「ザ・ソサエティ」シーズン1・第1話『物事には理由がある』のネタバレ

ザ・ソサエティ

Netflix制作ドラマ「ザ・ソサエティ」。高校生たちだけが閉じられた街で生き残り、サバイバルに目覚めていく…と、ティーン向けのドラマや映画では見かける設定です。スティーブン・キング原作っぽい感じもしますね。
簡単に言ってしまえば「漂流教室」と「僕らの勇気 未満都市」を足して割って薄めたような感じか??... 続きを読む

まるで『ワンダと巨像』のワクワク感「トロール・ハンター」

トロールハンター

2010年のノルウェー映画「トロール・ハンター」。北欧の妖精…というよりも、日本の鬼に近い存在の『トロール』を題材に、そのトロールをハンティングする謎の男と彼に密着する撮影隊のモキュメンタリーです。
ホラー映画によくある映画学科の学生がわらわらと出てくる感じですが、トロールの描写が見事すぎてものすごくワクワクする。トロールとの逃亡劇の間に足の隙間をくぐり抜けたり、息を殺してこそこそ逃げてみたり、VRで見てみたいなと思わせる演出も多いのです。
監督のアンドレ・ウーヴレダルさんは「ジェーン・ドゥの解剖」の監督でもあり、どちらもハイセンス!「ジェーン・ドゥの解剖」を見てからずっと気になっていたのですが、ようやく見られました。インパクトある恐怖演出と特出したアイデア力、企画力には唸らされますね。ただ、POVには私ですらちょっと飽きてしまっているので、入り口で嫌っちゃう人もいそうですけど…... 続きを読む

美しい人魚になるための醜く残酷な過程とは「ブルー・マインド」

ブルーマインド

2017年のスイス映画「ブルー・マインド」。
私のお気に入り映画「ワイルド 私の中の獣」という映画は狼と愛し合う女の子が主人公でしたが、この映画はそれと共通点が多い。といっても、魚に変化していく女の子が主人公です。しかし同じくらい映像美と孤独な女の子の内面を描くことに力を入れており、過激な描写も同じく多いです。... 続きを読む

「アンダー・ザ・ドーム」シーズン1・第13話(最終話)『裁きの日』のネタバレ

アンダーザードーム

リンダはミニドームに困惑している。彼女はミニドームを押収しようとするが、その中で孵化したモナーク蝶がミニドームにぶつかるたび、透明なドームが黒ずんでいく。そして、それは街を覆うドームとも連動しており、ドーム内はどんどん暗くなる。
リンダはミニドームに触れて吹き飛ばされてしまった。ジュニアも戻ってきて、ジョーとノリー、ジュニアはまたドームを運んで逃亡する。... 続きを読む