「アメリカズ・ネクスト・トップ・モデル」シーズン24。
モデルのタイラ・バンクスが審査員に復帰した最新シーズンです。
ホラー映画やホラー系ドラマじゃないけど、リアリティショー好きとしてはどうしても気になります！
今回のテーマは“激情”。つまり、モデルになりたいという熱意がない場合は、すぐに落とされてしまいます。1話はファイナリスト14人の絞り込みが行われました。
1人目で登場したのはアイヴァナ。中国で修士号をとり、高校の卒業生総代でもあるそう。プラスサイズであり、ふくよかで明るい体型が魅力です。
持参した写真も審査員が気に入り、すぐに合格！
次に登場したのはクリスティアナ。32歳のシベリア出身です。彼女も体型はふくよかなほうで。太ももやお尻にもセルライトがついていることを明かし、それでもモデルになりたいと応募。
レオタードのセクシーな写真を持参し、合格を勝ち取ります。
3人目のシャニースはモデル体型。体中にタトゥーが入っていますが、それは亡くなった兄の影響だったそう。母親に、自分の娘がやれると知らしめたいと応募。
「画像は普通」と言われつつも「本人のほうが素敵」と合格。
次はリバティ。アイダホの田舎出身の美人です。
「かわいいけれどモデルというよりカントリー歌手みたい」（日本でいう「アイドルっぽい」って感じかな）と言われ、「これから頑張るなら」という条件付きで合格。タイラからは「素質がある」と言われ、泣き出してしまいました。
続くのはバンビというあだ名を持つミア。日本人の血も入っているらしいですが、エキゾチックでスレンダーな体型がモデルっぽい！
ですが、優しげな印象が強いせいか、「性格的にモデル業界になじまないのではないか」「まだ早い」という理由で初の不合格になってしまいました。
次のリヤンは桜の横で和傘らしきものを持っている謎写真を持参してきて、「写真はイマイチ」と言われてしまいます。ですが、合格！
ジャンプしているかわいらしい写真を持参したクリッシーも合格。
次に登場したエンジェルは、「写真を加工しすぎている」という理由から不合格。
42歳の最年長参加者・エリンは、つけてきたウィッグをタイラに奪われるというユニークな展開で賑わせます。
子供は5人、孫は3人いる（！）という肝っ玉ママさんです。
持参した写真もとってもファッショナブルで、満場一致で合格！
リズは、登場早々、ズッコケて審査員に印象を残します。
笑い方が「グハハ」みたいな豪快な感じで、「何杯飲んできたの」と疑われるほど。
ですが、持参した写真は海辺に水着でたたずんでいるもので、ギャップがすごい！
審査員も唸り、合格。
34歳のクリスティーナは、参加者の中でも曲者。審査員も彼女のルックスをほめますが、調子に乗った彼女は「私は美しいモデルよ」と言い出し、その傲慢さで審査員を呆れさせます。
審査員のロウが彼女の態度を批判したところ、クリスティーナはなんと言い返します。
ロウ「彼女の態度は不愉快よ、正直好きになれない」
「私は嫌われることもある」
ロウ「そうね」
「お互い様よ」
こんな態度をとった参加者は今までにいなかった！とざわつく審査員たち。
その態度から、ロウは「不合格よ」と言い渡しますが、クリスティーナは食い下がります。口では謝罪するものの、タイラに反省していないと言われ、他の審査員も年上の審査員を敬わない彼女を怒ります。
クリスティーナは緊張していたせいと言い訳しますが、ロウはさらに呆れ顔…？
ですが、彼女の持参した写真があまりに美しかったので、とりあえず合格に。
「素質はある」と言われつつ、前途多難…？？
次に登場したのはジーナ。
汎発性脱毛症という病気に苦しみながら、偏見と戦ってきました。
病気のせいで髪の毛が抜けてしまうので、「男みたい」とからかわれたり…。
彼女はしっかり“激情”を示し、持参した写真も素敵でした。合格です。
マギーは21歳。自称「不良娘」ですが、かなり口が悪くてざっくばらんな感じ。
でも、持参した写真はトラッドで「不良娘」にはとても見えません。
ですが、モダンさを示して合格。
リリックは父がNBAの選手で、母はリアリティースター。いわゆる2世ですが、審査員のドリューは「女優のほうが向いていると思う」と告げ、全員がそれに同意。彼女は不合格です。
続けて登場したラミーナはラップを、イルカはボクシングを披露しました。
サンドラは純潔を守るイスラム教徒で、飲酒も喫煙もしないとアピールします。
次のクーラは、登場しただけで審査員が「宇宙人レベル」とビックリするほどのスタイルの良さ。見事合格です。
こうして20人の合格者が決まりますが、すぐにファイナリスト14人への絞り込みが始まります。
さっそく、審査を兼ねた撮影に出かける20人。
有名な撮影地で、レディー・ガガの元スタイリストで「ニコパンダ」を手掛けるフォルミケッティの服を着て、モデルとして撮影をしていきます。撮影を取り仕切るのは審査員でもあるドリュー。
合格者のリオは、19歳で脳腫瘍が見つかり、大手術を経験しました。
今でも後頭部に大きな傷跡があります。
