「ウォーキング・デッド」シーズン11・第12話『ザ・ラッキー・ワンズ』の感想(ネタバレあり)

最終シーズンのキーマンがまさかのマギーということに驚きを隠せません。あんなに冷遇していたのに…!?

今回もユージーン、マギー、エゼキエルとキャロル、アーロンが中心に話が進みます。

ユージーンはステファニーの本物=オレンジ甲冑おじさんの妹・マックスということに呆然。彼女は相当な秀才らしく、がらくたから無線を組み立ててユージーンと交信。見えない相手に恋心を膨らませていた彼女ですが、兄に無線の存在を見つかり、彼に連絡できなくなってしまいます。

さらに、彼女はコモンウェルスに来たユージーンにすぐ気付いていたのです!しかし、偽のステファニーと幸せそうな彼を見て身を引いた… という、純愛エピ。マックスを傷付けたことを知り、さらに心を痛めるユージーン。

ロジータはユージーンを慰めます。吹っ切れたユージーンは、家までマックスを訪ねて謝罪することに(行動力こわい)。彼女に小説を見せると約束を交わしました。

一方、パメラとランスはアレクサンドリアに視察に。アーロンがアレクサンドリアを仕切っていますが、彼はランスとうまく付き合っていきたいと考えています。アレクサンドリアのもともとのリーダー、ディアナとパメラが旧友だったこともここで明かされます。まぁ、もともとのアレクサンドリアの住人ってほとんど残っていませんが… レギュラーだとアーロンくらい?

パメラたちはオーシャンサイドも視察しますが、リーダーのレイチェルからは「マギーが協定を結ばないと聞いているから、それに従う」と告げられ呆然。ヒルトップも同様らしいですが、今は囁く者たちの残党が住んでいるのか??

野心家のランスはマギーを説得しようとし、マギーの親しい人たちも「協定を結ぶべきだ」と主張。それでも、マギーは拒否を続けます。“何か”を犠牲にしなければ、パメラの仲間になれないと勘付いているから。ランスはパメラに責められ、イライラ。彼自身にも何か秘密があるような…(明らかにコモンウェルスのトップに立つためにクーデターを実行しそうな雰囲気)。

マギーにも変化が。たしか元王国民で、弓が得意なダイアン(この人も意外と息の長いキャラクターですね)はマギーとともに森に入る仲でしたが、コモンウェルスに行くとマギーに告げます。なぜこんなに苦労をするの?コモンウェルスに行けば幸せに暮らせるのに!と思い出している住民たちもいるのです。

こちらはあまり長いエピではありませんが、エゼキエルの話も進展。エゼキエルは手術ができることになり、驚きます。そこにキャロルが噛んでいることに気が付き、「ズルをするものではない」と怒りますが、結局は彼女の言うとおりに手術を受けることに。ユミコの兄が執刀してくれるようです。

あと、リディアは最後、アレクサンドリアを旅立つのかなぁという感じの相談をダリルにしていましたね。もしかして、ニーガンと合流して外に出ていくことになるのかなぁ?と想像しています。ニーガンとジュディスの絡みは結構好きだったので、もっと見たかったですね。