「ザ・ミスト」シーズン1・第1話『序章』のネタバレ

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名作ホラー映画「ミスト」が好きな方は見逃してはいけない。ネットフリックスで配信中のドラマ「ザ・ミスト」を見ました。見やすいし、ラストは予想できなかったし、けっこうお気に入り。ゴア描写は無理やり入れなくてもよかったんじゃないか?とか、映画と比べると襲ってくるものがスケールダウンしてるんじゃ?とか気になるところはありますが、出てくる女性がたいていイヤ~な女(まあ、男もイヤ~な男ばっかりだけど)なのが見ていてイライラして、逆に気持ちいい。
ちなみにシーズン1で完結ではなく、続くらしいですが…??

登場人物

ケビン:作家。娘と妻を何よりも愛している。ミストが発生したときには、警察署にいた。
イブ:教員をしていたが、閉鎖的な田舎で性教育に取り組んだことで解雇された。「尻軽女」と噂されていた過去を持つ。娘に厳しく接しているため、親子関係はあまりよくない。霧が発生したときには、娘とモールにいた。
アレックス:ケビンとイブの娘。パーティで睡眠薬を飲まされ、乱暴された。母とは仲が悪く、父に懐いている。

エイドリアン:アレックスの幼馴染。ゲイということでいじめられてきた。本当の両親からは愛されず、ケビンとイブが息子のように彼をかわいがっている。霧が発生したときにケビンとともにおり、それ以降一緒に行動してきた。
ミア:精神病の母に悩まされてきた女性。ヤク中。霧の中に現れる母の幻覚に悩まされる。既に他人のものになっていた実家に侵入し、留置場に入れられる。ケビンと行動をともにしてきた。
ブライアン(ジョナ):記憶をなくしたまま彷徨っていた男。ブライアンと名乗っていたが、本当の名前はジョナ。いつの間にかミアと愛し合うようになる。最初に霧に襲われる犬を目撃し、その恐怖を訴えて留置場に入れられる。ケビンと行動をともにしてきた。

ジェイ:警察署長の息子。アレックスのことが好きだが、彼女に乱暴した容疑をかけられてしまう。ただし、本人は否定しており…?霧が発生したときにはモールにいた。
コナー:警察署長。霧が発生したときには警察署にいたが、ケビンたちを見捨てて自分だけ車で逃げるなど、身勝手な性格。教会に逃げ込むが、いつしかナタリーの教えに陶酔していく。
ロマノフ神父:教会に逃げ込んだ信者たちの面倒を見るが、いつしか神の教えを軽んじるナタリーを殺したいほど疎ましく感じるようになり、暴走していく。

ナタリー:ケビンとイブの隣人。夫のベネディクトを霧に殺され、教会に逃げ込む。霧の正体について考察し続け、神父と対立。ただし、彼女自身も狂気をはらんだ行動をとり始める。

モールにいた人たち

キミ:イブのよき理解者となってくれる女性。
シェリー:娘のライラを守ろうとする女性。あることをきっかけに、アレックスを逆恨みするようになり…。
ライラ:アレックスになついている少女。暗闇を怖がっている。
ヴィック:ゲームショップの店員。問題を起こすので、ガスからは嫌われている。同僚のテッドとともにいたずらに近い行動を繰り返した結果、追放されてしまう。

ガス:モールの責任者。常識ある人物かと思いきや…?
カイル:警備。ガスの部下だが、短絡的な考え方ですぐに暴力に走る。
ゾーイ:テッドとイチャつく仲の女性。感情的になりやすい。
スーザン:ワンピース姿の女性。感情的になりやすい。

カーモディ:イブを解雇に追い込んだ保護者。「デッドライジング」の犬ババアに近い役割の人。
エリック:カーモディの息子。

クリント:モールにたまたまいた男性。イブとともに霧の中に無線を探しに行くが…?
ウェス:クリントの仲間。

教会にいた人たち

ミカエル:背中にタトゥーを入れている。元悪人だったらしいが、正体は不明。ナタリーに「黒い霧」という現象が前にも起きたことを教える。
リンク:信心深い男性。神父を支える。
トレヴァー:ナタリーとともに教会を脱出した。ウルスラとは夫婦。
ウルスラ:ナタリーとともに教会を脱出した。医学の心得がある(医師か看護士かは不明)。

