「iゾンビ」シーズン2・第7話『殺人はマジック』のネタバレ

iゾンビシーズン2

7話の事件

嫌われ者のマジシャンが密室殺人で殺された。犯人は元婚約者か、それともベテランマジシャン?SNSで喧嘩をしていたマジシャンコンビ?それとも、彼の助手??そもそも、犯人はどうやって部屋の中に侵入できたのか?

7話の登場人物

シド:今回の被害者。ゴシック主義であり、芝居がかった口調で話すクセがあった。性格が異常に悪く、マジシャン仲間からは嫌われていた。
エンジェル:シドの助手。彼と関係を持っていた。
フーディーナ:シドの元婚約者。トランプで野菜を切るマジックが得意。
マグナス:シドが昔前座をつとめていたベテランマジシャン。
スモーク&ミアーズ:SNS上でシドと喧嘩をしていたマジシャンコンビ。
イリーナ:シドの遺体の第一発見者。
デスティニー:マグナスと関係を持った美女。

ネタバレ

セックスはできないが、イチャイチャすることで関係を保つリヴとメイジャー。メイジャーは彼女と一緒にいたいと感じているが、リヴは自分がゾンビになったことが関係にヒビを入れるのではないかと考えている。

今回の被害者のシド・ウィキッドはトランプで喉を切られて殺されていた。ホテルで殺されていた彼はマジシャンだったらしい。ホテルでは「プレストフェスト」というマジックの大会が行われていた。
第一発見者の掃除係に話を聞きに行くが、彼女から「『エンジェル』に向かって怒鳴っていた」という謎の証言を引き出す。また、ホテルの部屋に漂う異常なニオイはゴミ箱の中にはギフトからであり、そのボックスには腐敗したものが詰められていた。シドを殺したのはマジシャン仲間なのか?ラヴィはマジック好きなので盛り上がりすぎ、バビノーに口を塞がれる。

ラヴィはステファニーといい感じらしい。
リヴはソースの中にシドの脳みそを入れて食べる(おいしそうだけど何の料理だろう?クリームソース和え??)。

リヴは早速トランプマジックをラヴィに披露している。シドに影響され、仰々しい口調になるリヴ。ラヴィはマジックが大好きなので大興奮だ。バビノーが見せたいものがあると行って来るが、リヴの「トランプをひけ」という言葉に「ヤダ!」と即答する(ラヴィとリヴがおちゃらけて、バビノーがツッコミを入れるという形式がすっかり出来上がっていて面白い)。

監視カメラの映像が届いたが、そこには誰も出入りしていないかった。彼が殺されるまで、部屋の扉からは誰も出入りしていない。完全な密室殺人だ。

朝、起きたラヴィはキッチンでお尻を振りながら踊りまくっているペイトンを見つけ、思わず凝視する。ペイトンは仕事のことで(ステイシー・ボスから圧力をかけられた件で)イライラしているのだ。
ラヴィはステファニーが最近グイグイ迫ってきていると感じているが、その相談にのっているペイトンは聞き流そうとする。そこにやってきたメイジャー。リヴとの関係が充実しているが、彼女が脳を食べるとその持ち主に影響されることにはやや不安を感じている。

リヴは遺体安置所でシドの遺体のまわりにろうそくを灯し、ブツブツとつぶやいていた。そこにブレインがやってきて「エドガー・アラン・ポーの脳を喰ったのか」とからかう。ブレインは金持ち男性の連続失踪事件について触れ、実は被害者は全員ゾンビであることを教える。失踪事件を放置すればブレインの脳みそ販売業にも差し支えがあるし、リヴも襲われて死ぬかもしれない。キラー探しを手伝えと持ちかけるブレイン。
その捜査をしているのはデイル捜査官だというリヴ。ブレインはゾンビたちにも家族がおり、彼らを助けるために事件を解決しようと言い続ける。

