「iゾンビ」シーズン2・第16話『ゾンビ・ストリッパー』のネタバレ

iゾンビシーズン2

16話の事件

ボスの組織にについて証言をしていたペイトンの証人が殺された。ストリッパーの彼女を殺したのは誰なのか?犯人はストリッパー仲間なのか、それとも恋人?

16話の登場人物

キャシディ:今回の被害者。ストリッパーで、車で轢き殺された。ボス氏に不利な証言をしようとしていて、ペイトンと電話中に殺されてしまう。
ニック:キャシディの恋人。ボスの部下のチンピラ。だが、浮気をしていたようで…?
ローレライ:キャシディのストリッパー仲間。
デスティニー:キャシディのストリッパー仲間。
パブロ:デスティニーの恋人で、ニックと同じくボスの子分。

ジョニー・フロスト:気象予報士。シーズン1の売春婦殺人事件の容疑者だったが、単なる顧客だと判明。また、リヴの妄想の中で相棒となり、一緒に探偵ごっこをしたこともある。今回で3回目のゲスト出演。被害者の顧客であり、目撃された車の持ち主でもあった。

ネタバレ

意識のないブレインを見つけるドン・E。だが、彼は生きていた。寝ていただけだ。だが、ドン・Eのことを「スコット・E」と呼ぶ(彼の双子の兄弟。もう死んでいる)など、どこかおかしい。

リヴの家にこっそり侵入するリタ(ちゃんとスカーフを頭にかぶっている)。彼女はすっかりゾンビになっている。リヴの家の冷蔵庫を漁るリタは、もちろん脳みそを探している。だが、彼女の背後に謎の影が迫る。
そこにはヴォーンお抱えの殺人犯がいた。リタに麻酔を打って連れていく男。だが、スカーフを落としてしまう。それを拾うリヴだが、リタの代わりにペイトンが引っ越してきて、そのことを忘れてしまう。メイジャーやラヴィも引っ越しを手伝っている。

夜、引越し祝いをしている4人。そこでペイトンのもとに証人のキャシディから電話がかかってきた。ボスの組織について証言をしたものの、付き合っていたニックをかばっていたというキャシディ。だがニックは浮気をしていて、彼女を怒らせた。キャシディは全部ブチまけると怒鳴っている。しかし、次の瞬間、電話の向こうで彼女は轢き殺されてしまった。

キャシディの殺人現場にやってきたリヴとラヴィ。リヴはドレイクと自分のこととキャシディを重ねて愚痴る。仮釈放中のニックが事件当日に現場にいたことを知って、バビノーは彼を追うという。

遺体安置所では、キャシディの脳みそを食べるようにラヴィは話しているが、リヴはストリッパーの脳は嫌だと主張する。しかし、ペイトンがやってきてリヴにキャシディの脳を食べて、ボスの情報を教えてくれと頼み込んでくる。脳をBLTサンド風にして食べるリヴだが、ペイトンは彼女につきまとい、ビジョンが見える前から質問攻めにする。
しかもビジョンを見るためにストリップクラブに行くことになってしまった。

ビジョン待ちのはずが、ストリップクラブの男性客の膝の上に乗っかってしまうリヴ。他の女性ストリッパーと喧嘩になったうえ、ペイトンまでストリッパーに間違われてしまう。だが、リヴはストリッパーとしてのビジョンを見るためには覚悟が必要だといい、個室に入りペイトンの前でラップダンスを始める。気まずいペイトン。

メイジャーの自室に入ったラヴィ。彼も秘密の金庫を見つけてしまう。

踊りまくっているリヴに辟易しているペイトン。そこで、ニックの追跡装置が外されていたことがバビノーから電話で伝えられる。
ペイトンは面会に来なかったブレインの様子がおかしいとリヴに相談して、2人はブレインの葬儀社に行くことにする。だが、態度の悪い女性ストリッパー(リヴが客をとってしまった女)がリ喧嘩をふっかけてきて、リヴは激情する。

彼女を追ってトイレのドアを叩いていたリヴだが、アジトのビジョンが見える。そこには「トンプソン」という表札が見えた。だが、次の瞬間、女性ストリッパーがトイレから出てきて、涙を見せる。彼女はキャシディの友達だったのだ。
そして彼女は、昨晩キャシディと常連客が喧嘩していたと証言する。
その男は今日も店に来ていたが、(シーズン1で容疑者になったり、リヴの妄想上の相棒になったりした)気象予報士のジョニー・フロストだった。

ジョニーはキャシディにクレジットカードを盗まれ、勝手に使われていたと話す。ペイトンに色目を使うジョニーに対して怒るリヴ。だが、彼は単なる女好きにみえる。

ブレインのもとに行くリヴとペイトンだが、彼は聖人のように振る舞い、様子がおかしい。ドレイクの行方も知らないし、ボス氏についてペイトンと面談する約束も忘れてしまっている。

