『バイオ・ハザード』映画のシリーズについて調べていたら『ヤバイオ・ハザード』って映画があるのか… ちょっと調べたら分類が「エロティック」だったので、そっとブラウザを閉じた。たぶん『パイパニック』と同じようなことでしょう…
こういう映画って(私が女性ということもあり、必要がないので)見てないけど、どんな内容なんですかね。レビューしている人、見たことない。するべき?
いや、検索してみよう。「クソ」だそうで… そっ閉じ案件ですね…
バイオの映画についてはファイナルを見た記憶がないのですが、
- たしかアグリーベティの上司役の人が出ていたのが1
- エレベーターにみちみちにゾンビつまっていたのって2?
- 高層タワーかけまわってたのって2?
- 中島美嘉が出てきたのが3だっけ?
- 砂漠の中でカラスとガソリンスタンドが出てきたような…これが4?
- タワーマンションみたいな建物に立てこもってヘリから逃げるのが5?船に逃げてたような…?
- いや、ローラが出演したのが5だっけ?謎の砦に立てこもっていたな
- あれ、クローンだけ住む町みたいなエピソードの回なかったっけ?
これくらいの記憶しかねぇわ…
とはいえ、ゲームはなんとなくストーリーわかるのですが。ただ、実況を見ていたのも5くらいまでで、6から後ははっきり… 自分でも全然やってない。
いや、そもそも、こんなに引っ張るのがおかしいよ…
で。新しくリブート映画が出てきたんですけど。
2021年のアメリカ映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』。
ゲームでいうと1と2のあたりをモチーフにしてるのですが、とにかくせわしない。おいしいところどり、ということなのでしょうが。
パンデミックが起きるまでは面白い。ただ、事件が起きてから「時間ないよ!早く早く!」といわんばかりに物語が展開していき、気が付けばあっさりとエンディングを迎えるので、非常に物足りないです。
それではいいところを挙げてみよう。
- キャラクターそれぞれの三次元化を見られるのは面白い
- セットの再現率が非常に高い(警察署の再現に力を入れていて笑ってしまった)
- ピアノでギミックを解くのって映画で見るとやっぱりおかしい。笑った。(邦画『青鬼』でも思ったけど)
- ゾンビがめちゃ怖い(『REC』レベル)
- クリーチャーもめちゃめちゃ怖い
- 全体を通して、非常に雰囲気がある。『サイレントヒル』シリーズに負けないおどろおどろしさ
- 吹替声優がクッソ豪華だぞ
じゃあ、ここから気になったところなんですけど
- 前述したとおり、後半のストーリーがない(ただ逃げてるだけ)
- そもそも、主要人物は死なないのがわかりきっているので、展開が読めてハラハラ感ゼロではある
- 緑のハーブを出せよ!!
- 三次元レオンくん、細すぎないか。
あら、意外と不満点はないな。さくっとバイオが楽しめるのはすごくいいと思う。ただ、物語の深みは一切ない。ひたすらワーワー言いながら逃げる感じのお話。まぁ、ストーリーを深掘りするならテレビドラマにしないと難しいんでしょうね。
主人公のひとり、クレアを演じているのは迷作と言われる『メイズランナー』のヒロイン・テレサを演じたカヤ・スコデラーリオ。美人!
クリスはドラマシリーズを中心に活動しているロビー・アメル。めちゃイケメンだけどゴリラ感があって最高!
この双子がいいなぁと思いました。
ジルもかっこいいし、ウェスカーもまぁ、らしい。レオン役のアヴァン・ジョーギアは『ゾンビランド:ダブルタップ』に出ていたらしいけどなんの役だろう?
ちなみにエイダも最後に少し出てきたので、もしかして続編を作る気か。
個人的に気になったのは、レオンとジルの国籍のルーツがもともとの設定から変更されているところ。最初誰かわからなかったから。ただ、文句はないですよ。
個人的には署長がすごかった。署長すぎる。
ストーリーは割愛するけど
- ラクーンシティにゾンビがたくさん出てきたよ
- 一般市民はほとんど移住していて、貧しい人と警察官しか残ってないよ
- ゾンビが発生して、みんなで逃げるよ
- ジルとクリス、ウェスカーは洋館から逃げるけどウェスカーがアンブレラについてて裏切っていたよ。署長も裏切者だよ
- クレアは警察署に行ってレオンと逃げるよ
- 途中でシェリーを助けるよ
- 地下にある電車で逃げたらクリーチャーが追っかけてきたけどレオンがロケットランチャーでやっつけたよ
- ドヤ顔でトンネルから出ていくよ
という感じ。
前半の「何かが起きそう」なねっとりした雨の夜の描写はすばらしいし、襲われる時のゾンビの怖さは筆舌に尽くしがたい。映画館で見たかったなぁ。
あれだけでご飯三杯はいけるぜ!