シドの助手・エンジェルが取調べを受けている。彼はエンジェルと関係を持っていたが、嫉妬深く事件当日も他の男といたことを怒鳴られていた。シドはひどく嫌われているとエンジェルは証言する。彼が皆のマジックのタネをユーチューブで明かしたせいだ。犯人候補はフーディーナとマグナスだというエンジェル。

ラヴィのためにイギリスの祝日であるガイフォークスデーのお祝いをしてくれたステファニー。だが、その内容はかなりズレていて、ラヴィは困惑する。彼はプロポーズされるかもと怯えている。

マジシャンのフーディーナのステージを見に行くリヴだが、彼女はリブをステージの上に上げてしまう。トランプでリヴが口にくわえたセロリや頭の上に乗せたセロリを切るフーディーナ。そこでビジョンが見え、花嫁の格好をしたフーディーナが怒り狂ってシドに指輪を投げつけていた様子を見る。

いかにも怪しい彼女のトランプをちゃっかりくすねたリヴ。そのトランプは端が金属加工されたものだった。シドとフーディーナは婚約していたが、フーディーナから婚約解消を申し出たらしい。しかも、犯行現場にあった絵柄(ダイヤのクイーン)のトランプがないことがわかる。

フーディーナの部屋に行くバビノーたち。彼女はシドのゴスっぽい人格は嘘であり、もともとはスティーヴという名前でマジックをやっていたと告げる。ポリスアカデミーが大好きだった彼だが、ゴスにはまりすぎてしまい、結婚式を黒魔術スタイルでやりたいと言い出した時点で彼女はシドを捨てた。彼は怒りまくって、フーディーナのマジックのネタばらしをして、彼女のネタをパクって出世したという。動機がある彼女だが、アリバイもあった。

バビノーはデイル捜査官とのデートに出かける。
だが、リヴとブレインは一緒に彼らを見張っている。タロットカードをしているリヴに解説を頼むブレインだが、効いたところで「つまんねーよ、聞くんじゃなかった」と言い放つ。ブレイン自身も人間に戻ったことを公表していないので、狙われる可能性が高いのだ。バビノーとデイル捜査官が出かけると思っていた2人だが、どうやら自宅で夜を楽しむことにしたようだ。リヴたちは肩透かしをくらう。

ラヴィとステファニーは一晩を一緒に過ごしたが、ラヴィは彼女に別れを告げる。しかし、言い終わる前に察した彼女は自ら部屋を出ていく。

デイル捜査官の家に忍び込んだリヴとバビノーだが、捜査の資料を調べ始める。
資料には被害者の家から同じタッパーが発見されたこと、ミート・キュートの排水口から宇宙飛行士のアラン・ヨークの毛髪が発見されたことが書かれている。そしてリヴは、メイジャーの家の犬が被害者のものだと知ってしまう。
だが、そこに資料が届いた。FBIの鑑識からだ。ブレインは思いっきり封筒を雑に開封してしまい、スズキの冷凍庫の中にあった脳みその鑑識結果(脳みそは人間のものだったという報告書)を見つける。リヴは自分がその結果を改ざんして投函し直すという。

今度はマグナスに話を聞きに行ったバビノーとリヴ。シドはユーチューブで彼の浮遊マジックのタネを明かした。シドは昔、マグナスの前座をしていたのだ。だが、出番を増やしてくれという頼みを反故にされてから、シドは彼を恨んでいた。自伝の裏表紙の推薦文をシドに頼もうとしたマグナスだが、リヴはひどい罵り言葉を提出されて怒りまくったマグナスのビジョンを見る。「腐ったマジックが好みなら、この本はお薦めだ」という宣伝文を書いたシド。彼のホテルの部屋に届いたのも、腐った魚と「腐ったものを楽しめ」というカードだった。それはマグナスのやった嫌がらせだが、単なるいたずらだったと彼は言い訳する。
事件の夜、マグナスはトイレの個室で逆ナンしてきた女性と関係を持っていたらしい。
バビノーは老人が美女とイチャつくなんて考えられないと言うが、見学していたマジシャンに腕時計をすられたことに気が付いて慌てる。

