「Zネーション」シーズン2・第14話のネタバレ

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最終話の手前なので、回想回です。
・それぞれ、終末の日に何をしていたのか?が描かれます。
・久しぶりにマックも登場!何気によく出てきますね。
・しばらく登場しなかったサイモンも出てきます。

第14話のあらすじ

「長かった道のり/DAY ONE 」
ついにカリフォルニアに到達だ! チームは、車でカリフォルニアの州境を越えていく。着々と目的地へ近づく中、彼ら一人一人は、ゾンビ大災害が起こった時のことを思い返していた。あの時何をしていたか、何が起こったか。そして、ここへ来るまでにどんなことを乗り越えてきたか…。彼らはとうとう目的地に到着する。だが市民Zは思いがけない発見をする。果たして彼らを待ち受けているものとは?
http://wwws.warnerbros.co.jp/kaidora/znation/ep.php

ネタバレ

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ワシントンDC。終末の日より前のこと。
連邦捜査局に捕まっているのは、サイモンだ。彼はスパイ容疑をかけられ、裁判にかけられる予定になっている。だが、彼は無罪を主張している(おそらく、サイモンは超有能ハッカーというだけなのだろう)。
そこにある男が現れ、ヘンリーをスカウトする。「我々の下で働けば、無罪にしてやる」と持ち掛けてきた男。有無を言わさぬ雰囲気だ。サイモンをノーザン・ライト基地で働かせようとする男だが、「基地で何をするのか?」と尋ねるサイモンに、彼はメモを出す。「弁護士にも見せてはダメだ」というその内容に、サイモンも驚く。
「これは、暗号ですか?」
そこには“ZOMBIES”と書かれている。

現在。
サイモンは、システムにログインしようとして、パスワードが変更されていることに気が付く。ハッキングをされたのだ!

ロベルタたちは荒廃した土地に行きついてしまい、車を捨てて歩くしかない。目的地まで1~2日かかるだろう。
「どうしてこうなっちゃったんだか」
というロベルタ。

昔。
ロベルタは職場で指示を受けている。フィラデルフィアが行くはずが、トレントンに行くように命令されて戸惑うロベルタ。仲間たちはホッケーのテレビ中継で盛り上がっている。
部下のディニーンが電話のことで話しかけてくるが、軽いノリの彼に厳しく注意するロベルタである。
外で交通事故の音がする。ロベルタがその様子を見に行くと、救急車が駐車場に突っ込んできている。
担架には、誰かが乗せられている。「どうして誰もいないの?」彼女は慌てて担架にかけられた布をとるが、そこにはゾンビがくくりつけられている!「死んでるのにどうして!?」(なぜわかったんだ?)と驚くが、ロベルタも襲われて慌てる。
慌てて職場に戻ると、さっきまで誰もいない。そこに突入してきたのはゾンビ化したディニーンだ。ロベルタは襲われるが、なんとか逃げ出し、落ちていた銃を拾って彼を殺す。
次々飛び込んでくるゾンビを続けて殺すロベルタ。
「ゾンビね!」

現在。
マーフィが「お姫様、ちゃんと歩け!」と、呆けているロベルタに怒鳴る。
(普段はとにかく何もしないマーフィが「お姫様」と呼ばれているので、彼なりの皮肉だろう)
彼らは歩いている場所は、なんと「夢の国」だ。ドクはその皮肉めいた現状を笑う。

昔。
ドクは職場にいる。彼は精神科医(カウンセラー)として働いており、ドラッグ中毒の患者と仲良くおしゃべりしている。ドク自身もドラッグを楽しんでいたが、5年はやめている。
すると、ドアの外で何やら暴れる音がする。様子を見に行くドク。

そこには、別の精神科医の部屋で暴れている男がいた。彼は別れた妻のことを思い出して、感情的になったようだ。上手になだめるドク。
自分のオフィスに戻るが、そこには重なり合う体が見える。ドクは「おおっと失礼!」とドアを閉めるが、「ラリーはゲイだったってことか?」と混乱する。そしてもう一度ドアを開けると、ラリーはゾンビに食べられているのがわかる!「ありゃゾンビだ!」
まずはゾンビを部屋の外に押し出し、感染していたラリーをも押し出すドク。しかし、また老化から悲鳴が聞こえる。ドクは慌てて部屋から飛び出すが、先ほど仲をとりもった精神科医の女性と暴れていた男性患者が、ラリーたちに食べられている。
ドクは外へ逃げようとするが、覗いたら通りも大パニックだ。とりあえず手にしたゴルフクラブをもう一度握りしめ、我慢していたドラッグを噛み砕いて飲み込み、「これでよし」と彼は外に飛び出す。

現在。
進み続けるグループ。

サイモンは周囲を調べている。すると、ノーザン・ライト基地では、核のせいで壊れたはずのサーバーのなかに、かろうじてまだ動いているものがあることがわかる。

昔。
アディは、ホッケーの試合を観戦している。
(ロベルタの職場で仲間がテレビ観戦していたのも、同じ試合?)
だが、そこにゾンビが現れる。
「今日はゾンビのコスプレデーじゃないよな?」
という選手たち。その中にマックもいる。

ゾンビは次々、客を襲い出す。アディは逃げる!
マックはスケート靴を脱いでいる途中で襲われそうになるが、その靴のブレードでゾンビを撃退する。観客ゾンビはさまざまな応援スタイルをしている。
マックはゾンビに立ち向かうが、襲われてしまう!それを助けたのがアディだ。彼らは一緒に脱出することにする。
「俺達、一緒に動いたほうがいいと思わない?」
マックのその言葉に、アディはそれに同意するが、家に残してきた母と弟の様子を見に行きたいという。同意するマック。彼らはスタジアムから飛び出す!

