「iゾンビ」シーズン4・第3話『シアトルの恋物語・前編』のネタバレ

iゾンビシーズン4

第3話のあらすじ

アランに会うために、シアトルに潜入する女の子・アニー。だが、その直後に誰かに殺されて脳みそを抜き取られてしまった。しかも、彼女の脳みそは裏ルートで売られており…彼女を殺したのは誰なのか?

第3話の登場人物

アニー:今回の被害者。超がつくほどのロマンチストであり、『ブリジット・ジョーンズの日記』の大ファン。ネットで知り合ったアランに会うために、シアトルにこっそり潜入しようとするが殺されてしまう。
ブルース:アニーの手引きをしたコヨーテ(密輸業者)。
アラン:アニーとネットで知り合った男性。彼もまたロマンチストである。

第3話のネタバレ

隔離地域であるシアトルにこっそり入ろうとしている女性・アニー。フィルモア・グレイブス社の兵士に賄賂を渡した密輸業者(コヨーテ)のブルース。彼の助けを借りるアニーだが…

リヴはドン・Eが主催する人間VSゾンビのダンスバトルイベントのチラシを見ながら、現場に向かっていた。被害者は心臓を撃たれて処刑され、しかも脳みそを抜かれていた。その女性こそアニーだ。しかも彼女の脳みそはほとんど残っていないため、捜査は難航するだろう。

クライヴはアニーの身元を特定したと遺体安置所に現れる。彼女はアラン・フォックスという男性と親しく連絡を取り合っていたらしい。アニーの脳をチョコレートに入れて食べるリヴ。

脳の影響を受けたリヴは、取調室でアランと出会って夢見心地になってしまった。アランとアニーはネット(ブリジット・ジョーンズの日記のチャットルーム)で出会い、親しくなったという。アニーはラブコメが大好きでロマンチストで、アランと恋に落ちて結婚を考えていたという。しかし、アランはアニーのシアトルへの潜入を危険だと必死で止めていた。そんな彼は、アニーの死を知って絶叫しながら泣き出してしまう。

アランを慰めるリヴ。彼を必死でデートに誘うリヴだが、アランはそんな余裕はない。
彼女の浮かれた様子を見て、仕事以外でアランに会うなと命令するクライヴ。リヴは気を取り直して、コヨーテに詳しそうなママ・レオーネを頼ることにする。

チェイスにジョーダンの件を報告するメイジャー。ジョーダンは引っかいた青年・タッカーの家族から訴訟を起こされていた。フィルモア・グレイブスも訴えられているし、証拠動画も撮られてしまっている。その動画を外部に漏らさないようにと命令されたメイジャーだが…

チェイスは「ダーウィン計画」や脳みそ不足で頭がいっぱいだ。「ダーウィン計画」はゾンビたちをシアトルから外に出す代わりに研究対象にするという計画らしく、黒幕は誰なのかわからない。
さらに、シアトル市内の脳みそは4~6ヶ月で尽きるだろう。ゾンビたちは増えすぎた。今のままだと、確実に彼らは飢えるだろう。

突然ブレインのもとを訪れるチェイス。レネゲード(ママ・レオーネ)の組織がゾンビを無計画に増やしているせいで、食糧危機に陥っているという彼は、ブレインがレネゲードを捕まえたら自由に商売するのを認めると言い出す。
ブレインはもちろん、その話に乗っかる。

ドン・Eは脳みそ業者のダルトンと交渉をしていた。パントマイマーの脳みそを見て、味見をさせてもらうドン・E。食べてすぐにパントマイムを始めるが、それは彼のジョークだった(ドン役の俳優さん、パントマイムうまいのね)。さらにおすすめの脳を見せてもらうドン・Eだが、それはアニーの脳だった!アニーの脳を味見するドン・Eは、それを気に入ってお買い上げする。

そこにブレインが出てきて、レネゲードの情報をダルトンから引き出そうとする。彼はレネゲードにゾンビにしてもらった男・アンソニーを知っているといい、ブレインは彼を連れてこいと命令する。さらにブレインは、商売敵に先に脳みそを売るなときつく命令する。

ラヴィを呼び出したペイトン。リヴがアラン目当てでドン・Eのイベントに行くと言い出したため、付き添いでついていくのだが、付き添いの付き添いをしてくれと頼まれるラヴィ。ペイトンだけでブレインの職場に行くのは気まずすぎるからだ。だが、ラヴィはその誘いを丁重に断る。しかし、ノリノリのリヴが現れ、ラヴィをクラブ遊びできる服装にイメチェンすると言い出した。

ラヴィのファッションショーに、いつの間にかラヴィ本人もノリノリになってしまった。が、そこにメイジャーが帰宅して仰天する。さらに、ロマンチストになったリヴはメイジャーの「好きな人ができた」と重々しく告白し、さらに彼を困らせてしまう。