そのリオから、撮影がスタート。赤ピーマンのような衣装を着て、カッコよくポーズをとります。
リズはフラフラしながらも、時に見せる天真爛漫な笑顔でみんなを笑わせます。
クリスティアナはゴージャスなピンクのマリー・アントワネットのような衣装をまとい、優雅にポージング。
審査でいいところを見せられなかったリバティも張り切り、コーラとクリッシーもそれに続きます。
カイラは父が黒人・母が白人のハーフであり、そのせいで差別的なことを言われた経験もあるそう。
世の中に影響を与えられるモデルになりたいと語ります。
続けてジーナ、イルカも挑戦。イルカはボクサーという経歴がありますが、ドリューの指示がうまく伝わらず「360度まわって」と言われてもキレイにまわれません。ドリューやデザイナーもう～ん？という感じになって終了。
最年長のエリンは情熱はありますが、ポージングや表情の作り方に苦労します。
「年齢を活かすべきだけど苦労している」というドリュー。エリンに期待していると語ります。
6人の子供を育てたママに恩返しをしたいシャニースは、初めての撮影に緊張気味？
リヤンの次はアイヴァナですが、プラスサイズの彼女は金色の鳥のような衣装で、ジュディ・オングの「魅せられて」みたいに羽根を動かせるデザインです。
マギーやブレンディKもいい感じ！
サンドラは「突っ立っている以外のポーズをとってみて」と言われて努力します。
ラミーナにも表情のつけ方に注文が入りますが、頑張ってやっても「やりすぎ」とバッサリ。
クリスティーナは審査の失敗を挽回しようとしますが、見事に成功。「完璧！」と言われます。
撮影終了後、ドリューとタイラが写真をチェック。
リズ：最高！壊れた人形みたい（ほめてます）
クリスティアナ：素敵
エリン：キレイだけど80年代のモデルみたい
マギー：（出来栄えは）不良娘じゃない
リオ：キマってた
シャニース：途方にくれているみたいだけど素質はある
リバティ：かわいいけれど、無難？
ラミーナ：戸惑っている。経験が少ないのがわかる
イルカ：苦労していろいろ試していた
クリスティーナ：厄介なタイプ
この後は合格者だけでファッションショー。ここで、不合格者がもう出てしまいます！
残念ながら、ラミーナとイルカが脱落です。
憧れのタイラの前でランウェーを歩くことに緊張しまくりの参加者。
リオは足元がもたつき、みんなが心配そう。写真は無難と言われたリバティですが、ショーではとってもキレイ！リズはわざと歩き方を崩し、みんなを笑わせます。ロウはリズがお気に入りみたいですね。
サンドラは、イスラム教徒にはモデルが少ないこと（そもそも目指そうと思う人が少ないらしい）を挙げ、自分がモデルケースになりたいと話します。
クリスティーナが出てきた時には、タイラはロウに対して
「あなたの親友よ」
とからかいますが、
「ひどい歩き方」
と呟くロウ。クリスティーナのイメージは回復するのでしょうか？
参加者たちは豪華な家で共同生活をすることになります。
ブランディKは貧しい家庭で育ち、トレーラーハウス暮らしでした。その時の経験をばねに成功したいよう。
家に用意されているベッドは14人分しかなく、参加者の数と合いません。これからどんどん脱落するという事実に怯える参加者…。
明るかったリズですが、ここでクリスティアナをつかまえて、不安や悩みを吐き出します。
似た体型のクリスティアナに嫉妬しているというリズは、なぜか泣き出してしまいました。クリスティアナはそんなに仲が良くないはずなのにと困惑。大声で騒いでいるので、皆が注目しています。 皆から「普通じゃない」「変な子」と注目されるリズ。全員で彼女をなだめますが、ナーバスになっているリズは受け付けません。
翌朝、タイラが豪邸を訪れます。
ここでさらなる脱落者の発表です！
用意されたパネルの中に、自分の写真がなかったら脱落です。
18人から一気に14人に絞り込みます！
ここまでほぼ映っていなかったアレクシア、クリッシー、そして最年長のエリンが脱落。
ですが、エリンの脱落は実はドッキリ。15人目として、番組に残ることができました。
合格者
リズ：美人だが破天荒。変人と言われているが、気持ちにムラがあるタイプ？
サンドラ：モデル志望者には珍しいイスラム教徒
カイラ：黒人と白人の間に生まれ、差別も経験。
マギー：自称「不良娘」だが、
エリン：最年長42歳
リオ：脳腫瘍で手術を経験
クーラ：宇宙人レベルのスタイルを持つ。ショーでは敵なし！？
アイヴァナ：プラスサイズモデル。参加者イチのふくよか体型
シャニース：モデル経験ほぼなし
リヤン：実は子供ができないかもしれない体質だと次回明かす
ジーナ：汎発性脱毛症と戦う
リバティ：「カントリー歌手みたい」というルックスから抜け出せるか？
クリスティーナ：傲慢でワガママな態度で審査員に口答え。今回の問題児？
クリスティアナ：ふくよなか体型ながら、度胸の良さでカバー
ブレンディK：貧乏な過去から抜け出し、地元を見返したいと願うも、トラウマが多すぎて…
クリスティーナはこれからも問題を起こしてくれそうで楽しみです。