現在。
夜、どこかの建物内に隠れているロベルタたち。マーフィは食事を吐き出し、文句を言っている。

昔。
10Kは釣りをしており、見事な魚を釣り上げる(ハーフパンツで幼い感じ。正直、メチャクチャダサイ)。だが、その帰路の最中、ゾンビに遭遇する。矢が刺さったレンジャーゾンビやハンターゾンビたちが彼を追い詰める。だが逃げる途中で、10Kは木に激突して気絶してしまい、そのまま転がって下に落ちる。ゾンビたちは彼がいなくなったのに気が付かず、そのまま走り抜けていく。

意識を取り戻して、立ち上がった10K。だが、そこには新たなゾンビがいる。さらに後ろには先ほどのゾンビたちが迫る。それを助けてくれたのは、父だ。
10Kは銃を持ち、父のもとに走る。親子は逃げ続ける。

現在。
サイモンはハッカーのことを調べて続けている。彼はどんどん、ハッカーの正体を暴いていく。

昔。
ヴァスケスは妻子の葬儀を行っている。かなり落ち込んでいる彼。葬儀場のスタッフが、ヴァスケスがそこにいると知らずに入ってきて彼を驚かすが、すぐに出て行く。だが、どこかでカリカリと小さな音が聞こえる。ヴァスケスは「この斎場にはネズミがいるのか!」と怒りだす。

すると、背後から先ほどの葬儀場のスタッフが登場する。彼はゾンビになっており、ヴァスケスを襲う!葬儀屋を、靴の中に入れていた銃で撃ち殺すヴァスケス。すると、また何かの気配がする。その気配の正体は、彼の妻だ。棺の中から妻と娘が這い出し、彼を襲おうとしている!
ヴァスケスは涙を流しながら、絶叫する。

現在。
地下道にいるマーフィ。彼は何かを考え込んでいる。
「人類の救世主にも、ゾンビの救い主にもなりたくない。どちらもクソだ」
「俺に、慈悲はないのか?」

昔。
刑務所にいるマーフィは、ドローポーカーを囚人仲間としている。そこで突然、囚人同士で喧嘩が始まる。刺された囚人は地面に転がるが、そのまま変異する。マーフィは、他の生きている囚人を見殺しにして自分だけ逃げ、扉を閉めてしまう。囚人は、マーフィを呪いながら殺されていく。それを呆然と見ているマーフィ。

現在。
ロベルタは起きているマーフィに声をかける。
「眠れないの?」
「夢も見られない」
「いつから?」
「ずっと前から」
マーフィは弱音を吐き続ける。CDCに着いて血液を抜いたら、そっと裏口から逃がしてほしいと懇願する彼。だがロベルタは、それに賛同しない。
ふと、マーフィはゾンビたちがそろそろここから離れるから、出発したほうがいいとロベルタに提案する。彼の表情はやはり冴えない。

サイモンは、利用されていたことを知る。サイモンを使って、誰かがマーフィを追跡していたのだ!彼はサーバーを壊す。

ロベルタたちはカリフォルニアの目的地に着く。そこは研究所ではなく、ダイナーだ。なぜ、研究所は存在しないのか?とりあえずロベルタとヴァスケスが偵察に行くことになるが、ロベルタは10分戻らなければさっさと逃げろと指示する。マーフィは今のうちに「衣装替え」をさせられる。

ダイナーには老女がおり、ロベルタとヴァスケスに紅茶を用意する。だが、彼女は大きな銃をカウンターのこちら側に隠し持っている。

「次回へ続く……」

感想

・まさかの回想だらけ回。
とはいえ、マックとアディの出会いはなんだかキュートだし、マックは普通にしていたらイケメンだったとわかる。にしても、ホッケー選手に見えない体格にも思うけど……スカート姿のアディはかわいいですね!
・皆、すぐに「ゾンビだ!」って気付くところがスゴイ。
・「最初に見たゾンビは妻」と言っていたヴァスケスですが、葬儀屋のおじちゃんゾンビはカウントしないのか……??
・昔のドクはオシャレさんでした。
ちなみに、この俳優さんマッチョなんだよなあ。おじいちゃんだけど、ムキムキです。
・髪の毛のあるマーフィを久しぶりに見たけど、一瞬誰だかわからず。
・目的地のダイナーにある秘密とは?彼らは真実に近づけるのか?