娘を殺した犯人は許さない!6日間の拷問が幕を開ける『拷問男』

拷問男

なんでこの映画見たんだか忘れちゃった… オーストラリアの映画『拷問男」。2012年の映画。DVDのジャケットに『イダイヨォー… イダイヨオー…』って書いてあるの、ふざけてるのか悪趣味なのかわかりませんね。

オーストラリアのホラーってわりと拷問モノが多い気がするんだけど気のせいかな?

原題は『DADDY’S LITTLE GIRL』。そこからもわかるように、娘を失った父親が犯人に復讐する話であります。こういう映画は前例があるとはいえ、見るとつらいものがあるなあ。

一人娘ジョージアを突然失った主人公。誘拐されて殺された娘のことを思い落ち込む中、とあることをきっかけに自分の実の弟・トミーが殺人鬼だと知ってしまうのです。

この弟がトンデモナイ野郎で、小さい子供を狙って殺しまくっていた快楽殺人鬼、サイコパス、ド変態なんですね。しかも暴力を振るうだけでなく、性暴力も… 怒りでブルブルする主人公。

彼は弟を拉致監禁して娘の年齢の数だけ(6歳だから6日間)弟に拷問をしまくると決めます。

指を切ったり膝を砕いたりするのはもちろん痛そうですが、パイプをお尻に入れる→有刺鉄線を通す→パイプを引き抜くという拷問もすごい。叫び声をあげられないように気管も切開しているというテクもすごいが。外科医じゃなくてもできるんですかね。

結局その所業は様子を見に来た同僚から警察にバレ、逮捕される主人公。しかし驚くべきことに、拷問されまくっていたトミーも生きていて、刑務所に収監されていることがわかります。すごい生命力だ。

被害者の親の怒りたるや想像を絶するものでしょう。そりゃあ、気持ちはわかるよ… でも同じところに堕ちてどうするんだよ… というせめぎ合いがありますね。

ただ、オープニングの娘が生まれてから育つまでの成長ムービーはちょっと辟易しました。このオープニングムービーが長いのよ。

わりとシンプルなストーリーですが、主人公がサーフボードの職人ってところがオーストラリア感ありました。ちょっと製作過程自体が面白そうだったわ。