「ウォーキング・デッド」シーズン5・第9話のネタバレ

walkingdeads5

9話のあらすじ
第9話 弔いの帰郷(原題:What Happened and What’s Going on)

アトランタの病院でベスを失ったリックたちは失意の中、ノアを連れバージニアのリッチモンド郊外にある彼の故郷へと向かう。壁に囲まれたその町には、ノアの家族たち約20人が安全に暮らしているはずで、この町に行くことが亡きベスの望みでもあったからだ。車で道を進む中、それぞれが自分のやってきたことは正しかったのか、何を間違ったのかを思い悩んでいた。町に到着し、念のため徒歩で近づき門の外から様子をうかがうが…
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第9話のネタバレ

ベスを失った彼ら。マギーやノアは泣いてます。

ノアの故郷に向かうことにする彼ら。「壁があって安全らしい」というリックですが、総督の拠点を思い起こさせるんだが……。(※シーズン3に登場した偽善的な組織)
ウォーカーや白骨死体などが旅の光景と交差します。
キャロルとタイリースと行動を共にした姉妹たち(既に死亡)が「これでいいの」と微笑みます。額に入った家のイラストに、滴る血。
この意味とは?

落ち込むノアを励ますタイリース。タイリースはノアに「うちの父さんと気があっただろうな」と言います。
さあ、ノアの母親と双子の弟たちは生きているのでしょうか?後部座席にいるグレンは、CDを弄び、最後に力を入れて割ります。

冒頭に登場した黒人の双子の写真は、ノアの弟たちのものだったよう。なんだか不穏な印象の冒頭シーンだっただけに、ノアの故郷がどうなっているのか心配です。

森の中を歩きながら、ノアの住んでいた団地へ進むリック、グレン、ミショーン、タイリース、ノア。しかし見張りはいないし、バリケードの扉は固く閉ざされています。
よじ登って中を覗くグレン。やはりよくないムード。

なんとこの拠点のなかの建物は燃やされ、なかにはウォーカーがうろうろ。死体も転がっています。泣きじゃくるノア。
物資を集めて逃げようというミショーンやグレン。タイリースはノアについていることに。
リックはキャロルに無線で「街は消滅した」と語ります。

ノアのところに来たのは間違いだったのか?リックと話し合うグレン。リックはドーンに感じた殺意を改めて口にしながら、ベスが来たがっていた場所だから来たんだと強調。

泣きじゃくるノアに、タイリースは自身の経験について語ります。
「生きることを諦めたら、ジュディスをリックのもとに戻せなかった」「まだ終わってない」と励まし、ノアはようやく立ち上がります。
しかし、急に走り出すノア。足を怪我しているのに、めちゃくちゃ俊足です。

グレンは自分の気持ちを吐露します。終着駅のこと、マギーとの再会、ベスの死。気持ちを整理できないまま、状況が早く進みすぎて混乱しているようです。
ミショーンはここにとどまることを提案します。

自分の家に走っていくノア。
タイリースは彼を押しとどめ、自分が先に入ることを告げます。ノアの家族がいたら、彼が始末をつけようというのでしょう。
家の中には、頭をショットガンで吹っ飛ばされたノアママが倒れています。静かに布をかけてあげるノア。

しかし!ここでウォーカーとなっていたノアの弟に噛まれてしまうタイリース。エエ~!タイリースも退場しちゃうの……(´・ω・`)
自分の弟を飛行機の模型で突き刺して殺し、タイリースを助けるノア。誰かを呼んでくると言い、立ち去ります。

タイリースの目の前に、終着駅で殺さずに逃がしたギャレスの部下の幻影が出てきます。
もしかしたら……を繰り返すこの男。もしかしたら、タイリースがこの男を殺していたら……すべてがうまくいっていて、ボブも死なず、ベスも死なず、自分も噛まれなかったかも。
そこにボブの幻影も出てきて、その言葉を否定します。「起こるべくして起こったんだ」
しかし総督の幻影も登場。なるはずのないラジオが聞こえます。
「これでいいの、これでいいのよ」という前シーズンで死んだ姉妹たちの幻影も語りかけます。
と、総督の亡霊が「これでいいわけないだろう!」と駆け寄り、彼の顔があっと言う間にゾンビ化します。と、それはよく見たら現実のウォーカー。揉みあいの末、タイリースはあえて自分の腕を噛ませてウォーカーを殺します。

ノアの家のイラスト(子どもたちが描いたのか?)の上に滴るウォーカーの血。
ここに残ろうというミショーンの言葉を否定して「周りが森だらけだから、標的にされたらダメじゃないか」というリック。
でも木を切ればいい!という彼女は森へと足を踏み出しますが、そこにはバラバラになった死体の山が……!!