スクラッチング・ポストに来たリヴ、ペイトン、ラヴィ。ラヴィは踊りに行ってしまい、リヴは運命の恋の予感にウキウキしている。ペイトンは酒をガブ飲みすることしかできない。
ラヴィとペイトンの関係について突然つっこむリヴだが、ペイトンはラヴィが運命の相手ではないと断言する。しかし、彼が他の女の子たちと踊っているのを見ると少々気持ちが乱れてきたようだ。ペイトンはラヴィと踊りに行ってしまう。

アランにフラれたと落ち込むリヴは自分をこの店一番の負け犬だと落ち込むが、ペイトンは負け犬はラヴィだと断言する(というジョーク)。リヴはペイトンと踊りまくるが、たまたまデイルがクライブ以外の男性(ゾンビ?)とキスしてどこかに消えるのを目撃して動揺する。
そのまま、隣の男性にぶつかるリヴ。突然彼に一目惚れしてしまった。
そのティムもゾンビであり、リヴの美しさを褒めてキスしてくる。キスしまくっているリブとティムを呆れて見守るペイトンとラヴィ。

だが、翌朝リヴは手の甲に書いてもらったティムの連絡先が消えてきたことに大ショックを受ける。しかし、ペイトンは彼女に警告する。「真実の愛ならまた会える」というのだ。そして来週のイベントにまた行ってもいいと告げる。
そこでリヴが思い出したのは、デイルの浮気だ。リヴはクライヴに対して、デイルの浮気について告げようと決心する。

でも、リヴは浮気のことを言い出せない。クライヴは、アランが銃マニアで射撃も得意だと突き止めていた。新しい恋のせいでアランのことをすっかり忘れているリヴに呆れるクライヴ。
突如、新人女性警官のミシェルとクライヴをくっつけようとするリヴ。クライヴはイライラするが、その場にいたキャヴァノー刑事のひとことでリヴはビジョンを見る。それは、アニーを手引きしたコヨーテの顔だった。その情報を聞いて、クライヴはニコニコする。

デイルの浮気についてこぼしまくりながら、似顔絵捜査官のジミーに似顔絵を描いてもらうリヴ。だが、実はリヴが描いてもらっていたのはティムの似顔絵だった。それを知ったジミーはプンプンしながら、再度コヨーテの似顔絵を描き始める。

その夜、ママ・レオーネ(レネゲード)が突然リブの家にやってくる。彼女はリヴが探しているコヨーテがブルースという男であり、悪い仲間とつるんでいると教える。彼らは壁を越える人間を処刑して脳みそや金を盗んでいるらしい。ママ・レオーネはブルースを捕まえるのは難しいだろうとリヴに言う。彼らは闇サイトを中心に活動しているから、泣き寝入りするしかない。
しかし、リヴはママ・レオーネのひとことをきっかけにビジョンを見る。アニーはブルースに捕まっていたが、そこから脱出しようとしていた。逃げようとした拍子に、ブルースは何かを焼いている焼却炉に手をついて火傷をしていた。

ブレインのもとに、レネゲードに引っかかれたというアンソニーを連れてきたダルトン。彼はパーキンソン病から解放されるためにゾンビになったらしい。ブレインにレネゲードのことを聞かれるも、元来おしゃべりなはずの彼は何も話さない。レネゲードに恩を感じているからだ。
ブレインはゾンビから人間に戻る治療薬をチラつかせ、情報を出さなければ人間に戻すと脅す。
(ラヴィが作った治療薬を盗んだのは、やはりブレインだった)
アンソニーはブレインに屈しないと言うが、あっという間に彼は頭を割られ、ブレインに脳みそを食べられる(人間に戻してから食べている?)。

事件現場に戻ってきたリヴとクライヴ。アランの持っている銃は、犯行に使われたものとは一致しなかった。
だが、アニーが監禁されていた場所(廃工場?)を見つけた2人。そこの焼却炉の中には、たくさんの焼かれた頭蓋骨があった。ブルースは客を殺しては脳みそを抜き、遺体を焼いていた。アニーは逃げようとしたが逃げられなかった。彼は連続殺人犯だったのだ。(次回に続く)

感想

この話がなぜ前後編なのかはわかりませんが、後編のラストはすごく素敵だからいいかなと思いました。
それにしても、デイルは本当に浮気をしているのでしょうか?潜入捜査?と思ったけど、後編でもその謎は明かされず…
そして無計画に増やされたゾンビのせいで需要と供給が釣り合わず、ゾンビたちは飢え始めます。誰のせいだっけ?と思ったらもう死んでるキャラのせいでした。
あと、ブレインが治療薬を盗んだという証拠がはっきり提示されたのはこのエピソードが初めて?にしても、そんなに早く人間に戻ったっけ???とモヤモヤしました。