「Zネーション」シーズン4・第8話のネタバレ

Zネーション S4

北極基地にいるカヤだが、サイモンはまだ戻ってきていない。子供と一緒にいるところを狙撃されたカヤ。おそらくゾナだろう。カヤはおばと息子とともに隠れ、無線で助けを求める。

カナダについたロジータたち。カナダもすっかりゾンビに襲われている。だがカナダのゾンビは弱いので、彼らの敵ではないようだ。しかし、ホッケーチームゾンビが現れて彼らを追いかけ始める。
教会に逃げ込んだロジータたち。なかにもシスターゾンビがたくさんおり、ドクとリリー、マーフィを襲ってくる。

ロジータは世界の終末の幻覚を見続けている。それが本当になるのか?そして、ロジータはどんな眠っていた2年間、ゾナでどんな実験を受けたのか?

ロジータはマーフィとビジョンを共有する(まんまCGなんですけど)(ちなみに、ロジータはマーフィに輸血されたのでこういうことが可能になったらしい)が、マーフィとロジータの前に広がっているのは青空と花畑だ。だがそこに灰が降ってきて、マーフィ自身が燃え始める。
現実に引き戻されるマーフィ。ロジータのビジョンは強烈だった。
彼らは教会の守りを固めようとするが、戸棚からまたまたゾンビが出てきてしまう。

リリーと10K、ドクの前には、黒ずくめの生存者が現れる。彼は鐘の部屋に逃げ込んで扉を締めてしまう。困惑しているうちに、生存者は教会の鐘をならし、その鐘の音でゾンビたちがさらに引き寄せられていく。中に押し入り、男を拘束するリリーたち。

ゾンビたちは次々中に入ってこようとする。ホッケーゾンビは扉をこじ開けて中に入ってくる。凍りつくロジータ。それをリリーが助け、10Kが穴を塞ぐ。

謎の男に尋問するロジータたち。男は墓泥棒なのか?彼の洋服にはジャラジャラと勲章がついている。だが、彼は墓泥棒ではないが真実は言えないと言い続ける。
彼は地下室のなかにある聖人の遺骸の指の骨を使えば、どんな病気も治るという言い伝えを信じているらしい。
そこにゾンビが押し寄せてきて、彼らは地下室に逃げるしかなくなってしまう。

聖人の遺骸の棺桶を見つけたロジータたち。男の過去の話(街にゾンビがいっぱいになったとか、それを殺したとか)を聞く。ロジータは自分の行いが善だと信じている男に対して、どうして自分の行動が正しいと自信を持てるのかを尋ねるが、答えは得られない。

棺桶のフタをこじ開ける彼らだが、聖人ゾンビが蘇ってきて彼らを襲う!しかも、男の探している小指の骨は棺桶には入っていなかった。

しかし、教会に戻ると慈悲を与えられたゾンビ(ルーシーに激似)がおり、聖人の手を持ったままで倒れ込んでいた。

教会の外に出て聖人の手を渡される男。男とはここでお別れだが、彼はドクに「信じ続けて」とロザリオ?を渡す。

無線をチェックするリリー。だが、ノーザンライト基地からの無線でカヤから助けを求める連絡が入る。だが、受信はできても送信をすることができない。

大きな送信機を探して、連絡をとるしかない。だが、ロジータはまたアメリカに戻っていくつもりらしい。仲間たちもそれに付き合うことになる。
男とすれ違うロジータたちだが、歩いていく男は教会の2階の窓から飛び出してきたシスターゾンビに襲われ、押し潰されて死んでしまう。

感想

このご利益のある遺骸を探す男の話がまったくピンと来なかった。このような終末世界でも信仰を失わないことの大切さ、について描いていたのかもしれない。
ラストはこの男の死が描かれているのですが、このドラマは1話限りのゲストは絶対に殺すよね。カナダっぽいゾンビとか、シスターゾンビとか、聖人ゾンビとか、いろいろユニークなゾンビが出てくるのですが、なぜかストーリー運びは地味な回。