その死体を見ながら「関係ない、ドーンを殺したのがあなたでも、ダリルでも、俺でも。関係ない」と言うダリル。
「ワシントンに向かうべきだ、ユージーンが可能性を感じたなら」と主張するミショーン。
助かるためにどうすればいいのか、可能性に賭けてみないか。ミショーンの言葉に考え込みかけるリック。
ウォーカーが来て逃げることになりますが、その前にリックはワシントンに向かうことを決めます。

と、ここで助けを呼ぶノアの声が。ウォーカーたちに殺されそうなノアを助けようとするリック、ミショーン、ダリル。
助け出したノアから話を聞き、一緒にタイリースのもとへ向かいます。

ベスの歌声の幻聴を耳にしながら、ぐったりするタイリース。
ベスの幻影も出てきて「いいのよ」と話しかけます。
「加わらなくていい」と言うボブ。
「拒絶していたけれど、加わっている」という終着点の男。
「イヤならやめていい」という姉妹たち。
すみません、けっこう何が何だかのシーン(死んじゃっていいよ、死を受け入れようよという場面だと思うのですが)。

「現実から目を背けるな」と主張する総督の幻影。
「俺はあきらめない」と叫ぶタイリースであります。「今日は誰も死なない」と言うタイリースの言葉は、果たして本当のものになるのか?
しかし、「代償を払え!」と総督に突き飛ばされます。
※タイリースと総督はには因縁がある

死んだはずの姉妹は、タイリースの手を握ります。と、次の瞬間それがリックに!
「やれ!やれ!」と言う彼ら。そう。ミショーンがタイリースの手を切り落としたのです。感染を防ぐために。

ただし、止血が甘いのでダラダラと血がしたたっています。出血多量。
タイリースに襲いかかるウォーカーを撃ち抜くリック。肩と頭を吹き飛ばされるウォーカーです。
いろいろな人がウォーカーを殺している場面がフラッシュバックするタイリース。
「代償を払え」と言う総督の声を聞きながら、「起こるべくして起きたことだ」というボブの声も聞こえます。
現実と幻影がくるくると変わります。

動かない車に焦るリックは、放置されていたトラックに軽く追突。するとトラックの荷台からリックの車のボンネットに、上半身(胴体と首)だけのウォーカーたちがずらずらずらっ!と降り注ぎます。明らかに異常。額には「W」の文字が。
先を急ぐ彼らは、そのまま立ち去ります。これって何かの伏線なのでしょうか?

流れていないはずのラジオが聞こえてくるタイリース。食人事件や焼きうち、暴力事件が報じられています。
「ラジオを切ってくれ」というタイリースですが、ふと気が付くと車を運転しているのはベス、助手席にいるのはボブ。横に座っているのは前シーズンで死んだ姉妹たち。
ニコニコする彼らに見守られながら、ぼんやりと俯くタイリースです。外の太陽はまぶしく照りつけています。

車を止めるリックたち。タイリースの体を下ろしています。何かを察せざるを得ないシーン。
冒頭でも埋葬するための穴を掘っていたり、神父が聖書を読み上げていたのですが、これはベスのための場面なのかと思いきや、タイリースの葬儀だったよう。
それにしても、サシャは恋人も兄も失ってしまったのか……。
十字架の上には、タイリースのかぶっていた帽子がかかっています。

今回のみはエンディングのテーマ曲がなく、リックがタイリースに土をかけている音(シャベルで土を掘る音)が流れています。

第9話の重要なできごと

・タイリースが死んじゃった……(´・ω・`)
前回もハーシェルが死んだり、総督(まあ仲間じゃないけど)が死んだり、たくさんの仲間がウォーカーとなりましたが、今回もこういう展開が続くのか……。
・ロサンゼルスに行くことになるのか?
・メンバーの気持ちがバラバラになるエピがそろそろ入ってきそうです