毒魚給食を子供に提供した過去ってどんなトラウマ?『MARA/マーラ』

マーラ

2018年のアメリカ映画『MARA/マーラ』を見ました。

海外では珍しい?金縛りをテーマにしたホラー作品です。金縛りをテーマにしたホラードキュメンタリー映画は見たことあるんですけど(タイトル忘れた)。

「眠れない」「眠ってはいけない」系のホラーは多いですけども、この金縛りは悪霊のせいなんだ!という設定でストーリーが進んでいきます。

主人公・ケイトは犯罪心理学者であり、不審死した男性の事件を調べていくうちに「マーラという悪霊が人を殺す」という真実にブチ当たります。

しかし、時すでに遅し!ケイトもターゲットになってしまいます。

このマーラは「罪悪感を持つ人間にとりつき、殺してしまう」という性質を持つ悪霊なのですが、そもそも発端となったのがタカハシという男性の存在。日系人でしょうか。

このタカハシくん、給食を作る仕事をしていたけれど「毒の入った魚を子供に提供してしまった」というトンデモ事件を起こしてそのせいで退職していたというムチャクチャな過去を持つ男。その時の罪悪感から霊にとりつかれたらしい。

星のカービィのコックカワサキかな…?

そもそも毒の魚って何でしょうか。フグ…??

まぁこのタカハシくんは既にミイラとなっているのですが、冒頭の不審死男性が通っていた睡眠障害サークルの仲間もバンバン死にます。罪悪感とか関係あるのかね?ってくらい、犠牲になりまくりです。

しかし、救うべきは不審死を遂げた男性の娘!彼女は何も悪くないのに、自責の念にかられていることからマーラのターゲットになっていたのだ…!

ケイトは少女の心を慰め、マーラから逃がすことに成功するも、彼女の母親を誤った診断で精神病院に入れて死なせてしまったという罪悪感からは逃れられず、その夜自らマーラに襲われてしまうのであった…

みたいなオチでしたね。正直、全然覚えてないわよ。

全体的にやす~い感じが否めないホラー映画(警察のシーンが足を引っ張っているような…)なのですが、マーラは茶色いドレスをまとった八尺様みたいな感じで雰囲気がありました。

マーラのターゲットになると目が赤くなって充血していくという設定も特殊ではあるのですが、大人になると「こんなん結膜炎じゃん…痛そう…」「すげー眠そうな人みたい、漫画じゃん」というどうでもいい意見が湧き上がってくるのを抑えられず。