「iゾンビ」シーズン2・第11話『官能ラブロマンス』のネタバレ

iゾンビシーズン2

11話の事件

今回の被害者は図書館で殺された司書。だが、官能小説家としてのデビュー間近だった
犯人は体の悪い夫?不仲だった同僚?それとも、別の誰かなのか?

11話の登場人物

グレース:今回の被害者。毒を盛られて殺された司書。官能小説家としてデビューが決まっていた。
アンディ:グレースの夫。事故のせいで車椅子になった。
ミュリエル:グレースの同僚。彼女自身も小説家を目指しているようだが…?
トッド:アンディの介護士。
アリッサ:グレースの友達で、小説のモデル。セクシーCA。既婚者だが不倫をしている。

ネタバレ

口うるさい司書・ミュリエルのせいで図書館を締め出される男性利用客。具合が悪そうな同僚・グレースが早退したいと言うので、ミュリエルは残業している。本棚を倒してミュリエルを下敷きにしようとしていた男を止めるグレース。だが、彼女は咳き込みながら血を吐き、死んでしまった。

彼女は毒ニンジン(吹き替えでは毒ゼリとなっています)の中毒で死んだらしい。病院では原因不明として処理されたが、ラヴィはその毒に気が付いた。ラヴィとリヴはバビノーにほめ言葉を要求する。
これはソクラテスの処刑にも使われ、『ハムレット』にも出てきたという毒らしい。バビノーは夫のアンディに会うのにリヴを連れていくという。

ピーマン?に脳みそとクルミとソースをかけて食べるリヴ。

密告者がいるとボス氏のところに押しかけてくるチンピラたち。それを止めるドレイクの役割だ。彼はゾンビ化してチンピラたちを倒してしまう。
ドレイクはブレインのところに行き、密告者が自分だとバレそうだと相談する。ブレインはもう少しの辛抱だと言うが…?

アンディのところを訪れたリヴとバビノーだが、グレースとは不釣り合いなマッチョの男性が出てきてニヤつくバビノー(彼は被害者の配偶者が殺人犯だと考えがち)。しかし、彼は介護士のトッドだという。アンディは車椅子に乗っていた。
妻の死を知ったアンディは取り乱し、泣き出してしまう。足の不自由な彼が毒の栽培をするのはムリだろう。車椅子になった理由は、消防士の仕事中の事故で腰椎を破裂骨折したからだ。グレースは恨まれるような人物ではないが、職場のミュリエルのことは気難しいと愚痴っていた。
ここでリヴを呼ぶトッド。トッドは突然リヴにキスをして、彼女も情熱的にキスを返す…という幻覚を見たリヴ。いつものビジョンとは違う、白昼夢のようだ。アンディはグレースが恋愛小説家デビューを控えていたと話す。

ミュリエルのもとを訪れるリヴとバビノーだが、グレースは勤務中に小説を執筆して彼女に叱られていたことがわかる。リヴはミュリエルがグレースに嫉妬していたのではないかと推測するが、ミュリエルは鼻で笑う。オーディオブックを聞かせてもらうリヴたち(ちなみに朗読はクリステン・ベル。「彼女には親しみ感じちゃう」というリヴのセリフは面白い)。その内容は、どう考えても官能小説だった。

リヴはグレースの脳の影響で、エロイことばかり考えてしまうようになる。ラヴィのお尻を見てムラムラするリヴ。思わずお尻を叩き、自分の尻を叩き返してくれとねだる。ラヴィは唖然とするが、リヴは官能小説家の脳を食べたせいだと言い訳しながら我に返る。リヴを部屋から追い出すラヴィ。
そこにドレイクが来てしまった。脳のせいでムラムラしまくっているリヴ。ゾンビ化したことについて相談してきたドレイクにアドバイスするリヴだが、ドレイクはブレインと縁を切るためにリヴから脳みそを分けてもらいたいとお願いする。一度は断るリヴだが、リヴのムラムラムードに誘導されて2人はデートすることにする。

