「フリーキッシュ 絶望都市」シーズン1・第6話のネタバレ

フリーキッシュ絶望都市S1

前話までのあらすじ

・ラショーン、糖尿病の薬をもらい、一命をとりとめる。だが、在庫の薬はバレットがこっそり処分してしまった。
・感染したメアリーは外に逃がされる。
・水が出なくなってしまい、ますます生存者の7名は追い詰められることになる。

第6話のネタバレ

ヴァイオレットとディーゼル、グローヴァーは配管の故障のせいで水が出ないのか、それとも別に原因があるのかを調べている。水は残り少ない。ゾーイは「トイレの水は飲まない」と主張して、ラショーンにお姫様だと笑われる。

ディーゼルは、建物内ではなく、外の配管に原因があると断言する。しかし、グローヴァーはシェルターの中にガスマスクがあることに気が付く(部屋にあった新聞記事にそう書かれていた)。

マスクと酸素タンクがあれば、彼らは外に出ることができる。彼らはシェルターに突入することに決める。火炎放射器があれば、それを怖がってゾンビ(元生徒たち)が近付いてこないだろうというバレット。だが、火炎放射器は火事のもとになりかねない。だが、眠らせるとしたら?ヴァイオレットは催眠ガスを作るといい、ヴァイオレットとバレットは対立する。
バレットは彼女を脅すが、今回はヴァイオレットも折れない。

グローヴァーは彼女をねぎらう(彼はバレットがヴァイオレットの弱みを握っていることは知っているが、その内容は知らない)。グローヴァーとメアリーに対して謝罪する彼女だが、彼はそれを受け止める。
彼女は催眠ガスを作る準備を進めているが、彼はヴァイオレットが自分の知らない面を持っていると言い、ヴァイオレットを見つめている。

バレットは無線で、応援を要請している。だが、その謎の相手に応援は送れないと断られてしまう。

グローヴァーとヴァイオレットは、突然ゾンビに襲われる。薬品が保管されているエリアにはゾンビがいた!

ゾーイは自撮りで、誰か(おそらく家族)に対してメッセージを撮影している。彼女は通気口づたいに、実験室に行って薬品をゲットしなければいけないのだ。体型的にも、ヴァイオレットを手伝えるのは彼女しかいない。
ディーゼルはゾーイにやらせるのは心配だと思っている。パニックを起こしたら、対処できないからだ。ナタリーは彼女をかばうが、ディーゼルは2人が不仲だと感じており、その理由について考えあぐねている。

ヴァイオレットとゾーイは2人で通気口に入っていく。ラショーンはとにかく心配そうだ。
案の定、ゾーイは通気口のふたを落として音を立てるし、部屋の扉を閉めたつもりがしまっていない(ストッパーがかかってしまらないのにそれを見ていないというガバガバ確認)ため、ゾンビが入ってきてしまう。襲われるゾーイとヴァイオレット。だが、ゾーイが傘を投げ、それに貫かれたゾンビは倒れてしまう。なんとか無事に逃げ、材料も手に入れたゾーイとヴァイオレット。

ラショーンはゾーイを称賛する。ゾーイはいい気持ちになり、2人はイチャイチャする。
ヴァイオレットは実験を始め、ゾーイとラショーンは小部屋でセックスを始める。
だが、彼らが傷つけたゾンビはその頃、ヴァイオレットたちの後を追って通気口の中に入ろうと四苦八苦している。

ナタリーはゾーイのところにやってくる。彼女はゾーイに謝ろうとしているのだ。
かつて2人は交通事故を起こしたのだが、ゾーイを車に置き去りにしたまま、ナタリーは逃げた。ゾーイはひとりで悪者にされ、彼女の貧しい母親は「子育てを失敗した」と罵られた。だが、ナタリーはゾーイに謝り、ゾーイもそれを受け入れた。だが、ハグをした瞬間にゾーイは親友の妊娠に気が付く。

実験中のヴァイオレットを気遣うグローヴァーだが、実験用の水としてくすねてきたのはバレットの水だと笑う。

ゾーイとナタリーはすっかり打ち解けている。ナタリーの母親は完璧主義を娘に押し付けており、彼女はそれに支配され続けてきたのだ。2人はすっかり元通りの仲良しになっている。ナタリーのママと、ナタリーは違うと言い、彼女を慰めるゾーイ。

教師のファイルを見ながら、先生たちのゴシップで盛り上がっているグローヴァーとヴァイオレット(溶剤の分離に時間がかかっているので、手すきらしい)。彼女の選択授業が「社交ダンス」なことを笑うグローヴァーだが、ヴァイオレットが曲を流し始め、2人はダンスをすることになる。

ナタリーは皆にも、妊娠していることを打ち明ける。
「なんで言う気になった?」
「ただ、もう、自分を隠すことに疲れたの」

踊るグローヴァーとヴァイオレット。
壁にメッセージを書いているラショーン。
保冷庫の氷を切り出しているディーゼル。
だが、通気口の中から、ゾンビが貼っている音が聞こえてきて、血も零れ落ちている。

感想

・ゾーイが本当に使えない子で泣ける……。
・水がなくなったわりに緊迫感はなく、ただゾンビが襲来する予告となるエピソードのような感じ。シェルターに突入する前段階のエピでもあります。
・それにしても、みんな毎週あっさりといろいろ許しているのがなんとなく「ぬるい」という言葉を連想させる。