「ストレイン 沈黙のエクリプス」シーズン1・第10話のネタバレ

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あらすじ

第10話 愛しき者 LOVED ONES

ザックがパソコンでケリーの携帯を追跡し、その情報をたどったエフはケリーの乗り捨てられた車を発見する。車内に落ちていた血にまみれたティッシュを見て、嫌な予感が的中したことを悟る。32時間前、職場で感染したマットはケリーの家に戻ってきており、変成が始まっていたのだった…。
ダッチは通信システムは復旧できるが、パーマーの会社ストーンハート・グループの本部に入る必要があるといい、フェットと共にビルへと向かう。ダッチはパーマーの部屋に通されるが…。

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ネタバレ

ザック、エイブラハムの店の売り物のPCをひっぱってきてネットにつなげようとしようとするが、とびとびでしかつながらない。しかしママの携帯を追跡することに成功する彼。エフを呼び、それを見せる。スマートフォンが移動していることを突き止めたのだ。
「動いてるんだな……?」と複雑そうなエフだ。「いい知らせだ」と言いながらも、もしかして?という気持ちが拭えない。

「場所はどこだ?」
メインストリートの角に、携帯電話は移動している。

報道では銀行が破綻し続けているニュースが流れている。嫁を探したいエフは、外に出ることにする。「何を見ても驚かない覚悟をしていけ」という助言と「ママを連れて帰ってね」という頼みを聞き、質屋を後にする。

ネズミがいないのはワールドトレードセンターの地下だったと分析するヴァシーリ。「正面きっての戦いは無理」と分析する彼は、たぶん抜け道があるはずだと語る。閉鎖された道をくまなく調べたいが、正確な地図がなければ難しい、インターネットがこの状態じゃとこぼす。「またパーマーのオフィスには入れれば復旧できる」と言うダッチは、ヴァシーリと共にビルの中に潜入することになりそうだ。

街では略奪が始まっている。嫁のスマートフォンを見つけたが、それを持っているのはホームレスの女だった。「盗んだろ、どこで見つけたんだ」と怒る彼に、ガミガミ言うと教えてやらないという彼女。「警察じゃない、医者だ」と聞くと、途端に態度を変える。ホームレスのヤケドを手当てしてあげるエフ。ようやく、どこで見つけたのかを教えてもらえるようだ。嫁の車のところまで案内してもらう。そこにはマフラーと血の付いたティッシュが残っている。

32時間前。

マットが帰宅。既に彼は感染している。ケリーは寝ているが、帰ってきた彼に気が付く。洗面所に閉じこもるマットを訝しがるケリー。

出勤しているケリー。彼女は教師のようだ。生徒も職員もほとんど無断欠席しているため、休校になる。ケリーも家に帰る。帰宅して再会したマットがおかしい。襲ってきた彼を撃退するも、彼女の眼の中に虫が入っていく。彼女は具合が悪くなっているが、フラフラ出ていく。
「ザック、どこなの……」
ザックのお迎えに出かけたケリー。職員室へ向かう。ケリーが電話にでなかったため、「ダイアンが連れて帰ったのよ」と説明する職員。
「ザックを連れてきて」
「電話をかけてくるわ」と、どこかに電話をかけ始める職員だ。ケリーは外へ出て行ってしまう。

「ケリー」ふと、脳内に話しかけられるケリー。吸血鬼と目が合う。意思疎通する彼ら。彼女は、吸血鬼として目覚める。

駆除課になりきってパーマーのオフィスに潜入することにするヴァシーリとダッチ。「まかせて」というダッチだが、アポなしで潜入しなければいけない。うまくいきかけていたが彼らはあっさりと正体を見破られ、ダッチは1人でパーマーに会うことになってしまう。

17時間前。

一旦家に戻るも、ダイアンのもとへ登場するケリー。彼女はダイアンの息子の血を吸ってしまう。

「何で戻ってきたんだ」と尋ねられるダッチはパーマーに「騙されてムカついたから」と毒を吐く。

「人のDNAは衰えるが、コードは書きかえられる。ハッキングが可能性の限界を探るのならば、私が今しようとしていることは究極のハッキング。命を欺くのだ」
君なら話しても安全だと言われ、怪訝な表情を浮かべるダッチ。パーマーは彼女に「君は無意味な存在だ」と言う。「世界に無視されて恨んでいる、だから俺の仕事に乗ったんだ」と彼女を傷付ける。

15時間前。

「こっちへ来るのだ、こっちへ来い」ケリーは呼ばれている。「私を見よ、喜ぶがいい。その輝かしい定めを受け入れよ」ケリーはうっとりと、マスターを受け入れる。

捕まっているヴァシーリとダッチ。「この次はあんたのやり方で行こう、入口で怒鳴ってわめきちらすんだ」とまた皮肉るヴァシーリだ。「止まってこっちを向け」と執事のフィッツウィリアムに指示される彼ら。殺されそうになってびびる2人だが、フィッツウィリアムは「安心しろ、逃がしてやる」と言う。
「なぜ?」
「私の主人は間違っている。企みには反対だ、君たちを殺せという命令には従えない」
彼に従っている、4人のマッチョもフィッツウィリアムの忠実な部下らしい。
「だったら仲間に入れ、奴らを止めるんだ」という言葉には耳を貸さず「行け!今のうちだ」とフィッツウィリアムは大声を出す。

ダイアンの家へ向かうエフ。割れている写真立てを見つける。地下室に入ると、変成したダイアンたちが吸血鬼に変化して眠っている。ザックの友達の少年もだ。涙を浮かべるエフだが、2人を殺す。そこでケリーのアクセサリーを見つけ、エフは何かを悟って泣きじゃくる。

エフ、エイブラハムのもとへ戻る。「心配した、手掛かりは?」「なかった」と答える彼。ダッチとヴァシーリも戻ってくる。
「君なんか呼んでないぞ!」
「私だっていたくないわ!」
エフ以外の人間は、ダッチをかばおうとするが彼女は怒ってしまった。
「危険だとしても、あんたたちといるよりマシ。あんたたちと閉じ込められるくらいなら」
「外がいいなら好きにしろ」
ザックは「ママは?」と彼に尋ねる。エイブラハムの話を中断して、ザックと話しに行くエフ。ケリーのスマートフォンを渡し、暗証番号を教えてやる。それは「1230」。パパとママの思い出の数字(医大にいた時のパパの住所)だと、エフは語る。
「パパは諦めない」

ママの動画を見ているザック。
誕生日プレゼントの動画だ。サプラーイズ!の声が響く。
(プレゼントの箱の中にミニ自転車→ポーチを見ると本物の自転車があるというサプライズ。気付くだろ)

感想

・ケリーも吸血鬼になっちゃった!
・フィッツウィリアムもパーマーのやり方に反感をもっているようです。
・ママのサプライズ動画がすべってました。