「Zネーション」シーズン4・第13話（最終話）のネタバレ

ホワイトハウス前でゾンビの頭を吹き飛ばした10K。彼らは黒い虹作戦を止めるためにワシントンまでやってきた。マーフィは大統領ゾンビのネクタイを引っ張って、犬のように言うことを聞かせている。
ロジータはまだ黒い虹の幻覚の中にいる。何を探しているのかわからないが、ウロウロし続けていることにイラつくマーフィ。だが、ロジータは探していたものを見つけたようだ。彼らはそれを見て、言葉を失う。

大統領ゾンビをそのまま連れてきたことにやはり文句たらたらのマーフィだが、指が縮んで使えなくなったら困るというロジータ。彼らは発射台を探して施設の中へと侵入する。
ロジータたちの前に立ちふさがったのは、目の見えないゾンビだった。

しかしマーフィは30階下に大統領ゾンビを落としてしまった。彼がいなくなる前に、追いつかなくてはいけない。
目の見えないマッド・ゾンビが大統領ゾンビの体を食べていたが、救出に成功する彼ら。マーフィは彼を立たせ、歩かせる。そしてようやく目当ての部屋に辿り着く。
暗くて狭い通路の先には、やはり目の見えない兵士ゾンビたちが大量にいた。
そこでゾナにいた黄色いメガネの研究者と鉢合わせるロジータ。彼が実行するよりも先に計画を阻止しなくてはいけない！

ロジータは読むことができないラテン語を読み、発射台のコントロールパネルを操る。
だが、気がつくと彼女はテラー博士の目の前にいて、ゾナの施設に舞い戻っている。
テラー博士は、人類を救うために彼女にしかできないことを託そうとしているようだが…？

現実：ロジータはひとりでフラフラ動き続けている
意識下：ロジータはVRゴーグルをつけて、現実の自分を操作している感じ

既に黄色メガネ男が発射台のコントロールパネルをいじって設定を変えていったようだ。ロジータはパネルを淡々といじっている。
現実世界ではパネルに向かってゾンビが押し寄せてきている。ドアをロックするコードはロジータしか知らないが、彼女は喋れない。絶え間なく撃ち続けているリリーと10K。幻覚の中に割り込めるのはマーフィだけだ。彼はドアのロックコードをロジータから聞き出す。
実はテラーは黒い虹計画を止めるための練習をロジータに積ませており、テラーの研究所に寄ったのは彼の開発したワクチンを入手するためだった。そして、ドローンについている黒い虹のウイルスが入ったボトルと、ワクチンのボトルをすり替えるのが彼女の仕事だ。

ロジータは単独でドローンのボトルを交換するといい、10Kとドクがついてくることを断る。彼女は死を覚悟して、10Kやドクとハグをする。そしてロジータはマーフィに「私が昏睡に陥っても起こさないで」とだけ告げて、リリーと敬礼を交わして出ていった。

ロジータを待ち受けていたのは黄色いメガネ研究者だった。彼と撃ち合い&殴り合いになるが、ロジータは勝負に勝ち、ドローンの中で交換作業を始める。そして無事に作業を済ませた彼女だが、殴られて倒れてしまう。

ロジータはまた夢を見る。ゾナの施設にいるテラーとロジータのところに、富裕層の者たちを束ねているボスがやってきた。彼は黒い虹計画を止めるのではなく、リセット計画を実行せよと命じる。意識を取り戻したロジータは、自分がリセット計画を実践させられるために訓練させられていたことに気が付いた。
このままでは、やはり人間は全滅してしまう！

マーフィはロジータを助けに行き、黄色メガネの研究者とケンカになってしまう。薬品を浴びせられるマーフィ。
目を覚ましたロジータは、ボトルを再交換しようとしている。しかしそのままドローンの中に閉じ込められたロジータ。
マーフィはボロボロの状態のまま、立ち上がろうとするが倒れてしまう。

ロジータの作業は間に合わない。ドクと10K、リリーたちがロジータのもとへ向かうが、ドローンは彼女を乗せたまま飛びたってしまった。ドローンから次々と黒い部品が飛び立ち（散布モード）、それが空に黒い虹を作り出す。マーフィは生きていたが今度は赤い肌になってしまっていた。

死を感じたリリーは、突然10Kを押し倒してキスをする。マーフィとドクは逃げずに、死を受け止める覚悟をして、黒い虹を眺め続ける。そしてロジータを乗せたドローンは煙をふいて墜落しそうになっている。

感想

なんといっても、ロジータのゴーグルをつけての演技に笑ってしまう回。黒い虹計画とリセット計画が同じようなものに思えて仕方ないですが、テラーは本当に何がしたかったんでしょうか。うーん。
なぜこんなに近未来要素を入れたんだ。シーズン1～2のあたりであんなにアナログだったのに、どう考えても無理だろう。ただ、ドクとマーフィが黒い虹を眺めているシーンはキレイです。本当の悪夢に迷い込んだみたい。
レッドやサン・メイ博士は死んだのか？そして唐突に出演しなくなったアディは降板したのか？