メイジャーに、連続失踪事件の被害者が全員ゾンビだと知ったことを告げるリヴ。彼は、リヴを守ることを約束する。

ピアノを弾き語りしているブレイン。そこにペイトンがやってきた。
ステイシー・ボスが何かに勘付いたことを教えにきたペイトンだが、ブレインはすかさず彼女をナンパする。

遺体安置所でリヴはFBIの報告書を改ざんし、ラヴィはSNS上にあふれているシドの悪口をチェックして興奮している。その書き込みをしていたのがスモーク&ミアーズという新進気鋭のマジシャンコンビだった。しかし、シドは彼らのマジックの種明かしをすると脅し返した。それ以来、SNSで彼らは絡んだ形跡はない。彼らが犯人なのか…?

スモーク&ミアーズのケーブルTV番組の撮影現場に乗り込む2人だが、彼らはちょうどフーディーナの舞台にいた。彼女はマジックで姿を消して、最後は戻らなかったと証言する。ミアーズはなぜか話すことができないので、ボードで彼らのことを煽る。

フーディーナのところに話を聞きに行くと、彼女は消えていなかったことがわかる。彼女はウェイトレスに変装して、ずっとその場にいたのだ。リヴは掃除係のメイドのイリーナが、犯行現場に入った唯一の人物だったことを思い出す。

イリーナは既にホテルに出勤しておらず、不法滞在者なので身元もわからない。でもリヴは、彼女の書いた文字を見てまだホテルにいると確信する。

スモーク&ミアーズのもとに戻ってくるリヴたち。喋らないキャラクターのミアーズのほうを逮捕する。実はミアーズは男装しているイリーナだったのだ。リヴはイリーナの筆跡とミアーズの筆跡が同じことに気が付いた。
スモークももちろん共犯であり、マグナスを誘惑した美女・ディステニーに彼を誘惑させたのもこのコンビのせいだった。

リヴはFBIの報告書をデイル捜査官の家のポストに入れてに行くが、謎の黒人女性がその様子を見ている。

家にいるペイトンだが、変な音が聞こえてきてドギマギする。だが、それはラヴィだった。
ペイトンは彼を映画に誘う。なんとなくいい感じになる2人。ラヴィは彼女にキスしようとするが、ペイトンはラヴィには彼女がいると彼を咎める。ステファニーと別れたことを告げるラヴィ。ペイトンは自分のせいだと自責する。
ペイトンはラヴィを遠ざけようとしているようだ。2人は友人関係を続けることを誓う。

デイル捜査官のもとにはリヴの捏造した鑑識結果が届き、2人はその結果を信じる。
(めちゃくちゃイチャイチャしているバビノーとデイル)
しかし、リヴの様子を見ていた謎の女性が「宛先不明」と書かれた大きな封筒をデイル捜査官の家の玄関に置いて去っていく。

メイジャーが帰宅すると、ウィジャボードをしながらブツブツ話しているリヴがいた。黒いレースをかぶっている彼女の姿にドン引くメイジャー。やはり2人はわかりあえないのだろうか?

感想

リヴが中ニ病になる回。メイジャーもこんなことでドン引きするんじゃないよ!と思いました。
マジシャンがたくさん出てきて、容疑者もたくさん。さらに密室殺人というミステリー要素が高めのエピソード。ですが、男装している女性なんてすぐバレそうなものだが(登場シーンで違和感しかなかったため)。
ブレインとリヴが共闘するのはこのシーンが初めてかも?この後もあまり一緒に行動しないので、貴重なシーンです。また、バビノーとデイルがイチャイチャするシーンも貴重かも??
ちなみに、謎の黒人女性は次のエピソードにがっつり登場しますが、かなりヤバい女です。

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