「フリーキッシュ 絶望都市」シーズン1・第2話のネタバレ

フリーキッシュ絶望都市S1

前回までのあらすじ

・土曜日に学校にいた生徒たち、工場の爆発のせいで学校に立てこもり
・多くの生徒が出ていき、残された生徒たちは不安でいっぱい
・問題児ばかり残る校内に、出て行った生徒が戻ってきて、全員死んだと言い出す

第2話のネタバレ

学校に戻ってきたライルの看病をしているヴァイオレットと、それを見ているコーチやグローヴァー、バレット。グローヴァーはライルの「みんな、死んだ」という言葉を隠し、不自然な態度をとる。ヴァイオレットはそんなグローヴァーを問い詰め、その結果、彼は白状する。
バレットはライルから無理やり外部の現状を聞き出そうとして、ベッドを揺らす。それを止めるコーチ。だがそこに、ナタリーが同じく戻ってきたアディを連れて、シェルターにやってくる。他にも何人もの生徒が戻ってきているようだ。

彼らは全員シェルターに運ばれ、看病される。ゴミみたいな臭いがすると肩をすくめるゾーイ。
しかし、彼らはなぜ学校に戻ってきたのだろう?本当に、他の人は死んでしまったのか?

バレットは壊れた無線機を見つけている。その彼に話しかけるメアリー。バレットは非常に評判が悪い(開発仲間を裏切り、自分だけ大金を手に入れたことや、いつも傲慢な態度をとっているから)が、彼女は「(バレットが悪い人間か)自分で判断する」という。
両親のことを心配しているメアリーに、バレットは「土曜だから出勤しているわけない」と言う(遠回しな慰めのようだ)。反対に、バレットは外にいる誰のことも心配していないという。そのことに驚くメアリー。
彼はその話題をはぐらかすように、救助は数日後、もしくはもっと後になるかもと言う。

ナイフを持って見回りするディーゼル。彼はある教室に入る。そこには、ナタリーがいた。
驚くナタリーだが、ディーゼルは仲間を守るために見張りをしているようだ。ナタリーは皮肉っぽく彼に接する。ナタリーは、アディが感染する病気を持って戻ってきたのではと警戒している。少しクールでありつつ、それを恥じているような彼女に、ディーゼルは「俺も下(シェルター)にいたくない。あそこは墓場だ」と言い放つ。彼はナタリーに少し寝るように勧めるが、「指図されたくない」と彼女は去る。

ディーゼルは憧れのヴァイオレットと話をする。彼女の父親はケラー化学で働く化学者だったが、数年前に死んだらしい。ディーゼルの父も同じ工場で働いており、有能らしい。
そこにコーチが入ってきて、休むように命じる。彼は生徒たちに睡眠をとらせ、自分が見張りをするというのだ。シェルターの床に寝るコーチは、自分の家族の写真を見ながら、愛しそうにそれを見ている。
だが、その後ろで、アディがゆっくりと体を起こしていく。

ナタリーとヴァイオレットはガールストークをしている。彼がいるか聞かれたヴァイオレットは、何日か前に別れたとナタリーに告白する。ナタリーも決まった人はいないという。それをこっそり聞いているグローヴァー。

朝が来る。メアリーを起こすグローヴァー。

ゾーイとナタリーはトイレで鉢合わせるが、ゾーイはツンとしている。ナタリーはゾーイの態度にキレる。
彼女たちは昔、あることで喧嘩をしたらしい。ナタリーがママに言い訳するため、ゾーイのせいにしたことを、彼女はいまだに怒っている。

兄妹は食事を探しながら、両親を心配している。ジョークを言うグローヴァーに、メアリーは呆れている。だが、グローヴァーは何かの気配を感じる。気のせいだろうか?
工場のそばに家があることを、メアリーは心配している。食堂を出ていく2人だが、誰かがそれを見ている。

ゾーイとラショーンは服を着替えている。同じ服から同じ服へと(バスケ部のユニフォームがいっぱいあるというギャグ)着替えるラショーン。

メアリーは女の子目当てでグローヴァーが生き残れたと笑う。彼は口止めをするが、メアリーは彼女と兄は釣り合わないと笑っている。

ゾーイはラショーンとのイチャイチャを中断させる。弟たちのことが心配で、その気になれないのだ。
だが、物音がして2人は警戒する。
ヌードルだと思う2人だが、何かがラショーンを襲う!屈強なゾンビ男(のちに、用務員のミスターHだと分かる)が襲いかかってきたのだ。だが、ラショーンは厚い本で男の首を抑えつけ、そのまま動かなくなるまでそれを続ける。

ゾーイとラショーンは、こっそりとシェルターの入り口に近付く。物音がしたので隠れ、襲い掛かるラショーン。だが、それはグローヴァーとメアリーだった。
ミスターHが凶暴になって出没しているというゾーイたちの話に困惑する兄妹。とりあえずコーチに解決してもらうべく、通路を抜けてシェルターの中に入る。だが、そこにはコーチを食べている生徒たちの姿があった。ゆっくりと、ゾンビになったアディが振り向く。

アディやライル、他の生徒たちは、かなりのスピードで兄妹に近付いてくる。転んだ妹を助けながら、グローヴァーは外に出る。シェルターを封じ、呆然とする2人。

話を聞いたナタリーはアディを助けると言い、グローヴァーを困らせる。逆に冷静すぎるバレットはヌードルたちを苛立たせる。外に出るべきではないという彼は、放射能と同じようにすべての部屋を封鎖しようといい、自分は無線機を修理して助けを呼ぶという。

メアリーはイライラしている。心配したグローヴァーはトイレについてくるが、彼女はそれを追い返す。だが、メアリーは感染していた!すねにできた傷を、見つめることしかできない。

感想

・このドラマの予告映像でも登場していた、メアリーの感染。案の定、彼女は感染してしまいました。さて、彼女はこれからどうなるのか……?
・アディとライルは何度も会話に出てくるキーパーソンではあるのですが、ゾンビとして登場するのは圧倒的にアディ。といっても、「ゾンビ」というより「感染者」かな。
・とはいえ、このエピもさほど物語が動きません。