「ザ・ゲート」

ザゲート

1987年「ザ・ゲート」を見ました。カナダ映画なのね。
自宅の庭にある『ゲート』を偶然開いてしまい、悪魔が少しずつやってくる。だが、少年たちはそれに対抗する!というホラー映画。少年たちが活躍するホラー映画なので安心して見られるものの、基本的には死の臭いがそこら中にしていて、悲しい気持ちになる。
80年代ファッションが盛りだくさんなので、それだけでも見ていて楽しい(アホっぽい)。

登場人物

グレン:主人公の少年。ごくごく普通の男の子。愛犬のアンガスを大事にしている。
アル:グレンの姉。ちょっと背伸びしたいお年頃だが、本当はグレンのことをかわいくも思っている。
テリー:グレンの親友であり、悪友。お母さんが亡くなったばかり。

ネタバレ

グレンの家にあるツリーハウスに落雷があり、庭を作り直しすることになるが、そこには不思議な石があった。
テリーとグレンはその石を調べたり、あいた穴を調べたりと子供らしい遊びで忙しいが、穴の中に何かがいるという結論に達する。
グレンは姉・アルと一緒にロケット(ペットボトルロケットみたいな感じ?)で遊ぶのが好きだったが、大人になってきた姉は、そんな子供っぽい遊びは嫌だという。

グレンとアルは、両親がいない間、3日間も留守番をすることになる。
テリーはママが死んだばかりで、どこかおかしい。

両親が出かけたので、アルは友達を招いてホームパーティを開く。
一方、遊びに来ていたテリーは家の庭の石を割ってしまう。そして、浮き上がってきた呪文を読み上げてしまう。

ホームパーティでは、空中浮遊(座っている人を複数の人が指で持ち上げる遊び)をしているが、本当に人が浮かんでしまう。

夜中。虫が異常に湧いている。
お泊まりしたテリーを呼ぶ声がするが、そこには死んだはずのテリーママが玄関に立っている。テリーは思わずハグするが、気が付いたらそれはアンガスだった。テリーはアンガスを投げ捨てるが、犬はそのまま死んでしまう(※寿命です)。

翌朝、テリーは帰宅するが、家には父もおらず、散らかっている。
グレンは姉の態度や犬の死で焦燥し、両親に電話しようとするが、姉の友人達にまで怒られる。
「うるせぇクラウンフェイス!」と言い捨てるグレン(日本だと「このおかめ!」みたいなことかね)。

アルが憧れているエリックが、アンガスの死体を犬の葬儀場に運んでくれるという。
夜の焚火に出かけるというアルに、グレンは呆れてしまう。

実はヘビメタ少年のテリーは、この一連の騒動が悪魔によるものだと推測する。
生贄が捧げられていないので、まだ完全にゲートは開いていない。
だが、エリックはアンガスの死体をどうにもできずに戻ってきて、家の庭の穴に捨ててしまう(こいつはクズです)。

夜、遊びに行くかと思われていたアルだったが、弟のためにロケットの材料を買ってきてくれた。

さらに人間を2人生贄にすれば、地獄が現世にやってくる。それに対抗できるのは、穏やかな心。愛と光のエネルギーだという。

なんだかんだで姉はビーチに連れていかれてしまい、グレンは親の銃のことを思い出している。
(ここで友達がパイナップルの形のループタイをしているのがなんだかおかしい)

さらにその日の夜。窓ガラスが割れ、虫が大量になだれ込んでくる。テリーを呼ぼうとしたら、ベッドに寝ているのはアンガスの死体だった。「大きな手に引っ張られる」という謎演出もありながら、グレンは両親と再会する。
だが、それは幻で、両親は「悪い子だったな」とグレンの首を絞める。父の頭はぐちゃりと落ち、母はそれを見てバカ笑いする。でも、よく見たらそこには誰もいないし、何も起きていない。

家に閉じ込められる面々。(アルの友達もいます)
小人が出てきた莉、電話から火が出て溶けてしまったり、テリーのレコードが燃え上がったりという怪現象が続き、グレンとテリーはゲートを閉じようと奮闘する。テリーは穴に落ちるが、それを引き上げ、呪文を唱える彼ら。
ゲートは無事に閉じたようだ。

しかし、家の壁の中から死体がぼろぼろと出てきて、彼らを追いかける!テリーがそいつらに連れていかれてしまう。テリーの姿をしているけれどそうではないものが、グレンに噛みついたり、小人がまだ追いかけてきたりと追いかけっこが続き、アルとグレンはクローゼットの中に閉じこもる。
だが、アルも連れていかれてしまう。

そこで、ロケットのことを思い出したグレン。小人が寄り集まって、大きな怪物に変化する。彼は噛まれ、手のひらに目玉が出現する。自分が身代わりになるというグレンは、それでこの世の終わりが終わると信じている。
怪物にロケットをぶつけるグレン。それですべてが終わり、朝がやってくる。

結局アンガスも生き返り、テリーとアルも帰ってくる。家はめちゃくちゃだが、彼らは無事だった。

感想

ラストの盛り上がりはかなり面白いし、特殊効果も素晴らしい。この、ちょっぴり懐かしい感じがたまらない。
「ジュマンジ」が好きな方は、この映画もけっこう好きなんじゃないですかね。襲ってくる死体をラジカセで殴ったりするシーンも、怖いけれど元気があってよろしい。こういう元気でアホだけど、ちょっとピュアな映画って好きです。
日本でいうところの「学校の怪談」シリーズくらいのなつかしさ。こういう映画はもっとあっていいのに。

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