ラブに感染・不倫・殺人にカルト要素まで入れ込んできてもうギチギチです『happiness』第7話の感想・解説

マンションに潜入した感染者は、セボムとイヒョンの家に身を寄せる少女・ソユンを襲おうとしていた。(もちろん回避)

兄を感染者に襲われた401のヒョンギョンは、混乱のあまり感染者のトレーナー(この時は正気)を外に出してしまうが、助けてもらうどころか襲われてしまう。セボムとイヒョンは彼女を助けようとするが、トレーナーは射殺される。その銃を握っていたのは、ハン・テソク中佐だった。

襲われたジョングクも無事だった。なぜか、牧師を見て感染者が退散したというのだ。ジョングクはこれを機に、牧師の教えに心酔していく。

ハン・テソク中佐は住人たちに街全体が封鎖されることになったと告げ、隔離が少なくともあと4日は続くことを伝える。電気もストップするため、水道も止まることが判明した(タワマンはそうなの??)。

しかし、中佐の目的は告知ではなかった。抗体を持つセボムを連れ去ろうと画策している。

封鎖に巻き込まれたオ・ヒョンジュンの浮気相手ウ・サンヒは、602の弁護士・ヘソンに乗り換えようと彼を誘惑し始める。一方、オ・ヒョンジュンはトレーナーの車から盗んだネクストをペットボトルドリンクに注入していた。住人たちを感染させ、嫁の殺人事件をうやむやにしようとしていたのだ。

噛まれたナ・ヒョンギョンの兄、ナ・スミンはマンションの外に脱出し、発症せずに彷徨っていた。雨に打たれている兄を助けたいヒョンギョン。しかし、そんな兄妹の姿を誰かが見ている…?

そしてマンションはとうとう停電してしまう。

 

まさかのカルト要素まで入れ込んできた第7話です。ジョングク兄貴~!ちょろすぎるよ~!

このドラマで描かれる家族愛にはいろいろな形があるのですが、もっともわかりやすいのが401号室の兄妹かも。マンションを持つ妹に「一緒に住まわせてくれ」「家族もここに住みたいって言ってる」と、超ずうずうしいことを要求していた兄。当初はうざったいキャラクターとして描かれていましたが、だんだんと愛すべき人物だということがわかってきます。とにかく善人ではあるんですよね。図々しいだけで…

そして、中佐がなぜかわざわざマンション内に入ってくる謎展開なのですが、自分の妊娠中の嫁のことがあるからか、子供には異常に優しい。それで、少女のソユンに優しくして逆に気持ち悪がられるというかわいそうなエピソードもあります。まあ、コワモテだからね…

気になったのが、マンションの停電設定。給水のシステムがどうなってるんだろう?停電すると水が止まるのは大変そう。食料だけでなく、水の供給がストップしたことにより、隠れ感染者が喉の渇きを潤すことができなくなります。そう、感染者が狂暴化するフラグでもあるんですね。

生存者も当然水を欲するなか、より争いが激化していくフラグが建てられています。