャしているメイジャーとリヴだが、ラヴィは2人を呆れて見ている。しかし、メイジャーが料理を焦がしたのをきっかけにビジョンを見るリヴ。使用人たち(カールトン、庭師、コック)たちが害獣駆除用のゴルフボール銃を使って遊んでいたビジョンだ。

仕事場にいるラヴィのもとにやってきたクライヴ。モジモジしながら、性的なことで相談があるという。ラヴィは興味津々で相談にのることにした。
デイルとはうまくいっているが、ゾンビと人間なので肉体関係を持てないことに悩んでいるクライヴ。しかし、そこにリヴが興味津々で乗り込んできてクライヴが追い出す。クライヴは性欲を抑える薬をラヴィに処方してもらうことになる。
すねているリヴはクライヴにビジョンのことを話し、犯人が使用人の3人のうちの誰かだと絞り込む。

アンガスは信徒たちとともに昼間にデモを行い、ゾンビたちに脳を配りながら教会の宣伝をしていた。飢えた少女に無償で脳みそを与えるアンガスだが、それは見せかけの優しさなのだろうか??

警察署で香水の匂いを振りまき、周囲を辟易させているリヴ。夫人の遺言によると、使用人たちにそれぞれ相当な金額が贈与されることがわかった(なんでそんな遺言をしたのかは謎)。その金目当ての殺人なのだろうか?
運転手のカールトンは流されて浮気をしてしまい、関係を続けなければ妻にバラすと脅されていた。シェフは息子が心臓病で金が必要だったが、援助を断られていた。庭師は娘の学校の推薦状を書くと約束してもらったのに、その約束を反故にされた。それぞれに動機がある。
3人それぞれに遺言のことを伝えたクライヴだが、3人とも同じような反応を見せて誰が犯人だかわからない。
そこに、IT捜査官スティーブから金庫が開いたと連絡が入る。

ゾンビを受け入れる店にいたずらをして、客にも嫌がらせをしているアンチゾンビの若者たち。メイジャーたちは彼らを追い払うが、彼らと喧嘩になったジョーダンが1人の若者と取っ組み合いになり、引っ掻いてしまう。騒ぎを鎮圧しようとするメイジャーだが、一部始終を撮影されてしまい…

クライヴは金庫の暗証番号から、シェフが自分の息子の誕生日を番号設定したことを見抜く。機械が苦手な夫人の代わりに設定したのだ。彼女は金庫に入っていた遺言状をこっそり読み、夫人を殺したら100万ドルが手に入ることを知っていた。だから殺したのだ。
シェフは息子をロサンゼルスにいる父親のもとへと連れて行ってほしいと懇願する。このままだと息子は死ぬだろう。リヴはその訴えに心打たれてしまう。クライヴはリヴを止めるが…?

デイルに呼び出されたクライヴ。性欲を抑えるための薬を飲んでいたことがバレてしまうが、他の方法を考えようと説得される。

脳の影響が薄れてきたリヴはラヴィの助けを借りて、シェフの息子のアレックスを裏組織のリーダーのもとに連れて行くことにする。カールトンと庭師も協力してカンパを渡してくれた。治安が悪い地帯への検問を突破しようとする2人だが、そこに連れてこられた責任者はメイジャーだった。2人を責めるような目を向けるメイジャーだが、彼の機転により検問を通過して、危険地帯に突入した。

指定場所(コインランドリー)についたリヴとラヴィは銃を向けられるも、裏組織のボスであるレネゲードことママ・レオーネに会うことができた。ロサンゼルスにいる父親のもとに、アレックスを連れて行ってくれるというママ・レオーネ。
彼女は金で動くことのない、信念を持った女のようだ。
ママ・レオーネはなぜかリヴとラヴィについて詳しく知っており、「隠し扉がある」と乾燥機の中にラヴィを案内するというジョークも見せる(見事騙され、乾燥機の中でモゾモゾするラヴィ)。アレックスは無事にロサンゼルスに向かって出発する。

だが、メイジャーは検問のことで怒ってリヴの家に押しかけてくる。もしこのことがチェイスにバレたら、彼自身が殺されるだろう。ルール破りを怒るメイジャーだが、リヴは「昔のメイジャーなら子供の味方をしたはずだ」と言い返す。2人は関係を解消してしまった。
その一方で、アンガスが牧師を務めるトリプルクロス教会はゾンビの信者であふれている。

感想

メイジャーの友達と付き合って別れた後に、またゾンビに戻ったメイジャーと寝る関係になっている…ってどういうこと?とは思いました。とはいえ、現状はくっついたり離れたりしている感じ。
クライヴの恋愛相談シーンが面白かったですね。ラヴィとクライヴのコンビも好きです。
そして、シーズン4のキーパーソンであるママ・レオーネが登場。この人はリヴだけでなく、意外な人物に影響を与え、悩ませることになります。この女優さんの演技も素敵なんですよね。注目です。