「iゾンビ」シーズン1・第5話『スカイダイバーの死』のネタバレ

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第5話の事件

スカイダイビング中に死んだ女性は、薬を盛られて殺されていた。彼女をふった男が犯人なのか?それとも、彼女の浮気相手?それともその恋人の誰かなのか?

第5話の登場人物

ホリー:被害者であり、リヴの大学時代の同期生。そのため、ペイトンやメイジャーとも顔見知り。かなりの自由人であり、リヴは彼女に謝罪したいことをしてしまったことがある。
ローウェル:ホリーの仲間。リヴに対して思いを寄せるが、彼の正体は…?本業は有名ミュージシャン。
エライザ:ホリーたち全員のスポンサーでもある飲料会社マックス・レイジャーの広報。カーソンと交際していたが、浮気症の彼に悩まされていた。
カーソン:ホリーの仲間のチャラ男。エライザと付き合いつつホリーと浮気経験があり、その裏ではレンとも寝ていた。
レン:ホリーの仲間。レンとは隠れて付き合っているが、バレている。

ネタバレ

リヴはスカイダイバー中に死んだ女性の検死のために森に来ているが、ずっと待たされている。そこにペイトンから、友達のホリーが死んだと連絡が入る。リヴがこれから検死する女性こそ、ホリーだ!

ホリーは最後に飛び降りた男と何かあったのではないか?

メイジャーがバビノーを訪ねて警察署にやってくる。彼はエディとジェロームが見つからないと告げに来たのだ。メイジャーはジェロームの特徴を伝えて写真を渡し、スケートパークに出没するキャンディマンを捜そうと持ちかけるが、バビノーは捜査が忙しいと断る。結局、メイジャーは自分で捜査をしようとしているようだ。

リヴは自分と正反対のホリーに少し憧れていた。自由で豪快で規則破りの女性だった。ラヴィは彼女を気遣うが、リヴは真相を確かめるために彼女の脳を食べると決意する。

ペイトンはホリーの死を悼みつつ、その無謀さを怒っていた。リヴはテストの成績で落ち込んでいた時に彼女に励まされ、プールで一緒に泳いだことを思い出す。だが、その一方でサークル(社交クラブ?)から彼女を追放するのに加担していた。
ここで、リヴは彼女のビジョンを見てしまう。ホリーは彼女の後、最後にダイブしたローウェルという男性ににひどく怒鳴られていた。

バビノーにホリーの件を調べてほしいというリヴだが、彼女は既に事故死として処理されかけている。彼女の説得で、しぶしぶバビノーは捜査に協力することになる。

突然、リヴは雨のなかを自転車で通勤するようになる。今までにない感覚を得るリヴ。

ローウェルの取り調べに参加するリヴ。ローウェルはどうやら、彼女に対して何か思うところがあるらしい。ローウェルは、ダイブが最後になったのは、ビビっていたからだという。彼がスカイダイビング後に行方不明だったのも、落下位置がズレてしまったからだ。

バビノーが消えた瞬間、ローウェルを質問攻めにするリヴ。パーティでふさいでいたのはドラッグのせい、ホリーとは寝ていないと彼は質問に答える。そして反対に、リヴに彼氏がいるか尋ねる。
だが、バビノーはエクストリームスポーツの運営企業(ホリーやローウェルのスポンサーでもある)マックス・レイジャーがヘルメットカメラの映像を全て消していたと告げに来て、ローウェルが容疑者だと臭わせる。

さらに他のスカイダイバーを呼んで取り調べが始まる。レン、マックスレイジャーの広報部長もしているエライザ、会社の広告塔のカーソンに話を聞くことにある。
エライザはホリーの死に様を遺族に見せないため、つまりは告訴を避けるために映像を消したという。また、ホリーはローウェルに言い寄っていたことも分かるが、ホリーはエライザと交際しているカーソンと浮気していたことも明らかになる。しかも、まだ浮気は続いていたとウワサになっている。

カーソンの浮気の言い訳を聞きながら、ビジョンを見るリヴ。カーソンは浮気をしていたが、その相手はレンだった。

だが、それが殺人の証拠にはならない。

バビノーは上司のスズキから怒られる。マックス・レイジャーからクレームが入ったのだ。殺人事件でないなら勝手に捜査するなと言われるが、リヴがホリーの体から薬物が見つかったと伝えにくる。スズキはリヴをじっと見つめながら(意味ありげに)捜査の許可を出してくれる。