バビノーとデイル捜査官はブレインのことについて話し合っている。彼は不思議なくらい身元がわからない。
デイル捜査官はFBIのデータベースを調べるといい、さらに失踪した男性の愛犬(メイジャーが飼っているマイナー)も今夜から追跡すると言う。それに付き合うことを約束するバビノー。

リヴとペイトンはランチをしながら女子会をしている。ドレイクとのデートを楽しみにしているリヴは、胸の谷間もあらわなブラウスを来ている。ペイトンに官能小説を朗読してやるリヴ(すごいことしますね)。だが、グレースはなぜか本名からペンネームに変更していた。その理由はわからない。だが、それをきっかけにビジョンを見るリヴ。アンディは異常に嫉妬深かったことを知り、ぞっとする。

バビノーにそのことを伝えに行くリヴだが、バビノーはリヴの服装に困惑している。
アンディは火事にまきこまれた子供を助けたせいで下半身麻痺を起こした。そんな男が妻を殺すだろうかとバビノーは疑っている。グレースがペンネームにしたのは、夫の嫉妬深さからなのか?

アンディに話を聞きに行くと、ペンネームにしたのはいつか子供ができたときのためだと言う。毒ニンジンを栽培している気配もない。が、彼女の友人のアリッサを見かけるリヴたち。彼女はセクシーな客室乗務員だ。小説の主人公と同じ職業だから、彼女がモデルなのかもしれない。バビノーは彼女に名刺を渡し、何か思い出したら連絡をくれと告げる。

不純物入りユートピアムはまったく見つからない。そのことを遺体安置所で食事しながら愚痴るメイジャーとラヴィだが、リヴはまたエロい話を楽しんでいる。2人にオイルレスリングをしたことがないか尋ねるリヴ。
そこにバビノーがやってきたが、デイルから連絡が入ったとすぐ出ていく。リヴはメイジャーに犬のGPSのことを話し(彼がその犬を飼っているということはもちろん知らない)、メイジャーは突然慌てだす。彼は犬をトリマーに預けていたのだ。スーパーマックスを飲んで、ダッシュで走り出すメイジャー。
デイルとバビノーは渋滞に捕まっていて、しかもGPSアプリに不慣れなせいで困っている。
メイジャーはパルクールをしながら走ってペットショップに向かう。

メイジャーはペットショップにすべりこむが、パーソナルトレーナーとして担当している客の警官が犬を虐待していて、彼からマイナーを盗んだと作り話をする。怯えつつも信じ込む店員。
しかし現場に到着して、ペットショップの中にいるメイジャーの後ろ姿を見つけたバビノーは、どんどん近付いてくる。と思いきや、捨てられていたGPS首輪を拾ったバビノー。メイジャーは犬と一緒にバスに乗って帰宅している。メイジャーはマイナーを手放す決意をしたようだ。彼をバスに置き去りにしたメイジャー(これはひどい…)は、泣きながらその場を去る。

アリッサは警察署にやってきた。刑事たちは嬉しそうに彼女をジロジロ見ている。
やはり小説はアリッサをモデルにしていた。彼女はアンディとグレースは5年間セックスレスだったという。
当初は主人公は「ラテン系のCA・アリー」だったが、自分の浮気が夫にバレると思ったアリッサは出版を許可しなかった。だが、編集者が設定を変えたから許可がなくても出版すると連絡してきたという。
編集者に連絡をとるバビノーだが、グレースの死について聞いた編集者は「サラダに毒を混ぜられたのか」と聞いてくる。実はグレースが送ったミュリエルの推理小説にも、サラダに毒ニンジンを混ぜるシーンが書かれていた。

ペイトンはボス氏についてまたブレインから情報を提供してもらう。2人の間には、相変わらずいいムードが漂っている。

ドレイクとデートしているリヴ。家でディナーをしているが、リヴはムラムラして彼にまたがってしまう。しかし、ドレイクにもグレースの脳を食べさせ、盛らせて関係を持とうとしていたリヴは、断腸の思いでそれを告白した。リヴは脳の影響がなくなるまでこの気持ちが持続したら、続きをしようと告げる。