病院にいた人たち

ベイリー:医師。
ナッシュ:精神病棟の看護士。

ネタバレ

犬と一緒に森の中で目を覚ます男。押し寄せてきた霧に巻き込まれ、犬が死んでしまう。
(ふと横を見ると吊るされているぐちょぐちょの犬!)
ブリッジウィルという街に逃げ込む男。

性教育をしたせいでクビになった教師・イブと夫のケビン、娘のアレックスで出かけるが、そこに娘の友達でゲイのエイドリアンも合流する。アメフトの試合を観戦していると、スター選手のジェイはアレックスをパーティに誘う。
アレックスはパーティに行きたがるが、イブは大反対する。そのため、こっそりケビンが許可を出す。

パーティで盛り上がるアレックスとエイドリアンだが、ゲイ差別でいじめられる。アレックスはジェイに言い寄られて舞い上がっていく。

一方、警察署に助けを求めにいった男は自分のことがまったく思い出せず、留置場に入れられていた。彼の上着にはブライアンと書かれていた。
また、ヤク中のミアは実家に戻ったものの母は既に死んでいて別の人が住んでいたため、通報されて不法侵入で逮捕されてしまう。

翌朝、アレックスが帰宅していないことに気付く両親。なんと、アレックスは睡眠薬を飲まされてレイプされていた。
容疑者としてジェイが捕まるが、父親である署長のコナーは困惑している。

ケビンたちの隣人であるナタリーは庭の手入れをしているが、蛙の大量発生に驚かされる。

ケビンは娘の強姦事件に苦しみ、犯人に復讐を誓う。一方、イブとアレックスはいがみあう。
街には事件の噂が広まり、ケビンの家には嫌がらせをする若者(アメフト部?)も出てきてしまう。

留置場で、ミアとブライアンは隣り合わせになる。

イブはアレックスと実家に帰ろうと準備を始める。彼女は街にも、男たちにもうんざりしている。
しかし2人は車の中で喧嘩を始め、イブはモールへ、アレックスは車の中に残る。

街にも霧がやってくる。
警察官のひとりは霧の中で自撮りをしていて、出現した虫によって殺されてしまう。
ケビンはコナーと逃げようとするが、エイドリアンを警察署に置いてきたことに気が付き、署内に戻る。しかしコナーは恐怖のあまり、ケビンを置き去りにする。

ナタリーと夫のベネディクトは街で起きている奇妙な現象について図書館で調べるが、霧の中に出たところ狂った男に撃たれ、ベネディクトは命を落としてしまう。そのまま彷徨ったナタリーは、教会に辿り着く。

モールでは、自分をクビにするよう学校に働きかけた保護者・カーモディとケンカするイブ(このおばさんがザ・ヒステリーって感じ)。モールのまわりにも霧が立ち込めるなか、アレックスはモールに入ろうとして駐車場で死んでいる人を見かける。
入れ替わりで外に出ていったカーモディは、何かに口を裂かれて殺されてしまう。
アレックスは母と再会するも、モールにいた客の中にジェイを見つけて戦慄する…

感想

登場人物紹介の回。
どうしてイブは異常にアレックスに厳しいのか?
ジェイは本当に事件の犯人なのか?
ミアはなぜ、犯罪者になったのか?
ブライアンと名乗る男の正体とは?
と、それぞれの謎が残ります。
ただ、アレックスは母親に反抗しすぎだし、イブもやり方が悪いんじゃ?と言いたくなるようなしめつけばかりなので、必然的にケビンを応援してしまう。「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」のトラヴィスみたいな感じかな。

ここからは「ショッピングモール」ルートに入る母子、「警察署→病院→民家→?」と移動ルートに入る父や他主要人物、「教会→?」とカルトルートをたどるナタリーと、それぞれのストーリーが進んでいきます。
映画「ミスト」の展開を踏襲しているのはモールルートかな。

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