朝、新聞を読んでいるラヴィは、カオス・キラーの被害者リストの中にマイナー(メイジャーが預かっていた犬)を連れている男性の写真を見つける。ラヴィはメイジャーがカオス・キラーに狙われているのではと勘違いするが、メイジャーははぐらかす。

遺体安置所にヴェガ刑事が訪ねてきて、ドレイクの行方を探しているとリヴに話す。しかし彼女の行方を知らない。
ニックの浮気相手を捜しにストリップクラブに再度出かけたリヴとバビノー。事件当日、ニックはカウンター席で泥酔していたという証言がされる。だが、ストリッパー同士の喧嘩が始まったなか、1人のストリッパーがこそこそメールをしていたのをバビノーは見逃さない。

リヴは店内にいる靴磨きの中国人青年のビジョンを見る。彼は事件の目撃者だった。青年は不法滞在者のため証言できなかったが、車は青のハッチバッグだったと証言する。

不審な態度をとっていたストリッパーのローレライの尾行をするバビノーたち。

デイルのもとに死亡証明書を届けに来たラヴィ。彼はデイルに、ブレインと一緒にいるメイジャーの写真を見せられる。しらばっくれるラヴィだが、デイルはそれに気が付いている??

ピザの配達人に変装して、匿われていたニックを逮捕したバビノーだが、モーテルの駐車場に停まっていた青のハッチバッグは他人のものだった。
ニックと一緒にいたストリッパー・ローレライは泣きじゃくっていて話にならない。そして、目撃された青のハッチバッグを所有していた客が判明するが、その人物こそジョニー・フロストだった。

遺体安置所に戻ったリヴだが、ブレインが記憶障害を起こしていることを知る。演技だと疑うリヴだが、ラヴィはそれを否定する。治療薬のせいだ。彼は知らないうちに人間に戻っている。

ジョニーの取り調べをしているバビノーとリヴだが、彼はカードの不正使用の証拠を持ってきた。青のハッチバッグを購入した人物の免許証コピーまで持ってきたジョニーだが、犯人はボスの部下・パブロだった。
その証言をしたペイトンは、バビノーにブレインを逮捕すると誓う。

ビジョンに出てきたトンプソン家の玄関を調べ上げたペイトン。ついにリヴの助けを借りて特定する。

バビノーはパブロと彼の恋人だったデスティニーを逮捕する。しかもパブロの家のガレージには大量の家電製品(盗品)があった。

ラヴィはメイジャーの金庫を科学捜査して調べ上げて、暗証番号を見つけようとしている。いろんな数字の組み合わせを試した結果、ラヴィは金庫を開けた。そしてメイジャーの秘密の手帳やカラースプレー、目出し帽、麻酔薬(馬用の鎮痛剤)まで見つけてしまう。

パブロの取り調べ。キャシディの殺害事件への関与を否定している彼は病院にいたとアリバイを告げる。
だが、その時に青のハッチバックは車庫にあったはずだ。

続けてニックの取り調べだ。彼も何も覚えていないし、酔っていたという。デスティニーは自分に動機がない言い、ニックが犯人だと主張する。ただ、デスティニーは客のクレジットカードの番号をパブロに横流ししていた。デスティニーは減刑の代わりに、ニックとローレライが車に同乗していたと証言する。

車には泥酔したニックとキャシディに怒っているデスティニーが乗っていた。運転していたのはローレライだ。デスティニーはキャシディがニックのことを警察に話せば、自分やパブロも逮捕されると怒っていた。そして、たまたま道端にいた彼女を見つけ、脅かすつもりでタイヤレンチを使って車に乗り出し、殴りつけた。
犯人にされかけたローレライはデスティニーが凶器を捨てた場所を証言する。

ニュースでは、ペイトンがボス氏のアジトを突き止め、麻薬などを押収したと伝えている。ドン・Eはボスの支配が弱まり、ブレインが頼りにならない今こそチャンスだとチーフをたきつけ、自分を引っかかせてゾンビにさせる。これでボスに殺されても甦ることができるだろう。

バビノーは再度デスティニーの取り調べを始める。彼女は罪を認めた。

リヴはドレイクと話し合うために彼の母の家を訪れるが、彼女は「ドレイクと連絡がとれない、殺されたに違いない」と泣いていた。中に入り、一緒にアルバムを見ることにした2人。
リヴはドレイクが警察官で、潜入捜査をしていたことを初めて知った。

ラヴィは怒りの表情のまま、メイジャーの帰宅を出迎える。彼は親友がカオス・キラーだったことにショックを受け、責め立てる。メイジャーは怒りを抑えようとするが、スーパーマックスの影響か、彼自身がキレてしまう。怒りで震えながらゾンビ化するメイジャー。だが、そのメイジャーにラヴィは麻酔薬を打ち、眠らせる。

感想

ジョニーのゲスト回。ジョニーがゲストで来る回は面白いからいいですね。
誰が犯人だが二転三転するところも面白いので、事件メインの回とも言えるかも。