ペイトンはブレインと酒を飲んで、すっかり酔っ払っている。2人もいい感じになり、ペイトンはブレインの髪の毛を触って、ブレインは彼女の首筋にキスをする。そしてブレインは彼女を押し倒してしまった。

ミュリエルの家に捜索令状を持って訪れたバビノーとリヴ。彼女は毒ニンジンを栽培していたのか?
しかし、リヴはビジョンのなかで、グレースがアンディに対してミュリエルの原稿を見せていたことを知る。
グレースの原稿のゲラ刷りの燃えさしが、暖炉の中で見つかった。だが、その本ではグレースは本名のまま、顔写真も乗せている。しかもその写真の背後には、グレースの家の庭に咲いている毒ニンジンの花も写っていた。

バビノーとリヴはアンディが犯人だと思い、彼を警察署で取り調べる。
アンディは、グレースに内緒で編集者に連絡して本名からペンネームに変更させ、毒ニンジンを栽培した。そして事件の後は証拠を処分したが、鉢植えはまだ残っていた。分析したら毒の成分が出るだろう。やはり犯人はアンディで、本が出版されたら車椅子生活の自分がコケにされるだろうと思いこんでいた。妻は夫のせいで浮気し放題だと思われてしまうだろう。アンディは被害者意識から妻を殺してしまった。

ブレインの身元を突き止めたデイル。さらにジュリアン(シーズン1で死亡したブレインの部下ゾンビ。メイジャーとは因縁の仲だった)の本名や2人の友人関係まで調べ上げてきた。メイジャーとジュリアンの揉め事も知っているバビノー。さらにブレインの父のアンガスはカオス・キラーの被害者であり、他の被害者はブレインと知り合いだったこともわかる。しかもブレインには薬物の不法所持(販売目的の所持)で逮捕状が出ていた。

デイルとバビノーはブレインを警察署に引っ張ってくる。
失踪者の携帯電話に残っていた番号、ミート・キュート精肉店に残されていたスズキのダイイングメッセージ「ブレイン」。追い詰められたように見えるブレインだが、逆に2人を翻弄する。
そこにペイトンがやってきて、司法取引中の彼を擁護する。バビノーやデイルはペイトンを説得しようとするが、状況証拠しかないため、ブレインを釈放するしかない。ペイトンは自分の行いが正しかったのかどうかを少し迷っているように見える。

夜。ペイトンがリヴを訪ねてきた。ペイトンはブレインの写真を彼女に見せ、知っているか尋ねる。リヴはペイトンに対して、ブレインと関わるなと警告する。ローウェルを殺してメイジャーを狙い、エヴァンを爆発に巻き込み、リヴをゾンビにして子どもたちを大量に殺していたことを洗いざらい話すリヴ。ペイトンは崩れ落ち、ブレインと寝てしまったと告白する。ショックを受けているペイトン。

相変わらずユートピアムを探し続けているラヴィだが、マイナーが消えていることに気が付く。メイジャーはマイナーを持ち主に返したと嘘をつく。さびしがるラヴィだが、メイジャーの嘘に勘付いているようにも見える。

落ち着いたペイトンは帰宅するというが、一度寝た相手をわかった気になっていたが、わかるはずなかったと後悔の念を見せた。自室に戻るリヴだが、ベッドには裸のドレイクがいる。

感想

メイジャーはまだリヴのことが好きなのに、リヴは同じゾンビであるドレイクと寝てしまう…!という三角関係。とはいえ、メイジャーとドレイクはほぼ出会うことがありません。
ドレイクはメイジャーとはタイプの違う悪マッチョでありながらもお母さん大好きというギャップの持ち主でもあります。
リヴはそんな彼にどんどん惹かれていくものの、ボス氏の部下であること、ブレインと協力していることなどは知らないうえに、彼には大きな秘密があり…??

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