「ウォーキング・デッド」シーズン11・第14話『ザ・ロットン・コア』の感想(ネタバレあり)

今回はわりとまんべんなくキャストが出ている印象。

まず、気になるのがマギーやニーガン、アーロン、ゲイブリエルのいる建物のほうのエピソード。

マギーはニーガンと再会し、仲間たちが一堂に会します。しかし、衝撃の事実が!リーダー格の黒人女性・アニーとニーガンは既に結婚しており(前の嫁のことは吹っ切ったのかな…??)、お腹には赤ちゃんが…!?

リディアは複雑そうな、あいまいな表情。これはニーガンが自分を置いて、別の拠点で幸せに暮らしている疎外感なのか?それとも、「お前はそんなキャラじゃないだろ!孤独キャラだろ!!」という気持ちなのか?

コモンウェルスは理想郷ではないと気付く面々ですが、なんとかビルから脱出するために計画を立てます。しかし、トラックの荷台からマギーの息子が見つかったことで、マギーもピリピリ状態に。

ニーガンを憎むマギーの息子・ハーシェルはニーガンを撃とうとしますが、結局やめます(この子、この間までそんなキャラ要素なかったんだけどな)。あとでニーガンは、「あと数年したら決着をつけようぜ」と息子と約束。

ちなみにアニーはニーガンの所業をすべて知ったうえで彼と一緒にいることを選んだそうです。

アーロンとゲイブリエルは屋上にコモンウェルス軍のリーダーを呼び寄せ、その隙に下っ端を制圧。リーダーは屋上から撃ち落とされ(撃ち落としたのはまさかのアーロン。罪もない人をたくさん殺したことをすごく怒っている様子)、彼が殺した人たち(既にウォーカーに転化)に食い殺されて終わり。

一方、ダリルとロジータはパメラの息子に強盗を命じられていました。ウォーカーがうようよする街に行き、かつての知り合いの家の金庫から金を盗んで来いと命令されたのです。しかも、子供のことを脅迫して強行するという鬼畜ぶり。

彼らは潜入に成功するも、目当ての金庫室には女性が!以前、同じ任務をコモンウェルス軍の兵士に命じられた一般人たちがいたのですが、当然スキルがないために失敗。生き残った女性1人が閉じ込められていたのです。

エイプリルという女性を救助して金を回収したダリルとロジータですが、アラームがなってウォーカーが集まってきます。ピンチ!しかしそこに現れたのがマーサーとキャロル。キャロルはダリルがランチの約束に来ないことから、マーサーを呼んで助けに来た模様。ここ、激アツですね。

しかし、脱出中にエイプリルは死亡してしまいました。あっけない死。

脱出後、悪びれない兵士たち(パメラの息子と共謀しているのか、金をかすめとろうとしていたのかはよくわからないが、おそらく後者)を射殺するマーサー。

金を手に入れたパメラのアホ息子はにやにやしていましたが、マーサーは何かを感じて考えているよう。もちろん、ダリルとロジータも。しかし、このアホ息子の演技がうますぎて超イライラするぞ!

リーダーのローガン(だっけ?)と連絡がとれずにイライラするランスのもとに現れるキャロル。兵士に命じられ屋敷に潜入し、無駄死にした一般人はなぜそんなことをさせられたのか?について尋ねるキャロルですが、ルールに反するとそのような目に遭うものだし、それは当たり前だとランスにしれっと言われてしまいます。お互い涼しい顔をしつつも、こちらもバチバチ。

しかし、コモンウェルスの武器を略奪したのは誰なのか?

アニーとニーガンのいるグループではない、アレクサンドリアでももちろんない。そうです、ダリルの元カノでした!という、想像通りのオチ。腕の太さが素人じゃないっす。

いつ見てもコモンウェルスの甲冑に笑ってしまうのですが、よく考えたらマスクをつければキャストの感染防止になるからか。それは賢いですね。

ということは、アニーやニーガンたちはアレクサンドリアに隠れるフラグ?そしてマギーとダリルがアレクサンドリアの壁を挟んで敵対してみえるようなシーン(第9話で出てきたよね)は、彼らを差し出せと言いに来た??

最終的にはランスたち率いるコモンウェルス軍が敵になるのか、それとも反コモンウェルスとコモンウェルス軍の戦いにアレクサンドリアも巻き込まれるのか?

もしかして、ランスとダリルの元カノが手を組む展開とかあるのかしら?

元カノは誰に復讐するつもりなのか?と考えると、どう考えてもマギー!ダリルは見逃してくれたけど裏切られた感もあるだろうし… 許せない気持ちはあるかもしれないですけど、憎いのはマギーなのかな。

そしてリックとミショーン、どうするんでしょうか。ラスト5分くらいで足引きずりながら戻ってきてダリルと感動のハグとかで終わりそうな気もしてきた。