犯人はスカイダイビング仲間の中にいる。ホリーの追悼会に参加するリヴ。ペイトンと一緒に行くが、メイジャーとも再会する。とても気まずい。

ビジョンを見るためにウロウロするリヴだが、レン、エライザ、カートンと鉢合わせる。追い返されそうになって、同級生だと言い返すリヴ。ついホリーが薬を盛られていた事実について口を滑らせる。

バビノーは、メイジャーが持ってきたジェロームの写真をポケットに入れる。彼は彼なりに、捜査に進展がないことを気にしている。

リヴは彼女の寝室をウロウロする。ヘルペスの薬、アダルトグッズの手錠、そして白紙の処方箋が見つかる。それを見ていると、ビジョンが浮かんだ。白紙の処方箋を使えば、誰でもホリーに盛られた薬を手に入れることができるだろう。
ところがローウェルとばったり出会ってしまったリヴ。2人で酒を呑むことになる。リヴはホリーをサークルから追放したことを後悔していると告白する。

ローウェルは、スカイダイビングで飛ぶ前に酒を飲む習慣が仲間たちにあったと話す。ホリーが死んだ時には、カーソンが酒を用意していた。さらにカーソンとレンが浮気をしているのは、仲間内では有名だった。犯人は彼なのか??
ローウェルはリヴにアピールするため、いろいろ教えてくれる。
激辛カクテルを作ってくれたローウェルだが、彼はなぜかリヴがゾンビだと知っていた!

なんと、ローウェルもゾンビだった。リヴの見た目から、彼女も仲間だとわかったのだ。
(彼自身は髪と肌を染めている)
ローウェルは機内で興奮しすぎてゾンビモードになり、彼女を食べる前に慌ててホリーを飛ばせたのだという。降下してからしばらく隠れていたのも、その症状が収まるまで待っていたからだった。
そこにメイジャーが来て、帰るという。それにくっついていくリヴ。

ジェロームのことで落ち込んでいる彼を、リヴは抱きしめる。
しかし、メイジャーはローウェルとの恋を応援するような素振りを見せた。

バビノーは、ジェロームのことについてスケートパークで聞き込みをする。たまたまいた不良少年に話を聞くが、想像していた以上に大勢の少年少女が失踪していることが明らかになる。

ラヴィはホリーの処方箋を出した薬局をつきとめた。リヴは、ラヴィにもうひとりゾンビを見つけたと告白する。ちょっと浮かれているリヴ。彼のことが気になっている。
そこに処方箋のFAXが送信されてくるが、それにはやはりカーソンが関わっていた。

バビノーはカーソンを再度取り調べる。レンとの関係をホリーがバラそうとしたから殺したと疑われるが、カーソンはそれを否定する。
実は、マックス・レイジャーを飲んだ者は1000人に1人が精神障害になるとされており、たまたまその事実を知ったカーソンは、ホリーにそれを教えてしまった。もしかして、エライザはホリーがマスコミに密告しようとしているのを知って、会社の人間として彼女を殺したのだろうか?

エライザの家に踏み込むバビノーたちだが、シャワーカーテンがない。料理もつくりかけだ。彼女は逃げたのだとわかる。

スズキに一連の事件について報告する(結局犯人はエライザらしいが、逮捕された描写などはなし)バビノーだが、若者の連続失踪事件についても話をしようとする。だが、スズキはそれは失踪課の仕事だという。誰もいなくなったスズキは、激辛ソースをマグカップに注いで飲み始める…。

メイジャーはスケートパークでジェロームを探し続けている。そこで、ジェロームの靴を履いているジュリアン(ブレインの部下)を見つけて追いかけるメイジャー。喧嘩になるが、ゾンビモードを発動したジュリアンは異常な強さを見せる。メイジャーは殴られまくり、血だらけで倒れてしまう。

リヴのところにやってきたローウェル。プレゼントを持ってきたという。彼はリヴに世界一辛いデスソースを渡して、自分の置かれている状況、つまりは孤独について語り始める。もう普通の恋愛はできないと思っていたが、リヴに出会えたと口説きまくるローウェル。恋の予感に、リヴは浮かれる。

感想

メイジャーに次ぐイケメン・ローウェルの登場であります。個人的にはローウェルがおっそろしくハンサムなので、メイジャーがどうでもよくなりました。そもそも、メイジャーは勝手に捜査をして暴走してというキャラなので、あまり感情移入できないところもあるかもしれない。
今後、ローウェルはキーパーソンになっていくのですが、それだけに今回は事件の描写や解決ノシーンが雑ですね。エライザがどうしてこんなことをしたのかはよくわからないままだし。
そして、スズキもゾンビであることがわかります(アジア系でゾンビってごまかすの大変そうっすね)。彼はもちろんブレインに変えられており、そのためにゾンビに不利益な事件は揉み消すことも…?