「5つ数えれば君の夢」

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2014年の「5つ数えれば君の夢」を見ました。
・東京女子流主演、キラキラアイドル映画
・監督は「溺れるナイフ」の監督。若くて美人でキラキラしている感じの人。知らんけど。
・女子校の文化祭までを舞台に、「切なくもみずみずしい青春」を描いていますのよ
どうでもいいけど、女子校ってこんなキラキラしてないぞ。かといって、別にそこまでさばけてもないと思うけど。男の人が描く女子校より、キラキラ度が強いのはなぜだろう。「劇場版 零」を思い出した。
もっと明るくてバカでかわいい女子校映画が見たいなー。先般見た「滝を見にいく」とか、すごくじんわりきたのです。意地悪もあって、距離感も悪口もあって、でも急に仲間になってみんなでニコニコして、時々泣いたりして。天国みたいな映画だなあと思いました。と、関係ない話。

あらすじ

エイベックスから誕生した5人組ガールズ・ボーカル&ダンスグループ“東京女子流”の主演で贈る青春ドラマ。文化祭を間近に控えた女子校を舞台に、5人の少女たちの切なくも瑞々しい青春模様を綴る。共演は大和田健介、柳俊太郎、内田春菊。監督は「あの娘が海辺で踊ってる」の山戸結希。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=348174

やる気のないネタバレ

1人しかいない園芸部で花を育てながら、目立たないように生きているさく。
ダンスがうまく、マイペースで、突飛な行動ばかりとるりこ。
学園祭のミスコンで優勝することに命を懸ける宇佐美。
宇佐美のことが大好きで、なんでもしてしまう都。
女子校の閉鎖性にうんざりしている委員長。

さくは花屋のお兄さんに恋しているが、りこに突然「君の美意識が好き」と言われ、仲良くなっていく。だが、変わり者のりこと仲良くなることの風当たりに負け、文化祭当日にりこをプールに突き落とすよう宇佐美に命じられる。だが、彼女はそれをせず、自分の作った花壇の花を摘んで、踊るりこに投げ入れる。彼女は言いたいことが言えるようになる。

りこはさくに裏切られても、表情を変えずに自分からプールに飛び込んだりこ。りこはミスコン会場で都の裏切りにあい、ダンスのBGMの生演奏をしてもらないまま、無音で、しかも濡れたまま踊り続ける。しかし、文化祭後に海外留学に出てしまい、さくとりこはそれから会うことはなかった。

ミスコン1位にこだわる宇佐美。某高校のミスターを好きになるが、彼はどう見ても宇佐美を好きではない。だが、それでも宇佐美は彼を好きだ。断り切れずに体を許し、そのまま連絡がとれなくなる。宇佐美はミスコンの1位に固執し、見事にミスとなる。

都はピアノがうまく、将来はその分野に進みたい。だが、宇佐美のことにかかりきりになるなど、中途半端さをピアノ教師に見抜かれ、叱責される。彼女は宇佐美が好きだ。宇佐美になりたいとすら願う。彼女は最初から最後まで、宇佐美の親友である。

委員長は女子校のあれこれ、ミスコンのもめごとにウンザリしている。彼女は自分の兄が好きだが、彼は彼女持ちで、当然それを受け入れてもらえない。最後はその事実を受け入れる。

感想

・やたらとキラキラしている話なので映像はすごくキレイ。
・なのですが、セリフがあまりにもむず痒い(出てこないけど、なんとなく「ボクっ娘」に通じるものを感じる)のと、延々とよくわからない悩みを聞かされそのまま終わるので、トイレに行きたくてたまらないぐらいモジモジしました。あと、日南響子の「7つまでは神のうち」とタイトルにてるわね。
・ただ、東京女子流の子は演技うまかったです。
・サスペンスだと思って借りたらMVみたいな話だった。おわり。