「400days」

400days

2015年のアメリカ映画「400days」を見ました。「スーパーマン リターンズ」で主演だった人が主演なのですが、イマイチぴんとこない。
・4人の宇宙飛行士が、400日間施設に閉じこもる実験に参加
・徐々におかしくなる4人
・だが、外の世界は終末を迎えていて……
という、実験が殺し合いに発展する「es」系の映画なのか、終末系映画なのか。とてもわかりにくいお話となっております。

登場人物

セオ:主人公。船長。エミリーと昔付き合っていた
エミリー:カウンセリングなどを担当する医師。
ドボラグ:女好き。実験の様子を動画にまとめるお仕事。
バグ:研究者。家族もちだが……!?ドボラグとは相性が悪い。

ざっくりネタバレ

・宇宙飛行士の実験に参加して、地下施設に閉じ込められる4人
・プレゼントとして、ドボラグはエロ本をもらう(信じられないけど伏線なんです)
・食事。まずい。
・記憶力テスト。どうでもいい。
・本部と連絡がつかなくなる。でもこれも試練だ!と思ってしまう4人。
・エミリーとセオは付き合っていた。だが、セオがフラれてしまったのだ。お互いにまだ未練がある!

200日後

・ネット環境がおかしい。
・バグ、ネズミを見つけて飼おうとするが、ドボラグが踏みつぶしてしまう。ケンカになる。
・ドボラグ、ついエミリーを誘っちゃうみたいなムードになって気まずい。
(※別に襲ったりする展開にはなりませんでした)
・バグは別れた息子のことを思い出して落ち込んでいる。

残り35日

・バグは閉じこもっていて、溜めた尿をエミリーに捨ててもらう。部屋の壁に迷路を書いて病むバグ。息子の幻覚が見える。

373日後

・不審な音(ノック音)が扉から聞こえるが、開けない
・キッチンが誰かに荒らされている。
・半裸の男がドアにぶら下がっている。ぬるっと落ちてきた男に点滴をして優しくするエミリー。
・バグ、倒れる
・エミリーも具合が悪い。酸欠だ。
・外の酸素量が減っているのが原因だとわかる
・通気口から外に出るセオとバグ。外には何もない!
・調査のために、彼らは外に出ることにする

398日後

・宇宙服を着て歩いていると、レストランを見つけた4人。オーナーのゼルに歓迎され、彼らは生きている人間に遭遇する。世界は滅亡したと聞かされるが、ドボラグはまだ宇宙飛行士の試験だと信じている。
・いかにもワケアリなメシをご馳走になる
・エロ本に出ていた女がいて(偶然!)イチャイチャするドボラグ。だが、そのまま行方不明に!
・ダイナーで仮眠をとらせてもらう残り3人。
・ダグは息子の死(実は死んでいた)を思い出し、病んでいる。幻覚を見てウロウロしていたら、ゼルに見つかる!
(ちなみに、幻覚は酸素が薄いから見ている?というような設定)

399日後

・シェルターに帰ろうとする残り2人。だが、セオは他の2人を捜してダイナーのキッチンへ。そこには血まみれの冷蔵庫があり、オリに入れられた人間もいる。つまり、彼らは人肉を食べていたのだ!キッチンで働いているおばあちゃん?に刺されるセオ。「ごめんなさい」と謝りながらおばばは去っていく。
・エミリーと合流して、そのへんの民家で傷を縫ってもらう。
・エミリーがセオと別れたのは、この任務に参加するためだった。
今さら喧嘩する2人。

400日後

・ゼルたち、シェルターまで追いかけてくる。「戦うしかない!」
・圧倒的なパワーと戦略で、追っ手の皆殺しに成功(適当)。
・最後「成功おめでとう!」とVTRが流れる。2人は手をつなぐ。

感想

・ラストは「全部ウソでした~」的にもとれるし、記録していた動画が流れたとも考えられますね。にしても、「成功おめでとう!」なんて映像、1年以上前に撮影したりするものでしょうか……と考えると、担がれたの?
・ドボラグが暴れて、キーボードをバンバン机に叩きつけ、キーがバラバラになって飛び散っていくのがちょっとおもしろかった。やっぱキーボードクラッシャーって面白いですね。