「セーラーゾンビ」第4話『恋心』のネタバレ

selorzobmi

第4話「恋心」

※ミルプラの後ろに中嶋、玲子、洋子が追加

テーマ:女子にも下心がある

・イオリの手に入れた情報をもとに、病院に行く舞子と睦美、イオリ、マオ。
・舞子はゾンビは殺せるが、ゴキブリは苦手。公衆トイレで用が足せないので、外で用を足す(という、アイドルにこういうシーンを演じさせる「あるある」)。そこをゾンビが襲撃し、彼女は慌てて逃げる。
・逃げた先の喫茶店で、ゾンビの男子高校生を見かける舞子。かつて好きだったタクミくんを見つける。
・以前、タクミとデートをしたことがある喫茶店だったことに気が付く。一緒に食事をした時に、舌をヤケドした。その舌がヒリヒリしているのが治る頃、自分が恋に落ちていたことに気が付いた。「タクミくんになら、食べられてもいいか。やっぱ、痛そう」
・立ち去ろうとすると、タクミが店から出て追ってくる。しかも、走って!

・タクミはゾンビの格好をして過ごしていたのだ。佐藤と住田という、既にゾンビになった友人と共に。2人は温室に入り、語り合う。

・舞子の妄想。キスしそうな2人だが、「付き合っていないのにキス?」と咎められる。
・「世界がこんなになる前に付き合えばよかった」「今からでも遅くない」「じゃあ、付き合う?」「俺の彼女になって」「俺の彼女に、なります」という白目を剥きたくなる会話。
・舞子の妄想。キス寸前「温室でいいの?」「ゾンビメイク(タクミはメイクをしている)でいいの?」「歯磨きしてないけどいいの?」と矢継ぎ早にミルプラに責められる。
・結局、キスを拒む舞子。温室の外にはゾンビが集まっている。
・タクミは舞子にゾンビの演技指導をして、外に出る。気付かれないかと思いきや、舞子に気が付くゾンビが出てくる。
・タクミは噛まれ、腕がなくなる。薬を持ってくるという舞子だが、腕がないから戻っても無駄だという。
・舞子の妄想。ミルプラが「邪魔してごめんね」と呟く。
・看板をクイの代わりにして、タクミを地面に固定して去る舞子。
・だが、その直後に迷彩服の女が現れ、タクミのことを射殺する。

感想

・ホント、ゾンビ映画のオマージュ(とも言いたくないけど)で構成されている感じなのですが、全体的にエッセンスだけしか入っていないので、ズッコケ要素の方が高い。ゾンビになりきる演技レッスンのシーンとか、こちらがなんだか恥ずかしい。「ショーン・オブ・ザ・デッド」のアレを見たんでしょうか、スタッフさん。
・温室って閉じこもるのに不向きそうですよね。透けてるもん。
・美男美女でもブス同士でも、やっぱり他人のイチャコキは尻が痒くなります。
・どうでもいいけど、日本なのに銃がよく出てくるドラマだなあとは思う。ちなみに、睦美の武器がスコップなのが「がっこうぐらし!」と印象をダブらせる要因のひとつかなあとは思うのですが、実際にスコップ持ち歩くの重そうよね。とはいえ、どちらの作品にも映画ではありがちな「スコップで頭部を切り離す」というムリゲー技は出てこない。スコップで切断した頭の上半分だけどこかに飛んでって、でも脳がまだ生きてるので目だけがギョロギョロする、というようなシーンが「死霊のえじき」にあった気がするのですが、気のせいかもしれない。