宇宙を泳ぐクジラが見どころ。逆に言えば、それ以外に見どころは…エー…モゴモゴ… という感じでしょうか。
中国映画『マーズ・ミッション2042』を見ました。なんだこのタイトル。
火星に滞在して研究を行う調査隊に迫る危機。別任務中、たまたまそこを通りかかった中国人宇宙飛行士たちは彼らの救助を行うこととなる。そのなかには、調査隊の研究者の息子も混じっており…
という、「襲ってくるミュータントと対決」「火星脱出」というSF要素に親子愛を絡ませてみた感じ。実際、二世代にわたって宇宙飛行士になった親子っているのかな。すごい宇宙好きだな、としか思えないが。
最初は『クジラの子らは砂上に歌う』みたいな感じを想像していたのですが、全然違いましたね。どちらかというと『テラフォーマーズ』のような…
襲ってくるミュータントは植物のようでもあり、生き物のようでもあり…
これを開発したのは人間なのですが、狂った白人博士なのがなんだか闇深い。なぜ白人なんだ。なんか解せないですね。
クジラもものすごく美しいわけでもなく、恐ろしいわけでもなく… そしてネタにもなりにくい… なんという手ごわい映画なんだ…
というわけで、あんまりおすすめしません。おわり。